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白 桃   作者: 藍月 綾音
????? ??歳 Ⅰ
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1

短いです。本日二話投稿です。お気をつけ下さい。

くしゃりと手の中の紙を握り潰した。


どこまでも、どこまでも邪魔な子。


あの笑顔が嫌い。


あの声が嫌い。


あの目が嫌い。


癪に障るの。


消えて欲しい。


あの善人ぶった笑い方。


言葉の選びかた。


存在そのものが、許せない。


もっと苦しめばいいのに。


もっと泣けばいいのに。


いっその事いなくなってしまえばいいのに。


なぜ、あの子だけ良い思いをするのだろう。


私はこんなに不幸なのに。


私はこんなに苦しいのに。


助けてくれる人間なんていないのに。


何故。あの子ばかり。


嫌い嫌い嫌い嫌い。


消えて消えて消えて。


次はどうしよう。


あぁ、そうだ。いい事を思いついた。


そうよね、あの子がいなくなれば、きっとその分の幸運が私の所に流れてくるはず。


そうよ、そうだわ。あんな子よりも私のほうがずっと苦労してるもの。


ずっと耐えているもの。


もうそろそろ私の番よね。


あんな子がいなくなったとしても誰も悲しまないわ。


みんな本当は分かっているはず、あの嘘くさい笑顔が作り物だって。


中味はとんでもない性悪だって。


これは正義よ。


あの仮面を剥がしてやるの。


そして私があの座にすわるのよ。


そう、男なんて簡単で単純な生き物。どうとにでもなるわ。


さぁ、準備を始めましょう。


あの子に消えてもらう為に。



いつも読んで頂きありがとうございます。


???????さん。誰だか分かりましたか?

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