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保護者

 お墓を作り終え、お風呂で汚れを落とします。

 あの子も一緒ですよ。

 ユキです。


「……行きますよ」


 私は服を着終え、後ろにいる白狼に声を掛ける。


「わん!」


 元気よく返事をして、私の足元にやってきます。


「……今日はギルドでの受付です。急いで戻りますよ」


 お墓を作り、土の汚れを落とすためにお風呂に入っていました。

 血と土で汚れたまま王都に戻ると大変ですから。


「……時間を考えると、歩いていては間に合いません。空から行きましょう」


 私はユキを抱きかかえ、翼を広げ。


「……出発です」


 王都へ急いで戻るのでした。




「ルリ遅いわね」


 ルリは朝早くから出かけたと聞いた。

 ギルドの受付にいくまでに一度、戻ってくるとは思うけど。


「私も待ってるんだけどね」


 シエラは明け方に、ルリと出会ったみたいだし。


「ルリお姉ちゃんにしては遅いです」


 レティアは眠っていたらしいから。

 ちなみに、待っている場所はルリの部屋よ。


「お腹が空いて、戻ってくるでしょ」

「ルリお姉ちゃんらしいです」

「だね」


 そう思っていたら、ルリが普段眠っているソファーの傍の窓に人影が見えた。

 ルリしか考えられないわ。


「遅かったわね。いったい……どう……」


 ルリの姿を見て、言葉を失うしかなかった。


「えっと、ルリお姉ちゃん……?」

「……何があったの?」


 目の前にいるのは、ルリで間違いはない。

 身に纏っている服があちこち血で汚れている、これもルリだからと言えば……許容範囲なのかしら?

 一番の問題は……。


「ねぇ、ルリ」

「?」


 ルリが目の前で首を傾げている。

 そうじゃないでしょ!


「首かしげていないで、そのお腹の説明をしなさい!」

「!」


 ビクッっとして、ルリが逃げ出そうとする。


「逃げずに……」

「……ルリお姉ちゃん、誰の子供ですか」


 レティアの恐ろしい声が響き渡った。

 私も話してる最中で止まるわよ……。


「………」


 ルリは大切そうにお腹を抱えてるわね。


「私も相手が誰か気になるかな。……ほぼ間違いなく、この国の王様だと思うけど」

「シエラお姉ちゃん、私も同感です」

「……まぁ、私もそうだとは思うけど」


 ルリが少しずつ、窓際に逃げているわね。

 このまま、逃がすと面倒よね。


「シエラ、窓!」

「わかった!」


 シエラにルリが窓から出れないようにさせる。

 早いのはいいけど、完全に目視できない速度で動くのは止めて欲しいわね。


「逃がさない」

「!?」


 ルリが慌てだしたわね。


「逃がしてはいけません……」


 レティア、完全に悪者よ……。


「ルリお姉ちゃん、あの男が父親だと言うのです。そうすれば、亡き者になるのは王だけですみます。お腹の子は……不本意ですが、生まれてくる子供に罪はありません。私も喜んで育てるのをお手伝いします」

「……ほんと、レティアの教育方針考えないとダメね」


 私は頭を抱えた。

 普段は素直で大人しいのに、ルリの事が絡むと危険になる。


「でも、仕方ないよ。こういうことする王様が悪いんだし」

「……王様の威厳も何もないわね」

「男の方のする事は単純です」

「……レティア、ルリの事が終わったら、少し話し合いましょう」

「……わかりました」


 レティアが少し青い顔をしている。

 そこまで怖く言った覚えはないんだけど?


「セシリー怖い……」

「シエラまでなによ!?」


 何よ二人して……。

 レティアの将来が関わるんだから、大切じゃない!


「まぁいいわ。ルリ、大人しく薄情しな……」


 あれ?

 ルリのお腹、動いた?


