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白 桃   作者: 藍月 綾音
桃 25歳 ⅩⅠ
61/79

「桃っ!!うわっ具合が悪いのか?!意識はあるな。とり合えずベットだ」


・・・・・・冬馬?

なんで冬馬がここに。


そう言おうと思ったのに、気持ち悪さで言葉がでない。

目が回るって気持ち悪い。


さっと屈んで私を抱き上げると冬馬は私を寝室へ運んでくれる。


体温に、匂いに、涙が出そうになった。

冬馬だ。冬馬がいる。

どうして?


「全く、妊婦に向ってなんて事しやがるんだ。ほら、外は春にまかせて桃は少し休めよ」


あんまりに普通にそんな事をいうから、まだ付き合っているような錯覚に陥ってしまう。

なんで冬馬はこんなに普通にしていられるんだろう。

久しぶりの冬馬に、私はそれどころじゃないのに。

さっきから、心臓がドクドク五月蝿いし、顔だって熱い。

気持ち悪いのに、なんだこれ。


「顔色悪いな。ちょっと待ってろアイスノンあったよな」


そっとベットに私を降ろして心配そうに私の顔を覗くと頬に大きな冬馬の手が添えられた。


トクンと胸が痛くなる。

もう会えないと思ってたのに。


すぐにキッチンへ向おうとする冬馬の手を思わず握ってしまった。

少し目を見開いて、すぐに嬉しそうに細められた。


「ん?心細かったろ。ごめんな桃。つーかお前詰めが甘いぞ?」


ベットに腰掛けて私を見下ろすと空いているほうの手でそっと私の頭を撫でてくれる。


「どうして?」


やっと搾り出した言葉は震えていて、冬馬の顔を見て不覚にも安心してしまった。

泣きそうになってるよ私。


「俺は頼りにならないかもだけど、生涯変わらない自信があることがあるんだ」


あれ?今私の詰めが甘いって話じゃなかったの?


なにがいいたいのか分からずに、とり合えず次の言葉を待つ。


「桃が好きだってことだよ。好きだけじゃ足りない、愛してるんだ。だから俺と結婚しよう。俺を選んで?」


はっと我に返った。

ちょっと待て。私、拓海と結婚するって冬馬に言ったよね?


「だから、詰めが甘いんだって。俺は智と仲がいいし、相楽の事務所は俺の親父の事務所だろ。相楽は秋也と仲がいいんだし。すぐバレルような嘘つくなよ」


・・・・・・・・・・ごもっとも。


だって、ああ言うしかなかったんだよ。他になんて言っていいのか分からなかった。

なんて言ったら冬馬と別れることが出来るのか思いつかなかった。


「俺さ、桃とならなんでも出来るような気になれるんだよ。桃の子供なら、例え相楽の子供でも自分の子供として愛せる自信もある。結婚してさ、俺たちの子供として一緒に育てよう」


