第43話【断絶の9日間XI・後編】〜羞恥検査の真実、可視化される肉の穴〜
「15番、合格だ。光也、検査してやれ」
由羅様の冷淡な許可が下り、光也様の事務的な指示が飛ぶ。
「はい。15番、そこの検査台にあがり、ビデオカメラに尻を向けるように第二服従姿勢をとり、顔はあげろ」
「……かしこまりました」
私が指定された姿勢をとると、光也様は手慣れた様子でカメラを調整した。目の前に置かれたモニターの画面。そこに映し出されていたのは、パックリと無防備に開いた私自身の、最も醜い場所だった。シワの一つ一つから粘膜の質感、電流と振動に耐えて赤く充血した肌の様子までが、残酷なほど鮮明に可視化されている。
「15番、今お前が見ているものは、お前自身の後ろの穴だ。絶対に画面から目を離すなよ」
「かしこまり……ました」
「アナルの健康を検査するために、閉じたり開いたりしてもらう。アナルにも病気はあるだろ? 形状変化を観察し、健康状態を確かめるわけだ。もし異常が見つかったら、その画面を使ってわかりやすく解説してやるからな。ほら、さっそくヒクヒクさせてみろ」
「かしこまりました」
私は、自分の意志を殺して、アナルをキュッと閉じました。シワごと丸く引き締まるのが画面越しに見える。力を抜くと、それはまた無防備に立ち戻る。キュッと引き締め、力を抜く。下着から流れ続ける電流と振動が、私の感覚を麻痺させていく。その刺激のせいで、私の指図を待たずにお尻が微かに震え、自分自身の意思とは裏腹に、画面の中の肉の穴がヒクヒクと蠢き続ける。
壇上に居る由羅様や凜人様、真冬様だけでなく、検査を終えたクラスメイトや補助員の視線が、私の秘部に突き刺さっているのが肌でわかった。
「ちなみに、この映像は録画されているからな」
「うぅ……」
「こら、勝手にやめるな。必要な検査だから、ちゃんとしろ」
「……申し訳ございません」
私は一定のリズムでヒクッヒクッと穴に力を出し入れする。画面から目をそらさないよう命じられているため、私は自分の穴が疼く様子を、自ら観察し続けなければない。
「開いて。閉じて――開いて。閉じて」
光也様のリズムに乗るようにして、私の穴は萎んでは開花することを繰り返す。その収縮に合わせて顔が赤く染まり、私は頬の熱くなった羞恥を歯で噛み殺すような表情で耐え忍んだ。
「では、次に直腸の粘液を採取する. 綿棒を挿入するので、15番のアナルを開帳してやってくれ」
「はい」
大和様の手が私のおしりを鷲掴みにし、グニっと肉を左右に押し広げました。穴を伸ばされた皮膚の緊張は、裂けそうなほどぴんと張り詰め、その様子もまた高画質な映像を通じて私の目に焼きつく。
光也様は、私の穴に綿棒を近づけ、その先端でちょこんと触れた。
「ひ……っ!」
未開発の場所に触れる異質な刺激に、思わず私は仰け反った。
「動くな」
おしりを掴んでいる大和様が重みをかけ、身悶えする私の動きを抑え込むが、それでも刺激されるたびに私のおしりは跳ね、大和様は左右に暴れる肉を鷲掴んだまま、力任せに制御した。
「動くなと言っただろ? 後でおしおきな」
「申し訳……ございません……っ」
自分のおしりが動かないよう腰に力を入れ、触れてくる綿棒の感触をじっと堪える。光也様は綿棒の頭を、私の内側へと深く埋め込んだ。
「はい。1、2、1、2」
光也様が再び手拍子でリズムを取り始めると、私の穴は下着の振動に誘発されるように、綿棒に吸い付いて反応してしまう。
「尻尾を振るのが上手いな、15番。ほら、もっと尻尾をフリフリしないか。はい。1、2、1、2」
私はひたすら唇を噛みながら耐えた。
「大和、プリプリの可愛い美尻を叩いてやってくれ」
「はい」
光也様のリズムに合わせて、大和様が左右のおしりを交互に叩き、プルンプルンと私のおしり肉を大きく弾ませる。叩かれるたびに起こるおしり肉の振動までもが目の前の画面で放映され、それが私のプライドを無残に引き裂いていく。私は、ついに泣き出してしまった。
「なんだ? 15番、泣いちゃったか?」
「もう……お許し……ください……お願いいたします……」
涙ぐんだ声に大和様の手が止まり、光也様も手拍子をやめ、穴から綿棒を引き抜いた。
「検査終了だ。あとは画像データを採取させてもらうぞ」
残りは、私の公開撮影会でした。光也様は一眼レフを手に取り、レンズを限界まで近づけてシャッターを連打します。股を割られたまま、私の屈辱に満ちた泣き顔と、ヒクつく秘部を同じフレームに収めて。
「今度は全身を撮るぞ。拘束を解いてやるから、ベッドから降りて、第四服従姿勢で立ちなさい。オ就職試験勉強の資料に使うから、いい表情をしなければ就職出来ないかもしれないぞ? 就職出来なかった家畜は、学園の下働きや教師の専属家畜として一生飼い殺される。外に出ることは許されない。そんな生活は嫌だろ?」
正面、左右、背面。全方位から、私の肉体は『記録』された。
「15番。これで全て終了だ。第二服従姿勢」
「かしこまりました」
私は、大和様に引きずられるようにして、待機場所へと戻った。