「……え?」


 レティアも呆然としてるわね。


「動いた?って……生まれるの!?」


 シエラは大慌てで、手をバタバタさせてるわ。

 私?……諦めたわ。


「……動いちゃ」

「わん!」


 ルリ声を遮るように、吼えたわね。


「「「わん?」」」


 鳴き声からすると犬かしら。

 外で拾ってきたのね。


「ルリ、その子犬を出しなさい」

「……仕方ないです」


 ルリが隠していた子犬を胸元に抱きかかえた。


「うわー!可愛い子犬です!」


 レティアが大喜びで、ルリの元へ駆け寄って行った。


「あ、ほんとに可愛い。それに、白い色だから綺麗だね」


 シエラも子犬に興味津々。

 別に悪い事じゃない。むしろ、微笑ましいんだけど。


「……可愛いですよね」


 ルリも嬉しそうにしてる。でもね、ここは宿屋なのよ。

 言いたくないけど、動物は室内禁止になるの。

 でも、ここは言うしかない。


「ルリ」

「……なんですか?」

「拾った場所に捨ててきなさい」


 ああ、言っちゃった……。


「……そ、そんな」


 ルリが完全に涙目になってるわね。

 こればかりは良心が痛むけど、皆が食事をしたりする場所もあるし、夜は酒場になる。

 気にしない人も多いかもしれないけど、見過ごせないのよ。

 私はこの宿の主だから。冷たい言い方だとしても……。


「子犬に罪はないけど、場所が場所だからね。ルリが捨てられないなら、私が捨ててくるわ」

「セシリーお姉ちゃん、容赦ないです……」

「酷い事するね……」

「私だって好きでそんな事をするんじゃないわよ!宿の方針だから、仕方がないのよ。ほら、その白い子犬、こちらに渡しなさい」

「…………嫌です」


 ルリは子犬を大事そうに抱えている。

 こんな姿から子犬を奪って、捨ててくるなんて酷いとしか思えないわよね。

 私も思うから。でも、心を鬼にしてでもやらなければならないの。


「渡しなさい」

「……嫌です!」

「シエラ」

「わかったよ……。ごめんね、ルリさん」


 シエラにルリから子犬を受け取ってもらい、こちらに渡してもらう。


「ありがとう」

「……だ、ダメです!」


 私が子犬を受け取ったのを見た、ルリは絶望的な表情をしていた。


「子犬ちゃん、あなたに罪はないの。でも、この場所がダメなのよ。悪いけど、元居た場所に戻ってもらうわね」

「キューン……」


 そんな目でこちらを見ないで……。

 私だって泣きたくなるぐらい、酷い事してるってわかってるのよ。


「セシリー、ダメです!私からその子を奪わないで!」

「辛いのはわかるけど、仕方ないのよ」

「……ダメなのです。託された子を……私が見捨ててはダメなのです」

「ルリ……」


 何か訳があるみたいね。

 でも、それだけじゃ、容認することはできないわ。


「私の羽を食べて、成長したその子を、私が見捨てるわけにはいかないのです!」

「……ごめんなさい、もう一度言ってもらえる?」

「「………」」


 シエラとレティアは真剣な表情を浮かべて黙っている。

 私は頭が痛くなっていた。


「……その子は私の羽を食べて成長し、生き残ったのです」


 聞き間違いではなく、この子犬はルリの羽を食べて成長したと言っているわね。

 つまり、この子犬は犬ではなく、種類は狼になるのかしら?それも魔力を得たと考えると種類はただの狼ではない。討伐対象となりえる、魔物扱いの狼だ。


「シエラ、この子見て」

「わかった」


 シエラが子犬?を抱き上げて観察している。

 私の考えは当たるだろうけどね。


「んー……この子、オスじゃないね」

「シエラお姉ちゃん、観察するの最初にそこですか……」


 レティアが突っ込んだ。


「性別はわかってるにこしたことないからね。魔物でもない限りは…………あれ?メスでもない?……え、嘘だよね?」


 シエラの意見に対して、ルリは横を向いていた。


「シエラもそう思ったのね」

「どういうことですか?」


 レティアにしては珍しく、わからなかったみたい。


「レティア、あの子犬は犬じゃないの」

「……犬じゃないですか?でも、犬にしか見え……まさか……」