思い掛けない言葉に胸が熱くなる。

冬馬の優しさが胸を抉る。

そんな事言われたら頷きたくなるじゃないか。

叶わない夢を見たくなるじゃないか。


冬馬の馬鹿。

そんな簡単なことじゃない。

それぐらい私にだって解るんだ。


例えば、産まれて来た子供がいう事を聞かなかったり、ぐずったりしたら自分の子供じゃないってだけで難しく感じるとおもう。

悪い道にいってしまったら、やっぱり自分の子供じゃないからと思わずにはいられない。

そんな悲しい思いを冬馬にさせたくない。

やっぱり無理だったなんて言わせたくない。


うつむいてぐっと唇をかみ締めると、冬馬の親指が唇をそっとなぞる。

思わず顔をあげると、悲しそうな顔をした冬馬が微笑んでいた。


「もっと俺を信用して頼れよ。俺の幸せ望んでくれるなら桃が俺と一緒にいて?」


キュンと胸が締め付けられる。憂いを帯びて少し潤んだ眼差しに見惚れてしまう。


いや、そんな場合じゃないのは分かってるんだけどさ。


こんな風に見つめられると弱いんだ。瞳の奥に揺らめく情熱も、懇願するようなその眼差しも。頬に当てられた大きな手も。全部好きだから。


嫌いになんてなれない。

忘れるなんて出来ない。

まるで捕らわれているみたいに冬馬の事ばかりなのに。


「ほら、返事しないと襲うぞ」


・・・・・・・・・具合悪いって言ってるじゃん。


呆れて目を細めると、ソレに気付いた冬馬が顔を赤くした。


「しょうがないだろ。これでも二週間も我慢したんだよ。桃がそんな可愛い顔してたらキスぐらいしたくなるってのが男だろっ!!」


そのまま唇をなぞっていた親指がそっと私の口の端に入り込んでくる。

私に頭の横に冬馬の腕が沈んで、ベットが揺れる。

冬馬が覆いかぶさっているんだと気付いて、なにをしてるんだと抗議しようとしたのに次の瞬間には冬馬と唇が重なっていた。


久しぶりの冬馬の味に体が熱くなる。

余裕がなくて、咬み付くようなキスは段々甘く深くなっていって私の思考を蕩けさせる。

私が好きだと必要だといってくれているようなキスは、私の心に波紋をつくっていく。

少しずつ固く閉ざした心を開いていかれているようで。

染み渡るように冬馬気持ちが入り込んでくる。

冬馬の本気を信じられるようなキスだった。


どれくらいそうしていたのか分からないけれど、求めて求められるようなキスを交わして名残惜しそうに冬馬が少し体を離す。

熱に浮かされたように、蕩けるような瞳で私を見つめるとゆっくりと口角を上げた。

あまりの綺麗さに見惚れながら少し腹が立つ。


男のくせに私より綺麗ってムカつく。


それが伝わったのか冬馬は急に心配そうな顔になる。


あぁ、冬馬のこの感情がすぐに顔に出るとこ好きなんだよなぁ。私の事で一喜一憂してくれる。ソレが嬉しかったりする。たまにわざと冷たい態度をとりたくなってしまうくらいだ。


「桃?俺と結婚するだろ?」


ほんとうに最近生意気なんだから。それでも、なんだか冬馬を信じていいような気がして、それでも照れくさくて顔を見られないから横を向いて小さく頷くのが精一杯だった。


今日も、この間も、まるでヒーローみたいに私が大変な時に駆けつけてくれる。

私を好きだって言ってくれる。

冬馬が私を好きだと言ってくれる限り、そして、私が冬馬を好きな限り信じてみよう。

子供の事だって、きっと冬馬なら私と一緒に乗り越えてくれる。

冬馬となら容易く未来が思い描ける。冬馬がいて私がいて、子供がいる未来。

きっと大丈夫。


そう、思って頷いたのに。冬馬はさっと体を離すと、ごそごそと自分の服のポケットに手を差し入れて何かを探している。


ムードもへったくれもないっ!

今までの雰囲気は一体なんだったんだ。つーかなにをしたいんだこの男は。


そしてなにかを探りあて、意味深に笑うと私に茶色の枠がたくさんある紙を私に差し出した。


「そうと決まったらこれお願い。桃、今回の件どうしたら首謀者が悔しいか分かるか?」


温厚な冬馬らしからぬ、怒りに燃えた目でニッコリと笑う姿はこの間の春君そっくりだった。


「・・・・・・分からないけど?だいたい、なんで私がこんな目にあわなきゃならないのか分からないし」


首を傾げれば、冬馬は嬉しそうに笑うと悪戯っ子のように目を輝かせる。


「じゃぁ、桃をどんな目に合わせたいんだと思う?」


ソレはなんとなく分かるなぁ。


「うーん。多分不幸だと思わせたいのかな?私の事をどん底まで落としたいって意思を感じる」


あ、自分で言ってて悲しくなってきた。どん底まで落としたいって、私どれだけ酷い事をしたんだよ。

誰かに特別悪意を向けて嫌がらせをしたりした事なんかないのに。


「うん、だいたいあってると思うよ。桃を苦しませたいんだ。それも確実に目に見える方法で」


上から私を覗きこんで、頭を撫でる。


「それだったら、反対の事を見せ付けてやればいい」


「反対の事?」


なによそれ。


「私は今めちゃくちゃ幸せだってアピールすればいいって事。ちゃんとシナリオ考えてきた」


すっごい得意気だけど、逆に不安がつのる。冬馬がこういう顔する時ってろくなことないよ。

そして目の前に突き出された用紙をよく見ると、ソレが今ここで見るようなものじゃないことに気付いた?


バッカじゃないの?!


