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魔王を倒した英雄~300年後に飛ばされ世界を統べる~  作者: 乱丸


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18/19

救出

アリューシュ、バケモノは任せたぞー。

 俺は女性達を助けて来るぜ。

 これはモテモテだな。


はいはい。

アリストは群がる盗賊達を斬り捨てる。

 ほとんどの盗賊を始末した。

 後方で戦っているアリューシュの相手の存在値が跳ね上がったな。

 何をしたのだ。

 まぁ、アリューシュの敵では無さそうだ。

 城内に入り、地下の入り口を見つける。

「罠はなさそうだ」

 地下に降りて行くと複数の牢に女性が囚われている。

「皆さん、無事ですか」

 30人、全員若い女性だ。

 アルテシアを見つけた。

「アルテシアさん。ご無事で良かった。皆さんも動けますか。助けに来ました」

 驚くアルテシア。

「アリストさん。どうやって、こんな危険な所に。盗賊が何百人も居るのですよ」

「上で連れが戦っていますが、大丈夫でしょう。安心してください」

 ディスペルの魔法で全ての鍵を解除する。

 安堵の声が上がる。

「さ、皆さん早く・・・ちょっと待って下さい」

「アリストさん、どうしましたか」

「アルテシアさん。邪魔ものが来たようです。皆さん、私が戻るまで動かないで下さい」

 全員が不安な表情を浮かべる。

「問題ありません。皆さん心配ありませんので、落ち着いて待っていて下さい」

「アリストさんの事を信じましょう。皆さん」

 アルテシアが皆を落ち着かせる。

 全員が頷いた。

 アルテシアに笑顔を向けて、アリストは奥にある階段に向かった。

 階段を駆け下りて来る足音が聞こえる。

 15人か。足かせが付いている音が5人分。

 足音に向かって走り出す。

「うお。貴様。侵入者か」

「正解だ」

 盗賊が剣を抜く前に4人が斬り倒された。

「殺せ」

 更に5人が斬り倒される。

「遅い」

「な、何なんだコイツは。動きが見えねぇ」

 最後の1人、ハリスはとっさに人質を取った。

「キサマ、大人しくしろ。この女が死ぬぞ」

「人質か。無駄だ」

 こそっとウインド・スラッシュを放つ。

 剣を持つハリスの腕が床に落ちる。

「うおおお。腕が~」

 血を浴びた女性が悲鳴を上げる。

「バケモノだ」

 逃げだしたハリスにファイア・ボールを放つ。

「ぐあぁぁぁ」

「松明の代わりには丁度良いな」



全員無事で何よりだ。

 アリューシュは終わったか。


私の見せ場は次回ですわ。


おー、楽しみだ。

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