「この子、狼だよね。赤狼とか黒狼じゃない……それよりも遥か上の白狼……」

「は、はく……もごっ!?」


 レティアが叫ぶ前に、私はレティアの口を両手で塞いだ。


「ルリ、説明してくれる?この子は迂闊に捨てられないわ。黒狼の比にならない白狼の子供なんだからね」


 この子が成長すると、上級冒険者が数人かかりでも倒せるかわからない

 もしかすると、ルリや王様ぐらいの人が出てこないと倒せない可能性もある。

 なぜなら、白となる魔物が街を亡ぼしたというのは、昔から語り継がれる程のことだから。


「……本当に、頭が痛いわ。まったくもう……」


 ルリの家族になるものは、本当の意味で大物が多いと改めて知った気がする。




「……というわけです」


 何があったのか説明し終えると、三人が暗い表情を浮かべていました。


「普通じゃない状況なのはわかるけど、酷い話ね……」

「この狼、可哀そう過ぎます……」


 レティアは泣いていますね。


「ギルドに黒狼討伐の依頼なんて無かったけど……」


 シエラさんは首を傾げていました。


「でも、そんなに沢山の黒狼……それも、じゃれつくぐらいしかしない子供を大量に惨殺するって、討伐依頼しか考えられないわよ?」

「そうなんだけどね。あとはあんまり考えたくないけど……」

「……なにか知っているのですか?」


 シエラさんが言いにくそうしています。

 そんなにも酷い内容なのでしょうか?


「試し切り……かな」

「「「………」」」


 シエラさんの意見に三人揃って言葉を失いました。

 試し切りであの子たちを?


「……許せません」


 そんな勝手な理由でだなんて、許せるわけがありません。


「ルリさん、気持ちはわかるけどダメだよ。それに、ダメな理由もわかってるよね?」

「……魔物は討伐対象だから、ですよね」

「うん」


 私はユキ抱えたまま、ソファーに座りました。


「……それもわかってはいるのです。でも、私は知っています。あの子たちは悪い事をするわけでなく、ただ、遊んで欲しいから寄ってくるのです。そんな優しい子達が牙を向けるのなら、それは人の方に非があるのです」

「それでも、酷い話です……。この子は生き残ったのですから、育てて上げないとダメなのです」

「そうなるわよね……」


 セシリーは顔に手を当てて考えているようです。


「私の家はギルドだから飼えるとは思うけど。それでも聞いてみないとわからないかな?白狼だし」

「ルリ、王様は頼れないの?」


 セシリーが名案を思い浮かんだという顔をしていますが。


「……ゼフィア、犬がダメなのです」

「「「えぇ……」」」


 三人の声がはもりました。

 私も混ざりたい気分です。


「ルリ、その子は大人しいのよね?」

「……はい。人懐っこいですよ」


 ユキから手を放すと、セシリーに向かって歩いて行きました。


「……おいで」


 セシリーがしゃがんで、ユキに右手で手招きをしています。

 ユキはセシリーの手を眺めたあと。


「カプッ」


 と音を立て、齧りついてました。


「セシリー!?」

「ん、大丈夫よ」


 セシリーは右手は噛まれたまま、左手でユキの頭を撫でていました。


「知らない人の手だと、狼なら噛んでもおかしくないわよね。甘噛みだから全然、痛くないけど」


 ユキが口を話した瞬間、セシリーはユキを持ち上げ、目線の高さまで上げました。


「あなたはルリに助けられた。でも、白狼という事実がある。そして、ルリの家は宿屋の中にあるの。動物は入れないのよ」

「セシリーお姉ちゃん、白狼に説明しても意味がないと思います……」

「いいのよ。さて、ここであなたには選択肢があるの。これがいいというのに吼えなさい」

「セシリー、それは無茶だよ……」


 シエラさんが呆れていました。

 私は呆れる事無く、聞いています。だって、ユキはいい子なのですから。


「あなたはルリの事を忘れ、元居た場所に帰る」

「………」

「あなたはルリの手によって討伐される」

「………」


 ユキよりも私が反応しそうになりました。

 頼まれたって討伐なんてしません!