冬馬、怒りすぎて頭がおかしくなったんじゃなかろうかと問いかけようとしたときに、軽やかなチャイムが鳴り響いた。

私を制して冬馬がインターホンへとむかう。

あり得ない用紙を手渡されて思わず凝視する。

震える両手と込み上げる怒りをどうにか押さえこむけれど、やっぱり我慢できない。

大声で怒鳴ろうとしたときに玄関から誰かが走りこんできた。


「さくちゃ先輩ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!首になったってメールどういう事ですかぁぁぁぁ!」


走りこんできて、私のベットに駆け寄るとそのまま私に抱きついてくる。


「美鈴!!会社どうしたのよ?頭痛は治ったの?」


「私の事なんかどうでもいいんですぅ。こぉんな酷い記事書かれて、こぉんな酷い目にあって、美鈴、許しませんよぅぅぅぅ!!」


ギュウギュウと締め付けれてちょっと苦しい。

心配してくれている美鈴の肩を押し戻しながら駆けつけてくれた嬉しさから笑顔がこぼれた。


「はぅん。さくちゃん先輩やっぱり美鈴の嫁に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。なんですかコレ」


ピロンと冬馬に渡された用紙をまじまじと見ると、無言ですくっと立ち上がるとスタスタと冬馬のほうへと歩いていく。


「ちょっと美鈴どうしたのよ」


無表情なトコがちょっと恐いよ?


「なぁに、調子のいい事いっちゃってるんですか?まるであてつけみたいに会社辞めたくせに。だいたい、さくちゃん先輩の嘘に気付かない時点で失格です」


そういいながら、冬馬の目の前で用紙を破り捨てる。


「ソコについては謝るけど、もう決めたし、桃がいいっていったんだから、いいんだよ」


「馬鹿じゃないですか?駄目に決まってるじゃないですか。拓海さんもどうかと思いましたけど、風間さんもいい勝負ですっ!!」


・・・・・・美鈴、気持ちは嬉しいけど、それって私が男の趣味悪いって言ってる?!

違うよね?

なんだか泣きそうなんだけど?


そりゃぁね、拓海は色んな意味で駄目男なんだけど。流石に拓海と一緒にしたら冬馬があまりにも気の毒だよ。

それに、なんだかんだでピンチに駆けつけてくれるしさ。

そんなところは男らしいし。

優しいけど、駄目なとこはちゃんと怒ってくれるしさ。

私の立場で考えてくれるしさ。

ほら、拓海はそういうところ全然だったし、自分の事しか考えてなかったし・・・・って私何一生懸命冬馬の弁護考えてるんだ?


「本当に、風間さんも拓海さんもさくちゃん先輩を困らせてばっかりっ!!こんなの絶対に美鈴が認めません!」


「いや、もう遅いし。ほら」


冬馬はテーブルの上に置いてあったリモコンを手に取るとテレビをつける。

画面には速報としてVTRが流れている。

春くん??疑問に思って首を傾げると、画面の中の背景がこのマンションだと分かった。


『本当に困るんですよ。彼女は僕達の姉なんです。え?あぁ、正確には義姉になる人なんです。えぇ、勿論兄の婚約者って事ですよ』


・・・・・・・・・あれ?私今さっき結婚してくれとか言われなかったけ?

なんで春君が公共の電波でこんなこと言ってくれちゃってるんだ?

心底困ったように、春君は眉尻をさげて小さく溜息をついている。


『あれ?僕達公表してなかったんでしたっけ?AKIは僕の正真正銘の兄です。いえ、AKIの婚約者じゃありません。一番上の兄の婚約者です。今は兄も彼女も一般人ですので、こういう報道は本当に困るんです、帰っていただきたいのですが』


泣きそうになりながら言う春君は、お見事というしかないぐらいに、気の弱そうな青年だった。

私は思わず眩暈も忘れて起き上がってテレビを凝視していた。


いったい何が起きてるんだ?


「俺が桃から結婚の承諾を得られなかった場合、無理やりにでも結婚させるから兎に角死ぬ気で口説き落としてこいって。春がさ」


「これはまた、無理やりですねぇ。さくちゃん先輩、本当に風間さんでいいんですかぁ?」


・・・・・いんですかぁ?言われても。

そりゃいいんですけど。

春君が、春君がっ!!流石役者だよ!!


