第一試合 2.正道館
ガラス張りの両開き扉を押し開けて屋外に出た瀬々英里奈は、数日ぶりの晴天に足を止め、目をすがめる。
冬の間はどこか薄く見えていた空が青々とした色を取り戻していて、敷地の囲いに沿って並んだ木々にも若葉が目立ってきている。すっかり春の様相だった。
「この感じだと、夏もすぐに来そうだわね……」
「そうですね。梅雨の時期になれば、気温も幾らか落ち着いてくれると思うんですけど」
英里奈の呟きに乗ってくれたのは、半身でガラス扉を後ろ手に閉めている有働渚だった。くしゃっとした柔らかそうなダークブラウンのショートヘアがふわりと揺れている。
日鶴の南部に位置する穂尾地域は、夏にかけて気温が上がりやすい傾向にある。梅雨明けの比較的早い時期に最高気温が真夏日並みとなることもざらだった。
夜間の気温も高いままで、寝つきにくかったり、途中で目が覚めてしまったりと兵士や格闘家に大切な睡眠の質を悪化させがちだ。
ミノタウロの風貌をした双子の柔術家と交互に汗だくの時間無制限グラップリングバトルをするという悪夢を見てしまったとげっそりする特殊格闘兵もいて、どうしてそんな夢を見たのかよくわからないながらも英里奈は想像するだに恐ろしく、同情を禁じえなかった。
真夏日や熱帯夜の日数が増えると、疲労もあって訓練中に熱中症にかかりやすい。
格闘技の大会と同様に、戦線でも欠場選手を出してしまうことはできる限り避けなければならない。部下の体調に今まで以上に気を配らなければ、と心に留める。
英里奈の分隊の一人でサブリーダーを担っている渚に「水分はこまめに取るように、と隊内に再度周知をしておいて」と注意を促した。続けて、練習環境の衛生管理にも言及をする。
「あと、先ほどあなたの言ったとおり、梅雨もあって湿度も上昇していくだろうから、訓練後の床や器具などの拭き掃除はきちんとするように。換気も定期的にして、空気を入れ替えてちょうだい」
渚の「了解しました」という返事に、英里奈は再び歩き出した。暖かな日差しに少しその場に留まりたそうにしていた渚も、向かう所は同じなのでついてくる。
軍靴が接地する地面からの反動を心地よく感じている英里奈の横を、ひとかたまりとなってロードワークをしている別分隊の兵士数人が通り過ぎていった。
体育館に接している舗装路では、屋内に入り切らなかった十数人の格闘兵が上官の号令のもと、正拳突きと下段蹴りのコンビネーションを繰り返している。
それらは当然、日鶴人が圧倒的多数を占めているのだが、少数ながら外国人も、ともすれば合衆国の出身とわかる兵士も何人か見られた。キックボクシングや総合格闘技の大会に集結した選手達を見ているかのようだ。
日鶴は、極東圏における専守防衛力の強化に端を発した安全保障条約を合衆国と結び、合衆国軍の駐留と合同訓練を受け入れてきた。
その技術提供やノウハウの共有は副次的に、日鶴古来の武道と近代の近接格闘術の融合を促進し、総合格闘技を一段高い次元へと引き上げることになる。
しかし、合衆国の国防省が日鶴軍との軍事力均衡を危ぶみ、一方的に駐留合衆国軍の軍縮を決定。日鶴の防衛省としては当然、容認できるものではなかったのだが、予想外にも駐留合衆国軍までもが日鶴側についてくれたのだ。
面目を潰された格好の国防省は、それでも同士討ちを回避して、民間軍事会社のズッファに駐留合衆国軍の指揮系統奪還を指示する。ズッファは仕事だとばかりに日鶴へ軍隊を送り込み、主に沿岸部で交戦が発生。
というのが、全世界で既知の事実となっている、この戦争の内実だ。
