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支配された帝国【番外編】、淑女養成学院  作者: 鎖乃れいな
第4章〜神の器として〜

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第101話【器・転Ⅱ】〜器の証、鋼の刻印〜

 鴉様の低い声が響いた。

「001番、晴れて器になったお前への俺からのプレゼントだ。少し痛いかもしれないが、頑張ってくれ」

 「……かしこまりました」

 私は目を伏せたまま、震える息を吐いた。心臓がうるさい。みんなの視線が、私の裸の身体に突き刺さっている。


 (……恥ずかしい……こんな姿を、大和様にも、聖蓮叔父様にも、零号にも……全部見られている……)

お兄ちゃんがこのサイズを勧めてくれたと聞いた瞬間、顔が熱くなって、耳の先まで赤くなった。

(私の苦しむ顔を想像して、喜んで選んでくれたなんて……どうして、そんなことで嬉しいと思ってしまうの……?)


 「まずは胸から始めるぞ」

左の乳首に冷たいペンが触れた瞬間、私は小さく肩をすくめた。

(あ……見ないで……こんな事...みんなの前で……)

鴉様の指が優しく摘むだけで、そこがぴんと硬くなってしまう自分が、たまらなく情けなくて、恥ずかしい。


 ニードルが近づく気配を感じたとき、頭の中が真っ白になった。

(怖い……痛い……でも、逃げてはいけない……私はもう、大元帥閣下の器……)

胸を貫く鋭い刺激が来た瞬間、涙がにじんだ。

「うっ……んんっ……!」

痛みよりも、この行為をみんなに見られているという羞恥が、私の胸を締めつける。リングが固定される感触に、私は唇を噛んだ。

(これで……私のここは、永遠に器の印…を…もう、隠せない……)


 「次は右側だだ」

右側も同じように刺激され、私は耐えきれずに小さく声を漏らしてしまった。

痛みが走るより先に、羞恥の熱が全身を火照らせる。零号が私の口に唇を重ねて塞いだとき、一瞬だけ安堵したのに、すぐにまた恥ずかしさが襲ってきた。

(キスまで……聖蓮叔父様の前で……私は本当に、玩具みたい……)


 そして、鴉様の声がさらに低くなった。

「001号、零号と同じではつまらないな。もっと深淵に、お前の器としての証を刻んでやる。……そこを開くぞ」

「仰せの...ままに...我が...主…」

 その言葉を聞いた瞬間、私の心は激しく揺れた。

(下……? そこにまで……みんなの前で……!?)

最大の羞恥が、波のように全身を飲み込んだ。顔が真っ赤に染まり、涙が止まらなくなった。

(大和…様…ごめんなさい……あなたが守ろうとしてくれたのに、私は今……一番隠したい場所を、鴉様に晒して、印を刻まれようとしている……)

大和様に押さえつけられる体勢が、私から最後の抵抗を奪う。脚を開かされているような感覚に、頭の中が真っ白になるほど恥ずかしかった。


 そこに強い刺激が走った瞬間、私は全身を硬くした。

「っ……あぁ……んんっ……!」

痛みと屈辱が混じり合い、頭の中を埋め尽くす。

(恥ずかしい……恥ずかしいよ……でも、鴉様に所有されるこの感覚……どうして、こんなに胸が熱くなるの……?)


 消毒液が塗られたとき、熱い刺激が広がった。私はもう声を出すこともできず、ただ涙を流しながら、心の中で繰り返していた。

(私は、鴉様のもの...こんなに恥ずかしくて、辱められているのに……どうして、私はここにいたいと思ってしまうのだろう...。)

みんなに見られて、身体の奥まで晒されて……それでも、私は鴉様の器でありたい。


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