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ユキの家、レティアの行動

 ……ユキの小屋が出来ました。

 ……ユキも嬉しそうです。

 ……私は……とても嬉しいです。

「……よかったですね、ユキ」

「わん!」


 『ミューズの安らぎ』、『ギルド』にユキの小屋が建てられました。

 見た目は普通の犬小屋ですが、首輪に刻印されたものに反応するらしく、無理やり動かしたり、危害を加えたりすることは不可能だそうです。


「ほんと、大変だったのよ?」


 セシリーがユキを後ろから、そっと抱き上げました。


「ほんとーに、ここは動物はダメなんだから。でも、ユキは特別。特別なんだから、それに見合った行動をしてよ」

「わん!」


 いい声で返事をしていますね。

 ユキは頭がいいのです。迷惑なんてかけません!


「ところで、ルリに聞きたい事が増えたのよ」

「……なんですか?」


 何かいい忘れた事ありましたか?


「ユキの小屋、あと一つは湖の傍にある、小屋でいいのよね?」

「……はい。あれ?」


 確かに私は小屋の持ち主です。ですが、持ち主ということは、ゼフィアしかしらないはず?

 シエラさんとは一緒にお風呂に入ったことがあるので、場所は知っているはずですが……あの時は、空き家としか言ってませんし……気にしても仕方ないことですね。


「じゃぁ、ユキの小屋はこれで設置完了ね。ルリ、この書類にサインお願い」

「……正式な書類みたいですね。……ルリアルカ・トゥルーエンドと。これで大丈夫ですか?」


 セシリーが書類にパタパタと目を通し。


「大丈夫ね」


 と言って、書類を机の上に置きました。


「ルリ、ユキ」


 セシリーがこちらを見て。


「看板娘と看板犬、よろしくね」

「……はい」

「わん!」


 こうして、『ミューズの安らぎ』にユキも認められたのでした。

 今日はいい日なのです。

  

「……あれ?」


 ふと、疑問を感じました。


「どうかしたの?」

「………」


 頬を涙がつたわっているのがわかりました。

 

「ルリ!?いきなり泣き崩れたりしてどうしたの!?お腹でも痛いの!?」

「…………気が付いてしまっただけなのです」

「何か大切な事があったの!?」


 セシリーは泣いている私をみて、大慌てです。


「……私は情けない母親なのです」

「は、母親!?」


 セシリーが私の言葉に反応して叫びましたが。「あ、ユキのことよね」と安心したようでした。


「……私は情けないのです」


 私はその場でうずくまりながら言いました。


「一体何が情けないのよ?それもうずくまる程って、本当に何事よ……」

「……子に負けたのです」

「負けた?……ユキに何か負けたの?」


 セシリーは何が問題になっているのかわからないようで、きょとんとしています。


「……家の数です」

「……え?」

「……だから、家の数なのです!子に簡単に財産を抜かれるなんて、情けなさすぎて泣くしかありませんよ!うわ―――ん!」

「……家の数ね」


 セシリーは目を瞑りながら、腕を組み考えています。


「もしも、休む場所も家の数に含まれるとすると、宿の入口のフロント、ギルドのカウンターにユキのお昼寝スペースのベッドがあるんだけど?」

「……そん……な」


 ……まったく勝てません。


「……お母さん、どうすればいいのでしょう…………」


 私が泣きながら地面に伏していると。


「ユキが尊敬する親になりなさい……」


 セシリーから当たり前ですと言わんばかりの発言が出たのでした。


「……がんばります。……うぅ」


 それでも、やっぱり悔しいのです。




「ユキ、慣れないとダメだから今日は宿屋の受付よ」

「わん!」


 セシリーの言いつけ聞き、ユキがカウンターの隅に作られたベッドへ移動して行きました。


「聞き分けが良すぎるのもあれだけど、ユキって凄いわね」


 ベッドの上で丸くなっているユキを見ながら、セシリーが言います。


「手のかからないのは嬉しいけどね」


 ユキが丸くなっている傍にある看板をセシリーが読み上げました。


「手のかからない子犬が宿の看板犬となりました。皆様、可愛がってあげてください」

「……ユキは賢いのです」

「本当は食事もとれるからダメなんだけどね……。まぁ、王様も認めてるから、誰も文句は言わないでしょ。ギルドでも公認だし。そう考えると、ユキの権力って下手な役人以上かもしれないわね」