大国ゆえか合衆国政府も一枚岩とはいかず、国防省のやり方に賛同できないと離反及び反旗を翻す州や州知事が出てきているようで、現在、ズッファ会社への投資は鈍化の傾向にある。このまま、ズッファ自身も金にならないと判断して手を引いてくれればよいのだが。
もっとも、ここのところは、日鶴軍も良くない状況といえた。
十年ほど前から陸軍と駐留合衆国軍で合同的に編成されている格闘兵集団をK1軍、約五年前に別動隊のような形で新たに組織された集団をプライド軍と呼称しているのだが、最近、双方の敵対感情がこじれてしまっている。
隊員の移籍問題や、「実は、プライド軍は裏で合衆国軍と交渉しているのではないか」といった疑惑が持ち上がるなどで、軍隊がK1軍とプライド軍とに完全二分されて、険悪な関係に陥っているのだ。昨年末にK1軍の元帥が脱税の発覚を受けて辞任したことも影響があるのかもしれない。
英里奈達が属しているのは後者の、プライド軍だ。UFC軍に真っ正面から対抗しうるほぼ唯一の戦力のために先述の嫌疑はとりあえず置かれているが、日鶴軍内部での肩身はやや狭いといわざるをえない。
「こうして眺めてみると、グローバルな体育大学かメガジムのトレーニング風景にも見えなくないわね」
独り言めいた感想に渚が応じてくる。
「まあ、そもそも、ここはれっきとした大学ですから」
彼の言うとおりだった。英里奈と渚が立っている所は正道館大学と呼ばれている武道大学の穂尾キャンパスの敷地であり、二人が眺めている建物もその大学の校舎や棟なのだ。
ただし、そこに籍を置いている学生の姿はない。この辺りは避難区域に指定されているため、内陸の他キャンパスに学部や学科を統合して人を移し、穂尾キャンパスの方は無期限休校となっている。
格闘兵の訓練に有用な施設や設備が揃っていることもあり、日鶴軍が敷地や施設を借り受けて、近辺の沿岸地帯を防衛する混成団の駐屯基地として利用しているのだ。
(そのため、サンドバッグの布地などが汚れたり臭ってきたりしても、借り物だからと簡単には処分できないのよね……。はぁ、交換したい)
いつも前髪を横分けにして額を見せている英里奈だが、足を動かしている内に、その肌に汗が薄っすらとにじみ始めた。
他の分隊長と共に招集をかけられて先ほどまでブリーフィングに出席していた英里奈は、真面目な性分も重なり、軍服をきちんと着用してきたのだ。服装の指定はなかったのだから比較的、着用感の楽な迷彩服で行けばよかったものを。
しかし、一気に暖かくなった今日、外出するにはその格好はいささか厚着だと認めざるをえない。冷え性の予防にと、スカートの下にストッキングを履いてしまったので余計に。
英里奈がちらっと見やれば、ブリーフィングルームから退室した後の廊下で折りよく合流した渚は迷彩服で、今はその上着も脱いで腰に巻いていた。
(若い子がやると多少ラフでも様になるわね……。顔がいいからかしら)
二十代前半の英里奈にはそんな真似はできず、小さく息を吐く。耳ざとく聞きつけた渚が首を傾げる。
「どうかしましたか。ブリーフィングで何か気になることでも?」
「ううん、他愛もないことを考えてただけ。大丈夫よ」
「……ああ、わかりました。C分隊の藤間和貫さんが何を言っているのか、いまいち要領を得なかったんでしょう? あの人はプライド軍に配属されて長いらしいんで、たぶん魔改造兵との連戦でダメージが蓄積していてパンチドランカー気味なのかもしれません」
「……はっ?」
英里奈は思わず眉根を寄せてしまった。開いた口も変な形になっているかもしれない。
魔改造兵というのは、超人改造によって驚異の戦闘能力を得た格闘兵の総称の一つで、主に侵略軍側にいる個体を指して言うときに使われる。他の呼び方にはチート兵などがある。