「じゃぁ、最後。あなたはルリや私達の言うことを聞いて、大人しくここで暮らす」

「わん!」

「だそうよ」


 セシリーがこちらを向きました。

 ユキを胸元に抱えて。


「……いいのですか?」

「仕方ないでしょ。私だって鬼じゃないんだし。あ、シエラ」

「なに?」

「ギルドの方でも面倒見て貰っても大丈夫?」

「どういうこと?」


 シエラさんが首を傾げています。


「この子の保護者はルリでしょ?ルリは宿とギルドの両方の受付をしてるんだから、この子が付いていくこともあると思わない?」

「たしかに。お父さんには聞くけど、先にこの子、ルリさんが所有してるって登録した方がいいかもしれない」

「それもそうね」

「……登録ですか?」


 私は保護者ですけど、登録というのはどういうことでしょう?


「ルリお姉ちゃん、この子が迷子になっても、飼い主が誰かわかるようにするのです」

「……それはいいことです」


 それなら、はぐれても大丈夫です。


「それなら、先にギルドだね。お父さんに説明しないと」


 私達はギルドに移動するのでした。




「………」

「お、お父さん?」


 ウェイスさんに事情を説明したところ、ウェイスさんは机の上で手を組み、考え込んでいるようでした。


「確かに所有者登録は出来るが……白狼は聞いたことがなくてな……」


 ウェイスさんいわく、過去に狼を手懐けて、旅の共に連れていた冒険者の人も居たそうです。


「おじさん、そこはルリですから……」

「納得するしかないのか……」

「……酷い言われようです」

「ルリお姉ちゃんなら、いつか龍の子供でも拾ってきそうです……」


 レティアの言葉に全員が私の方を向きました。


「それだけは止めてほしい。確実に国が亡ぶ……」

「……そんなことしません」

「でも、やりそうだよね?」

「ルリだしね……」


 そこまで言われると。


「……わかりました。期待に応えましょう。白竜を探しに旅に行くのも……」

「「「「絶対ダメ!」」」」

「……残念です」


 私が残念がっていると。


「話を戻そう。ルリアルカさんが抱いている白狼を登録すれば、飼い主が誰かわかるようになる。簡単に言うと、ギルドカードの動物版というのが早いな。登録したギルドの所在もわかるから、はぐれたりすれば、発見次第、ギルドに連絡がある。それと、ギルドとは別にもう一つ、登録するのがいい」

「……もう一つですか?」

「王様に登録したと報告すればいい。それだけでもう一つの登録も終わる」

「……わかりました」


 今日の予定はこれで決まりですね。


「シエラ」

「用意はしてるよ」


 そういって、シエラさんが差し出したのは銀色の板と首輪でした。


「ルリアルカさん、板の方に自分とその白狼の血を」

「……はい。痛いですけど、我慢してくださいね」

「わん!」


 元気よく吼えたので、大丈夫でしょう。


「……私の方はこれで……」


 ギルドカードを作った時と同じで、指に針を指せば簡単に血は用意できます。


「あとは……痛いです……」


 痛かったのでしょう。

 ユキが私の手を噛んでいました。


「……これでいいのですか?」


 ユキの血が付くように、ユキの右足を乗せました。


「あとは私がやろう」


 ウェイスさんは私とユキの血が付いた板と首輪を持って、部屋を出て行きました。


「……時間がかかるのでしょうか?」

「すぐ終わるよ。もっといい首輪を探しにいったんだと思う」

「……種類があるのですか?」

「愛玩と戦闘かな」

「……極端ですね」


 ユキにはのびのびと生きてもらいたいです。

 ペットというよりは家族として接するつもりですからね。

 私がお母さんなのです!