「……悪い事をしなければ、何も心配はないのです」


 平和は大切なことです。

 私の日常が平和じゃない?少しトラブルがあるだけです。


「それじゃ、行きましょうか」

「……どこへ行くのです?」

「私、ルリ、シエラの三人で買い物に行く約束でしょ……」

「……忘れてました」


 眠る直前に約束しましたね。

 ちなみに、レティアはお城に行ったのでいません。

 先日、お城で行った治療行為が評判らしく、訓練所にお手伝いに行ったのです。


「レティアの方がしっかりしてるわね」

「……うぐっ!」


 買い物に行く前から落ち込むことが多い日です。




「久しぶりという程じゃないけど、三人で来るのは久しぶりよね」

「だね」


 ここは皆でよく買い物に来る服屋さんです。

 皆と初めて買い物に来た場所ですよ。


「いらっしゃい。……あれ?今日は一番下の娘はいないの?」


 女店員さんにも顔を覚えられているので常連さんなのです。


「……お城の方へお手伝いに行っています」

「あんなに小さいのにお城へお手伝いに?頑張り屋さんなんだね。……頑張り屋さんなんだよね?」


 店員の方が少し顔色を変えたのが気になりました。


「……何かあるのですか?」


 店員さんの歯切れが悪いです。

 言いにくそうな、言いたくなさそうな。そのような感じですね。


「噂なんだけどね。……これ、言っていいのかな?」

「何か危ない噂でもあるんですか?」

「危ない噂だとしたら、私も聞いておかないと」

「うーん……。ここだけの話だよ?最近、お城で女性を買うっていう話が出ているんだよね。だから、そういうのに巻き込まれていなければいいなと思ったんだけど……」


 店員さんが言った直後、「ピシッ」と音が鳴ったように周囲の温度が下がりました。


「まさか、レティアが身売り……?」

「ない!それは絶対にないよ!ルリさんの妹なんだよ!?それに万が一でも、レティアが弱みに付け込まれるなんて考えられない」

「………」


「ルリお姉ちゃん!」と呼んでくれる可愛い妹が身売り……?

 いえ、これはあくまでも噂です。証拠はありません。


「……ごめんなさい、ちょっとお城を制圧してき……」

「待ちなさい……」


 セシリーに首根っこを掴まれました。


「……何故、邪魔をするのですか?」

「レティアのこと信じられないの?」

「……信じてますよ。妹を信じない姉はいません」

「だったら!」

「でも、人というのは弱みに付け込むために手段を選ばない人が多いのです。先日の少年の出来事がそうです」

「それを言われるとさすがに気になるかな……」

「けど、冷静に考えると、レティアの方が誰も傷づけていないか気になるわね……」

「確かに……」


 セシリーとシエラさんが納得していました。


「………」


 私も頷いていました。

 レティアが簡単に後れを取るとは思えません。


「……何かあった時は、全員で対処しましょう」

「そうね」

「大事なレティアの事だからね。生きていたことを後悔させてあげないと!」

「物騒な相談は終わったかしら?」


 横であきれ顔の店員さんがいました。


「勝手に物騒になるだけですよ。実際は何もありませんから」


 パタパタと手を振りながら、セシリーが言っています。


「状況次第だよね……」


 小さな声でシエラさん。


「………」


 私は無言で頷いているのでした。


「えーと、それじゃ、三人の相談が終わったのなら、協力して欲しいことがあるの!」


 店員さんの気合が物凄く入っていますね。

 何事でしょうか?


