第21話〜屈辱と羞辱、顕になった潤んだ純潔の花〜
「これより午後のオリエンテーションを開始する」
壇上に立っているのは、午前中に引き続き、私のお兄ちゃんだ。その瞳には一切の情熱がなく、ただ冷徹な光だけを宿して私たちを見下ろしている。横には、まるで装飾品のようにれなが『第一服従姿勢』で跪き、静かに控えていた。
「午前に学んだ『服従姿勢』は、精神を屈服させるための基礎だ。午後の『拘束姿勢』は、自らの肉体を管理者に預け、完全に無力化されることを自覚するための型となる。拘束を解いてやれ」
お兄ちゃんの冷淡な合図で、光也様たち補助員の手によって私たちの手錠が外された。一瞬の解放感も束の間、すぐに次の地獄が宣言される。
「れな、第一拘束姿勢」
れながとったのは、移動時に見慣れた後ろ手での拘束姿勢だった。
「この姿勢は全員もう出来るよな? 練習はしない。れな、第二拘束姿勢」
次にれなが晒したのは、大きく脚を開かされ、太ももの内側から回した両手で自らの足首を掴み、その手首同士を鎖で連結される姿勢だった。股間を完全に割り、自らの手で逃げ場を塞ぐその姿は、見るからに恥辱に満ちている。
「全員、第二拘束姿勢」
お兄ちゃんの号令に、私は必死に体を折った。けれど、身体が硬い私にはあまりにきつい姿勢だった。指先が足首に届かず、上手く姿勢を作れない。
「毎日自主練習時間に柔軟しろ。硬すぎる。今日は俺が特別に教えてやるよ」
光也様が背後から強引に私の脚を割り、無理やり腕を潜り込ませてきた。
「ありがとうございます、光也様……っ」
「れな、第三拘束姿勢。――その他の性徒共、そのまま待機」
お兄ちゃんの言葉に従い、れなが壇上で新たな形を晒した。それは今日習ったどの姿勢よりも恥ずかしく、そして苦しいものだった。仰向けの状態から両膝を極限まで胸に引き寄せられ、足首と首輪を短い鎖で直結される。強制的に腰が浮き上がり、秘部が天井を向いて、誰の目にも明らかなほど無防備に晒された。さらに股の間を通した腕を、足首を固定している鎖に直接繋ぎ止められる。
「全員、第三拘束姿勢」
ついにお兄ちゃんから、悪魔のような命令が下された。
(恥ずかしい……、苦しい)
自らの腕が支柱となり、物理的に脚を閉じることができない。それどころか、首を少しでも動かせば鎖が足首を引っ張り、同時に股の間が強制的に引き裂かれるような仕組みになっている。
「お前の純潔の秘部が丸見えだな。もう濡らしているじゃないか。変態。後でたっぷり可愛がってやるから我慢しろ」
光也様が、極限まで開かれた私の秘部に吐息を吹きかけながら卑猥に囁く。
「かしこまりました、光也様……っ」
「どんどん濡れてきているぞ、15番」
「あぁっ……恥ずかしいです、光也様ぁ!」
「これ、押したらどうなるかな?」
也様が、手元にある発信器のスイッチをわざとらしく見せつけてくる。極限の拘束の中で、さらなる快楽の拷問が始まろうとしたその時だった。
「拘束を解け」
お兄ちゃんの声が、冷たく体育館に響き渡った。
「残念だったな、十五番。後の楽しみにとっておこうな」
光也様は名残惜しそうに笑い、スイッチをポケットに収めた。
「では、午前同様テストを行う。間違えた性徒、反応が遅れた家畜は壁側に連れて行け。4組、5組検体番号偶数、第一服従姿勢。4組、5組検体番号奇数、第七服従姿勢。残りの検体番号偶数、第二拘束姿勢。一組検体番号15番、第三拘束姿勢。残りの家畜全員、第四服従姿勢」
なぜか私だけ、テストの間ずっと一人だけ別の、最も屈辱的な命令を与えられ続けた。羞恥で頭がどうにかなりそうになりながらも、ただ晒され続けることしか許されない。
やがて、脱落した家畜が全体の四分の三に達した頃、地獄のような個人練習が始まった。