「名前はユキっていうのね」


 セシリーが板が置いてあった場所を見ながらいいました。


「ユキっていうんだ。やっぱり、白いから?」

「……昔、島で降った雪を思い出したのです」

「ルリお姉ちゃんの住んで居た島は雪が降るのですね。いつか行ってみたいです」

「……レティアのお願いでも、島には連れていけません」

「どうしてですか!?」


 拒否されたことに驚いたようです。


「……あの島は家族が安らかに眠っている場所なのです。だから、静かに眠らせてあげたいのですよ」

「ごめんなさい……」

「……いいのです。私が島の事を話さないのが悪いのですから」


 いつ話すべきなのか。

 話さないとダメなのか?

 まだ先でいいですよね。


「ユキ、皆のいうことを守るのですよ?」

「わん!」


 今回も元気な返事でした。




「……次はお城ですね」

「そうね。んー、ユキって触り心地がいいわね」


 セシリーが満足そうにユキを胸元に抱いています。

 シエラさんとレティアはギルドでお留守番です。

 正確には、シエラさんはギルドの受付で、レティアは私の代わりです。


「……気を付けないと登りますよ?」

「登る?きゃっ!」


 ユキはセシリーの腕、肩へと移動し、頭に登っていきました。


「器用なことするのね……」

「……はい」


 ユキはセシリーの頭の上に乗って、尻尾を振っていますね。


「思っていたよりも、重くないわね」


 セシリーはユキを頭に乗せたまま歩いてきます。


「……少し、癖になります」


 心地よい重さなのです。



 登録した時、板に表示されたのは、私とユキの名前とギルドの所在地でした。

 ウェイスさんが持ってきてくれた新しい首輪は私の瞳と同じ色の装飾が施されたものです。

 首輪にはユキの名前とギルドの所在地だけです。以前は主の名前も表示されたそうですが、もめ事が起きることもあったので、今では表示されないようになったらしいです。

 あとは……ユキが誰かに連れ去られた場合、それは誘拐行為とみなされ、相手は盗賊と同じ扱いになるそうです。

 見届けた、セシリー、シエラさん、レティアの三人は準保護者となるそうで、この三人がユキを連れて行っても何も罰せられることはありません。皆で育てますから。

 ……でも、お母さんは譲れません。



「ねぇ、ルリ」

「……なんですか?」

「王様ってどうして、犬が苦手なの?」


 セシリーがユキを頭に乗せたまま、こちらを向いてます。


「……私を騙したからです」

「ルリを騙した?想像しにくいわね」


 セシリーが少し上を見上げると、ユキがそれに合わせて移動していました。


「……私にいつか、犬をプレゼントすると言ってくれたのです」

「内容的にプレゼントされなかったってことよね?」

「……そうですね。その結果、大泣きした私を島の家族が大勢見たので、家族総出でゼフィアを攻撃したのが原因です」

「相変わらず、過保護な話よね……」


 当時のことは、なんとなく覚えています。

 アルシェがとても大きな犬に乗って、ゼフィアを追いかけていましたし。

 あの犬はどこから連れてきたのでしょう?


「……いい思い出です」

「みたいね」


 二人で話をしていると、お城に着くのも直ぐです。


「……さぁ、あの時の復讐再びです」

「さらっと怖い事言わないで……」


 セシリーの呆れた声を聞きつつ、お城の城門へ移動するのでした。

 ユキが皆にお披露目になりました。

 女性陣は喜び、男性陣が怖がるという結果ですが。


 一緒に住めると決まった、ユキですが具体的にどこに住むというのはまだ決められていません。

 保護者のルリと一緒にソファーで丸くなる可能性が高いですけど。



 めでたく50話となりました。

 いつも読んで下さっている読者様に感謝です。

 偶然、目にとめた方も、「読んでもいいかな?」と思えば、ブックマークしていただけると幸いです。



 次回の更新は書き終わり次第となります。

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