「ちょっと新作の服を売り出す前に、それを着た人を見てみたいのよ」

「モデルのアルバイトみたいなものですか?」

「そうそう!あ、髪も切ってもらえるように手配するから」

「モデルはちょっと緊張するよ……」


 セシリーはやったことがあるのでしょうか?普通に受け答えしています。

 シエラさんは緊張すると言っているので、同じく経験があるのかもしれません。

 ですが……。


「……あの」

「なにかしら?」

「……モデルってなんですか?」

「あら?そこからなのね。そうね、簡単にいうと試作中の服を着てもらって、それがどのように見えるか色々な人に見てもらうのよ」

「……わかりました」

「ありがとう!あなたには期待してるからね!」

「……え?ちょ、ちょっと!?」


 私の掛け声虚しく、店員さんは奥へ引っ込んでいきました。


「ルリ、逃げる?」

「……逃げると約束を破ることになりますから。このままいます」

「私一人なら逃げるんだけどね。ルリに付き合いましょう」

「私も。少し恥ずかしいけど、頑張る」

「……逃げ出す程の事だったのですね」


 簡単に受けてはいけないと、少し後悔していました。



「これでいいです。無理はしないでくださいね」


 治療を終えた兵隊さんに言う。

 回復魔法があるとはいえ、無茶をしているとしか思えない。


「ありがとう、これでまた……」

「無茶をしてはいけません」

「だ、だが!」


 直ぐに反論されました。

 何が彼をそこまで動かすのでしょう?

 私には心当たりはありますが……間違いなく、当たりでしょうね。


「それでも、ダメなものはダメです。過度に負担をかけ続ければ、どこかで派手に身体を壊し、その場で人生が狂いますよ?その可能性が高くなるというのに、その道を進むのですか?」

「……それでも、進まないとダメな時がある」

「……はぁ」


 はっきり言って、バカです。救いようがないバカです。


「あなたに家族はいるのですか?」

「妻と娘が」

「でしたら、尚更ダメです」


 私は少し息を吸い、吐き出すと同時に、兵隊さんを睨みました。


「あなたは自分の理想を求める為だけに無茶をして身体を壊し、その後のお世話を奥方様と娘に任せるのですか?それに、身体を壊すといっても、運動するのが阻害される程度ならまだ、マシです。でも、使えなくなる可能性も高いのです。最悪なことまで考えると、訓練で死にますよ?奥方様と娘を残して。それで、ご家族が納得してくれますか?」

「それは……」

「『私の夫は理想を求めた挙句、道半ばで力尽きた大バカ者』と奥方様に言わせますか?娘に『私のお父さんは自分のことも把握できていない、子供みたいな人だったから亡くなった』と言わせたいのですか?」

「っ……」


 兵隊さんが俯いたので。


「これからも、私は時間がある時にはここを訪れて、皆さんを癒しましょう。でも、あなた方は無茶をしても治してもらえると勘違いをしています。治療に当たる方も魔力は無限ではないのです。無茶をするのはあなた方だけではありません。癒す方も大変なのです」

「……善処する」

「生ぬるい言葉を言ってもダメです。改善するために動いて貰います。なんでしたら、私がゼフィア王に掛け合いましょう。あなた方はゼフィア王の命で無茶な訓練をしているのかもしれませんから」