テレビの中でレポーターが今は一般人ってどういう事ですか?と質問をしている。

春君は待ってましたとばかりに一瞬目を煌かせた。


「そういえば、こちらも発表はしていなかったんですが、僕達社長の藤堂 寅之助の子供ですから、兄は跡取りです。もうそろそろ父も俳優業に専念したいと言っていますから、近日中に兄が社長に就任することに間違いないんです」


そこで言葉を切り、悲しそうにレポーター達を見回した。


「つまり義姉はパラダイスドリームの社長夫人になりますね。我社の大事な跡取りになるかもしれない子供がこんな根も葉もない報道で万が一にも流産なんてしてしまったら温厚な兄も温厚ではいられなくなりますから。お願いですからそっとしておいて頂きたいのです」



テレビの中の春君が悲しそうにそういうと、レポーターが一瞬息を呑む。

なぜかって?暗に脅されてる事に気づいたレポーターが多かったんだよ。

直訳すれば、社長夫人にこんなことしていいと思ってるのかよ。うちのタレントどれだけ人気があるかわかってんの?うちのタレント出演、取材断られていいわけ?だから。

そして慌てたように、レポーターたちは祝辞の言葉を述べ始めた。

スタジオに画面は移り、コメンテーターが藤堂寅之助と神埼すみれのサラブレットがハルとAKIだという事に驚きのコメントをしている。

そして、画面には大きな見出しで藤堂 寅之助の子供?!とテロップが流れている。

私の記事は明らかにスルーされ着目点が変わっていた。


ガチャリと玄関で音がして春君が顔をだす。


「お疲れ様。外の追い返しておいたから。冬馬、ちゃんと口説きおとしただろうね」


そういうと、私を見て微笑む。


「やっぱり体調が悪くなってた。ごめん。僕と秋也の注意力が足りなくて迷惑かけちゃったね」


ニッコリ微笑む様はまるでどこかの国の王子みたいだ。今日は芸能人オーラがバリバリ出ていて、春君のまわりに煌びやかな光が舞っている。


「痛いっ!垣内さん、俺の腕つねるなっ!」


あっ、美鈴が顔を真っ赤にして春君に見惚れている。

そうだった。私と同じで大ファンなんだった。


「さささささくちゃん先輩っ!!」


うわぁ、どもってる美鈴初めて見たかも。

振り向いて私を見ると、一目散に私に抱きついてくる。

驚いて抱きとめるけど、一体どうしたっていうのよ。


「さくちゃん先輩!!ハルがっハルがっ!どどどどうしましょうぅぅぅ」


パニックを起こしてるのか。


「まさか、さっきの人だかりの中にハルがいるとは思わなかったんですぅぅぅ」


落ち着かせるために肩をさすりながら、春君を睨んだ。


「もう、勝手になんであんな事を」


「桃は頑固だから、周りから固めないとうんと言わないかな?と思って。まっ、心配なかったみたいだけどさ」


そう言って微笑むと真面目な顔になる。


「で、桃?僕は怒ってるんだよね。冬馬と桃は人がちょっと良すぎる気がするよ?僕に喧嘩を売るなんてなんてラッキーな人なんだろうね?」


いや、全然ラッキーに聞こえないよ?


「さぁ、桃覚悟はいいね。反撃開始だよ」


・・・・・・・・え?え?え?


そんなににっこり反撃開始って。

覚悟もなにも、今聞いたばかりなんだけど。

私が戸惑っていると、美鈴が勢いよく立ち上がった。


「はいっ!!私お手伝いします。風間さん社長就任するなら有能な秘書ほしいですよねぇ?ついでにちゃんとハルさんに私の事紹介してくださいぃよぅ!」


ヒクリと冬馬の片頬が引きつった。

最近、美鈴に押されてるから。きっと苦手意識があるに違いない。

さっと、ハル君に美鈴を紹介すると、しばらく無言で何かを考えていた。

そして冬馬は、諦めたように溜息をつくと美鈴に苦笑いをむける。


「給料安いよ?それでもいいの?」


「いいですよぅ。さくちゃん先輩と会えればいいんですぅ。それにぃ美鈴、副業で稼いでますからぁ。今の会社にはアイソがつきました。さくちゃん先輩を首にするなんて許せません!」


うわぁ、なんか交渉がまとまっちゃったよ。美鈴が冬馬の秘書?そんな事になったら冬馬は馬車馬のように働かされそうなんだけど。Sだよ?美鈴。

冬馬の決断に苦笑しながらそれでも美鈴が近くにいてくれるのは嬉しかった。

それにしても、なにがどうなっているのか今一よく事の流れが分からない。

困って助けを求めようかと冬馬を見ると、懐の中をもう一度探ると先ほどと同じ用紙を取り出して嬉しそうにピラピラと振ってみせる。


「じゃ、反撃第一陣ってことで。運のいいことに証人も二人揃った事だし、サインしようか?桃」


・・・・・・・だから、なんでそんなに自信満々なのよっ!!


結局私はすぐにサインをする事になってしまった。

考える時間を与えられずに記入した用紙。

そう、その用紙には『婚姻届』と書かれていた。

読んで頂きありがとうございます。

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