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支配された帝国【番外編】、淑女養成学院  作者: 鎖乃れいな
第二部〜屈辱のオリエンテーション開始

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第11話 深淵の鎖【Ⅲ】〜壊れゆく、従妹の輪郭〜(時弥視点)

 「検体番号15番、今から2時間、お前を検査してあげます。ただし、最果てに達することは決して許しません。いいですね?」

蒼空叔母様の冷徹な声が響く。15番の目は『何言ってんだこの人』って、信じられないものを見るような色に染まってた。ふん、相変わらず分かってないな。

バシーン!

乾いた音がして、15番の顔が弾かれる。

「昨日あれほど躾けてあげたというのに、また悪い子になるのね。お前たち、存分に構ってあげなさい」

蒼空叔母様の合図で、俺たちは手に持った『小型マッサージ機』を15番の肌に滑らせた。首筋から胸元へ、震える振動が這うだけで、こいつの体温が跳ね上がるのが分かる。左右の腋の下に同時に押し当ててやると、バイトブロック越しに悲鳴に近い喘ぎを上げてよがってやがる。

(……こいつ、本当に処女なのか?)


 確かめたくなった。幸い小柄な個体だ、利き手じゃなくても片手で十分押さえ込める。俺は左手で15番を診察台に組み伏せ、その秘部へと手を伸ばした。


 15番は知らないが、学院では、あらゆる物に媚薬が仕込まれている。あらゆるもの、つまり、食事にも含まれているということだ。朝食の紅茶に仕込ませたそれが効いてるんだろう。指を伸ばせば、そこは既に洪水状態で、俺の指をすんなり受け入れた。だが、咥え込んで離さない内壁は驚くほど狭い。どうやら処女なのは本当らしい。

(貫通式は、俺がやりたいな)


 「アァッ……!」

指を奥まで突き立てて、検診してやる。いい声だ。

俺はそのまま腰を落として、拘束の位置を調整しながら、今度はつぼみに直接吸い付いてやった。俺の飼ってるペットにも好評な、高速で舐め上げる技だ。


 「アァッ……んん……っ!」

15番が身悶えする。そろそろ『仕上げ』といこうか。俺が『医療用マッサージ機』を手に取ると、15番の目が恐怖でガチガチに固まった。処女のくせに、これが何を意味するかは本能で理解してるらしいが、今回は勘違いだ。だって俺は股関節の神経節のマッサージをしてやるだけだからな。

ブォォォォォ……。

うなりを上げる暴力的な振動。そいつを15番の目の前で見せつけてやると、こいつの視線はもうそれに釘付けだ。恐怖の対象から目が離せず、股間へと向かう先端を、涙目で追い続けてくる。


 「逃がさないよ。お前はもう一般人じゃない。龍雅院家のための、『検体』になるんだ」

極限まで追い詰め、神経節を押し潰すようにそれを全力で押し当ててやった。

「あがあああああああっ!」

最高だ。これまでにない絶叫。バイトブロック越しでも、肺の中の空気をすべて吐き出すような凄まじい絶叫が視聴覚室に響き渡る。15番は髪を振り乱し、意識を飛ばすことすら許されないまま、強制的に快感の濁流へと叩き落とされた。


 ブシャーッ! と派手におもらししたが、俺も研修医たちも手を止めない。それどころか、一人が胸を、もう一人が内腿を執拗に触診し、逃げ場を完全に塞ぐ。汗と涙と涎でぐちゃぐちゃになった15番の顔は、もう羞恥すら感じられないほど白濁していた。

もはや、その瞳には光が宿っていない。ただの肉の塊として、俺たちの診察を無機質に受け入れるだけの存在に成り果てようとしていた。


 その時だ。バォォォン!!と物理的な衝撃と共に、防音扉が跳ね上がった。

「蒼空、またお前か。なぜお前がここにいる。お前たちもやめろ!」

現れたのは、凜人叔父上に愛理叔母上……それに、兄上?


 ……おい、冗談だろ。どうして兄上がここにいる。父上にバレたら、俺の立場は本気でヤバい。

「あら、お兄様。愛理と蒼弥も居るじゃない。今日は大勢でわたくしの調教を邪魔するのですか?」

蒼空叔母様が余裕の笑みで応じるが、兄上の声は氷のように冷たかった。

「お前には、凜人が関わるなと命じたはずだ。琉雅院家本家当主代理として命じる。蒼空、お前を学院長から解任、いや、琉雅院家より勘当する。これは当主である父上の決定だ」


 「……っ! お待ちください、蒼弥様! 言いつけを破ったのは謝ります。ですが、それだけで勘当なんて納得がいきません!」

蒼空叔母様の顔から余裕が消える。だが、兄上の追撃は止まらない。

「私が何も知らないとでも? ここで罪状をすべて読み上げてもいいんだぞ」

「……わたくしから説明いたしましょうか、蒼空様」

静かに進み出たのは、田中の野郎だった。あいつも本家のスパイだったのか?田中は『自由をプレゼントします』なんて皮肉なことをぬかして、蒼空叔母様を絶望の淵に突き落とした。


 (マズいな。ここにいたら俺まで道連れだ。逃げるか)

俺がその場を離れようとした瞬間、兄上の鋭い視線が俺を射抜いた。

「それから時弥。このことは父上もご存じだ。処分が決まるまで寮で謹慎していろ。二人をつまみ出せ」

「……チッ」

いつの間にか現れた警備員に両脇を固められる。俺と蒼空叔母様は、惨めに喚き散らしながら、部屋から引きずり出される羽目になった。





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