「王様は関係ない!俺たちが無茶をするのは……君の姉、ルリアルカ様に勝ちたいからだ」

「……やっぱりですか」


 ため息が自然とこぼれます。

 いえ、わかっていたことです。ですが、並大抵の無茶をしたからといっても追い付ける人ではありません。

 妹の私から言っても、姉……ルリお姉ちゃんの強さは未知数です。

 魔法が使えた時の凄まじさを見ましたし、体術の凄さも知っています。

 きっと、ルリお姉ちゃんは大変な修練と死線を何度も超えて、あの強さに至ったのでしょう。

 ……魔島出身ですし。


「はっきりいいます。あなた方がルリお姉ちゃんに勝つ可能性はありません」

「だが、いつかは!」


 食い下がりますね。


「一つ、ルリお姉ちゃんは現在、魔法が使えないので、本来の戦闘力の半分もありません」

「うっ!」

「二つ、ルリお姉ちゃんの体術は本来、魔法も組み合わせて使う、超攻撃的な戦い方です」

「うぐっ!」


 さすがに兵隊さんの表情に諦めが入りましたね。


「三つ……」

「まだあるのか!?」

「ルリお姉ちゃんの扱う武器は使えなくなっている、収納魔法の中にあります」

「……ルリアルカ様の武器」

「四つ……」

「どれだけ……」

「私を含め、セシリーお姉ちゃん、シエラお姉ちゃんの三人でも、ルリお姉ちゃんが本当の意味で全力で戦っている姿を見たことがありません。全力で戦っているように見えて、どこか加減をしている感じがしますから」

「化け物と変わらないじゃないか……」

「……今、なんと言いました?」


 自分の周囲の温度が急激に下がったのがわかります。


「え、いや!?言葉のあやというか……なんというか……」

「私の姉を化け物扱いですか。そうですか……ふふ……ふふふ…………」


 これはダメです。

 私の怒りは、一言で限界を超えてしまいました。


「……今から、私が攻撃をします。避けて下さい」


 にこりと笑顔でいいます。


「急に何を?」

「ですから……」


 はっきり告げましょう。


「死にたくなければ、全力で防ぐなり回避するなりしてください!」

「へ!?」


 まぬけな声をだした兵隊さんに向かって、火属性の魔法を撃ちこみます。

 大きさは私の身の丈程の大きさです。


「無詠唱でその大きさ!?って、まずっ!」

「無駄口は余裕がある人がするものです!」


 火の弾が直撃する前に横に避けられましたが。


「それで避けたつもりですか!はじけて囲め!そして、降り注げ!」


 私の言った通り、通過する直前に炎の球ははじけて、兵隊さんの周囲を飛び交い、上空へ集まっていくと、一つの球ではなく、炎の雨として降りそそぎました。


「こんなのよけ……ぐあぁあああああああ!」


 兵隊さんはなすすべなく、崩れ落ちました。


「その程度で、ルリお姉ちゃんに勝つつもりだったのですか?ごめんなさい、夢物語過ぎて、笑いが込み上げるのを我慢するのが大変です」


 そうは言うものの、「クス」っと小さな笑いが出てしまいましたけど。


「現実を受け止め、無茶な訓練はしないことです。本当に取り返しのつかない事になりますよ?日常の訓練でも慢心せずにこなし、時には自分の限界の少し上を目指し、また普段の訓練をこなして、自分の限界を徐々に引き上げていくのです。本当の強さというのは一朝一夕で身に付くものではありませんから」


 倒れ伏した兵隊さんからは返事はありませんが、周りの人達は理解してくれたようでした。


「見事なもんだな」

「……ゼフィア王」


 気が付くと、ゼフィア王がいました。

 平静を装っていますが、気配がわからないのは怖すぎます!


「そいつの治療、してやるんだろ?」

「当然です。私が攻撃したのですから」

「そうだな。どのみち、その怪我はそこにいる連中じゃ治せないしな」

「そうなのですか?」


 派手な火傷の治療ですよ?