なお、味方の軍に当該の兵士がいる場合には、強化兵といった呼称を使用することになっている。敵のそれと同系統だということをあまり末端の兵士や世間に知らしめたくないためだ。
だが、英里奈はそんなことが気になったのではない。渚の天然っぷりに唖然としているのだ。
「気にしないであげてください。格闘技をやっている人には往々にしてあることなんですよ。ほら、引退した元ボクサーがボケたことを言っていたり、プロレスラーがよく同じ言葉を繰り返したりするでしょ。それらと同じです」
「ちょ、ちょっと有働くん!? 各方面に謝罪をしなきゃいけなくなるからそれ以上はやめようか!? というか、あなたも相当キテるんじゃないかって心配になったわ……」
英里奈は頭が痛くなりかけて額に手を添えた。ついでにと、指の背で汗を拭う。
年齢的なものといえば肌も、特に女子にとっては切実だ。これから春らしくなっていくということは、気温のみならず、紫外線も強くなるわけで、女性兵士にとってはやんごとなき問題でもある。
兵士は屋外の任務がほとんどだ。訓練も同様に、外でやることが多い。
日焼け止め剤を塗ったくって保護したいのは山々なのだが、気温が上がるにつれて当然ながら汗もよくかくので、英里奈はすぐにクリームの大半が落ちてしまうことを経験済みだった。職務中は定期的に付け直すことも叶わない。
目をやると、屋外訓練をしている格闘兵の中にも、少ない比率ながら、女性の姿が何人か見えた。ふと、思う。
「そういえば、ジョシカクって試合での化粧は認められていたのかしら? 確か、規定では身体への塗布物は禁止されていたはずだけど」
英里奈はそう渚に尋ねた。ジョシカクとは、総合格闘技が興行として成り立っていた時代の後期にごく一部で流行っていた造語で、数少ない「女子の格闘技」を略したジャンル的呼称だ。
「競技の支障にならないのであれば、化粧行為は許されていたと思いますよ」
「それって、痣や顔色を見えにくくすることもできるんでしょ。判定を有利なものにするための審判への印象操作にならないの?」
「うーん……。審判方々はその辺も考慮してちゃんと見ていたと思いますけれど。それに、ファンデーションなどは付けすぎると、汗と一緒に目に入ったら痛くて開けていられないというリスクの方が大きいですしね」
英里奈は鼻を鳴らし、ついっと顎を少し反らす。
「テレビに映るからとか交際している人が観に来てるからとかいって、本分を忘れておめかしするようなやつらは、泥仕合でグチャグチャのドロドロ顔面になったらいいんだわ。あるいは、絞め落とされたときの顔をアップで抜かれて、煽り映像に何度も使われればいいのよ」
「は、はは……。隊長、もう少し言葉を選んでください……」
困ったようにとりなしてくる渚に、英里奈ははっと我に返り、ごまかすべく咳払いをしようとした。しかし。
「そういうのがたまらないという視聴者も一定数はいるんですから」
「そこ!? 有働くんはああいうのが好きなの!? いや言わないでちょうだい、知りたくないから!」
きりっとした顔での盛大にずれた返しに心をかき乱されてしまう。
「はぁ、はぁ……私としたことが連続で感情的発言をしてしまったわ。この暑さのせいかしらね。忘れてちょうだい」
深呼吸しながら英里奈は言い訳をした。更に、別の話題を持ち出して話そのものも逸らすことにする。
「真面目な話をしましょう。今日のブリーフィングの内容だけど。まずは明後日、占領されている島周辺の偵察任務だわ」
「久しぶりにF分隊が斥候の当番ってわけですか」