 確かに大変ですが、そこまで大変だとは……。


「レティア、お前の回復魔法はルリに匹敵するものがある」

「……私の回復魔法がですか?」

「細かく言うと、差はあるんだが、基礎的なもの、少し派手なものなら引けはとらない。そこは誇っていいことだ。お前自身が手に入れた力であり、ルリの妹だと胸を張って言える」

「それは嬉しい事です」

「ルリと同じ域に辿り着けるように励めよ」

「それはまだまだ先の話です」

「そうか」


 ゼフィア王は笑っていた。


「ああ、そうだ」


 ですが、不意に真剣な顔をし。


「レティア、俺の執務室にこい。話がある」

「……断れない様ですね」

「大事な話がある」


 大事な話ですか。

 それはきっと……。


「そうですか。ついにルリお姉ちゃんを娶るための条件を飲むのですね」

「は……?ちょっとまて!」


 私は周囲の皆に聞こえるように言いました。


「私の身体は今から、ゼフィア王の物になるのですね。境遇柄、そういうことは覚悟をしていました。ですが、この大勢の兵隊の前で堂々と宣言するとは、感服いたしました。喜んで、私の身体を差し出しましょう」


 広場が静寂に包まれましたね。


「ルリアルカ様を娶るために、レティアちゃんを……え?」

「今の言い方だと、王様はルリアルカ様だけではなく、レティアちゃんまで……?」

「ゼフィア王がそんな鬼畜だったなんて……」

「女の敵よ!」


 一気に騒動へ発展しました。


「だぁ―――!そんなわけあるか!お前ら、まとめてぶっ飛ばすぞ!」

「認めるどころか、逆に怒りだした!?これはいよいよもって本当に!」

「私はこの王に忠誠を誓っていたのか……」


 ええ、本当に騒動です。


「大丈夫ですよ」


 私がぽつりと言うと。


「大丈夫なわけない!」

「それこそあり得ないわ!」


 などと声が上がったので。


「私に手を出すと、ルリお姉ちゃんが本気で怒ります。ただ、私を心の底から愛して手を出すとなれば、ルリお姉ちゃんは怒らないでしょう。ルリお姉ちゃんの性格です、そんなことになると、ルリお姉ちゃんは私の幸せを優先して、静かにこの国を立つに違いありません。でも、大丈夫なのです」


 私はコホン!と咳払いをしてから言いました。


「ゼフィア王は私に手を出す根性がないのです」

「「「………………」」」


 またも、静かになりましたね。

 続けましょう。


「解りやすく言うと、へたれなのです」

「……いや、それは違うだろう」


 ゼフィア王が疲れた顔をしていいますが。


「事実でしょう?」

「……なんとも言えんというのもあれだな」

「ゼフィア王は王族です。姉、妹共々、俺の女にしてやる!って言っても問題はないのです」

「間違ってはないんだが、間違ってるとしか思えん……。そこ、俺に幼女趣味なんてねーよ!ちゃんと聞こえてるからな!減俸ぐらい覚悟しとけよ!」

「やっぱり、へたれなのです」

「ちげぇよ。まぁ、そうだな……」


 ゼフィア王が私を真っ直ぐ見つめ。


「あと数年、経ったら考えてやるよ」


 と、いいました。


「……そうですか。わかりました、今の言葉、一言一句間違いなく、ルリお姉ちゃんに伝えます」

「!?」


 ゼフィア王の顔色が一気に真っ青になりました。


「それはまて!俺の命が保証されん!」

「嫌です。王族というのはそういうものです」

「その納得のされ方は嫌すぎるだろ!?」

「英雄色好むとも」

「心外だ……」


 うなだれてしまいましたね。


「本当にへたれです」

「もうそれで構わん……」


 この程度で落ち込むとは情けないです。


「……本当にこの方に姉を任せてしまうのは心配です」


 大好きな姉の島で共に暮らしていた家族。

 私の知らない姉を沢山知っている人物。

 だからこそ、私は見極めなければなりません。



 『レティア・エネディアナ』は『レティア・トゥルー』に変わったのです。

 姉の幸せを願うのは当然なのです!


 レティアは有言実行を普通にします。

 幼いですが、元王族でもあるので、割り切って動いたりもします。

 最近は姉に似て、少々怖いですが。




 次回の更新は書き終わり次第となります。

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