「うん、G分隊と一緒にね。斥候とはいっても、ほぼ毎回、接敵と戦闘に見舞われているから心してかかるわよ」
斥候とは、本隊に先んじて派遣される少人数のチームで、移動先の状況や潜んでいるかもしれない敵軍の動静を探りに、確認をしてくる任務をいう。
通常は偵察と報告に主眼が置かれ、それゆえに戦闘に発展することはそう多くない。のだが、穂尾諸島においては別で、上層部から威嚇行為や迎撃も要求されているため、高頻度で上陸してきたズッファのUFC軍兵士と接敵する。
そして、UFC兵に留まらず、K1軍とも遭遇したら示威をせよと命令されているのだ。かつての仲間に、何の冗談だろうかとも思う。
(にしてもG分隊と、か。はぁ……気が滅入るわ)
英里奈は苦虫を噛み潰したような気持ちになった。表情に出さないよう努める。
G分隊には、熱帯雨林の国出身の強化兵が二人いる。その内の一人はここ正道館に詰めている隊員の中でも一、二を争う戦闘力の持ち主だ。
接敵が予測される斥候任務において、戦力的には非常に頼りになる人選といってよいかもしれない。しかし、その強化兵の彼女は気性に難があった。
平時ならばまだ高校生ぐらいという未成年の年齢を鑑みればしょうがないのかもしれないが、自己中心的でどうしようもなく身勝手な性格をしていて、これまでの任務や駐屯生活でも問題を起こしてきた、いわばトラブルメーカーなのだ。
特に戦闘では、敵兵に対してやりすぎるといった、幼稚な面ゆえの残忍さがしばしば見受けられた。今度の斥候任務でも何事もなく平穏にというわけにはいかないだろう、と英里奈は気分がささくれ立つのを感じていた。
先の少女だけではない。日鶴軍の兵士に比べて、穂尾地域に配属されている外国籍のそれらは、どうもアウトローや無教養者が多い印象を受ける。
優秀な格闘兵はおそらく、北の戦地の方に投入されているのだろうと予想できた。
遺憾ながら日鶴は、南西に連なる穂尾諸島のみならず、各地でも、特に最北端の火雲列島でUFC軍勢の侵攻を許している。
日鶴の国土の形というのはキジが翼を広げたポーズに酷似しているのだが、火雲列島はそのトサカ部位になる。まさに、ズッファという強欲な大蛇が胴体と尻尾で日鶴の全身を締め上げつつ、頭から丸呑みにせんと牙を突き立てている状態といってよかった。
戦局的には北部の方が重要で、防衛戦力をそこに集中させているというのは理に適っている。しかし、そういった盤上の理屈と、割を食っている方の現場での収拾は必ずしも両立しない。
「まったくもう。格闘兵っていうのは、何でああも野蛮なやつらばかりなの」
「す、すみません」と謝ってくる渚に、「あなた達のことじゃないわ」と英里奈はフォローをする。
「でも、藤間さんはゴリラみたいな外見ですけど、いい人ですよ。バナナが好物で、差し入れすると、キレながらもその場で一本、むしゃむしゃと食べます」
「何の話!? 動物園か!」
フォローのし損だった。
「まったく……。それで、斥候の次のイベントは……来月の政府視察よ」
約一ヶ月後には国土交通省と防衛省の何人かが、穂尾地域の様子と、防衛を任されている軍隊の練度などを視察しに来る予定だ。防衛大臣の高場もお見えになるらしい。
正道館大学に駐屯している英里奈達プライド軍はそこで、駐留合衆国軍の外国籍兵との合同演習の一部を披露することになっている。
「そっちも違う意味で緊張しますね。格闘技団体のスポンサーが団体主催の大会を観に来るみたいで」
「いい例えだわ。しょっぱい試合やマイナスイメージになりかねない言動は見せられないわよ。……直近のスケジュールはそんなところかしら」
そうこう話している内に、英里奈達は講義室棟の陰になっている中庭の一角に到着した。日陰の冷気にやっと涼しさを感じ、英里奈は両手でぱたぱたと顔をあおぐ。
地べたに座ってストレッチをしていた二人の兵士が気づいて、立ち上がった。
「隊長、おつかれさまでした」
二人の内、女の方がそんな気遣いの言葉を発してくれる。敬礼の手が当たっている前髪はセンターで分けられていて、くすんだ色合いのウェーブがかった髪が肩甲骨の辺りまで伸びている。
身長は、英里奈より拳一つ分小さいぐらい。だが、目元や鼻梁に彫りの深さがそれなりにあって、やや大人びて見えている。
「沼井さん、ありがとう。クールダウンの途中? 続けてちょうだい」
名を呼ばれ、沼井鏡花は破顔しながら「はぁい」と手を下ろし、くねりと腰の後ろに回して休めを崩したような姿勢をとった。
「おっつーですっ」
もう一人の男、千賀雅紀も、鏡花のびしっとしたものとは比べようもなかったがとにかく、敬礼のつもりだというポーズをしてくる。
いつも自分で切っているらしい不揃いのボサボサ髪と合わさって、ともすればふざけているようにしか見えない。のだが、彼がそういった残念な子だと知っている英里奈は慣れていた。
「千賀くんもありがとう。楽にしていいわ」
鏡花と雅紀の二人とも、渚と同様にF分隊の隊員で、英里奈の直属の部下ということになる。
F分隊は五人で構成され、隊長を務める英里奈以外の隊員は未成年となっていて、隊の平均年齢を押し下げている。ヤングガンズといったところだろうか、渚達は銃を持たないのだけれど。
そして、英里奈が士官学校を出ている正道の軍人なのに対し、部下の四名は皆、特殊格闘兵科への志願兵という違いがあった。階級も、少尉と一等兵もしくは二等兵というように、隔たりが存在する。
彼らの恵まれない境遇を考えると、英里奈はボディブローをくらったときのような、口の中に鉛を流し込まれたみたいな気持ちになることがあるのだが、さておき。
「……ちょっと。松浦くんがいないじゃないの」
英里奈は周囲を見回し、眉間にしわを寄せた。声質が不機嫌なものになっていくのを抑えられない。
前述したようにF分隊の隊員は五名だが、今、ここには四人しか見当たらない。後一人がいないのだ。いつもの、彼が。
「さ、さぁ。ふらっとどっかへ行ったきり、まだ戻っていません」
鏡花がしどろもどろに答えながら雅紀に振ろうとする。が、その同僚は口をすぼめて早送りみたいに首を左右に振るだけだった。
英里奈は腕組みをする。それまで後ろに立っていた渚が、こっそりと鏡花と雅紀のところへ歩いていって、一緒に並ぶ。
「あのね……。前にも言ったけど、あなた達はフォーマンセルのチームなのよ。任務時は私も入れて五人で一つのチーム」
「はい」「はい……」「はいっ」と、渚と鏡花、雅紀の受け答えが重なる。
「あなた達はもう訓練兵じゃないから、連帯責任で処罰なんてことは言わないけど。勤務時間内の団体行動くらいは守ってちょうだい」
鏡花が不服そうに「だ、だって……」とごにょごにょするが、すぐに渚が「すみません」と謝罪の言葉を被せた。
と、雅紀が英里奈の背後に視線を動かして、あっと声を上げる。渚も気づいて、わずかな安堵と困ったような表情を見せる。
「申し訳ありません、遅くなりました」
その声に振り向くと、F分隊の最後の一人、この微妙な空気を引き起こした張本人の松浦譲二が背伸びをしながら悠々と歩いてくるところだった。
横を通り過ぎて、渚達が作る半円の列の一辺に入ろうとする譲二。それを目で追いながら、彼の悪びれもしない態度に、英里奈はあからさまな溜め息を吐いた。
すぐに表情などを引き締めて、目の前の不良軍人を見据える。




