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短いです。本日二話投稿です。お気をつけ下さい。
くしゃりと手の中の紙を握り潰した。
どこまでも、どこまでも邪魔な子。
あの笑顔が嫌い。
あの声が嫌い。
あの目が嫌い。
癪に障るの。
消えて欲しい。
あの善人ぶった笑い方。
言葉の選びかた。
存在そのものが、許せない。
もっと苦しめばいいのに。
もっと泣けばいいのに。
いっその事いなくなってしまえばいいのに。
なぜ、あの子だけ良い思いをするのだろう。
私はこんなに不幸なのに。
私はこんなに苦しいのに。
助けてくれる人間なんていないのに。
何故。あの子ばかり。
嫌い嫌い嫌い嫌い。
消えて消えて消えて。
次はどうしよう。
あぁ、そうだ。いい事を思いついた。
そうよね、あの子がいなくなれば、きっとその分の幸運が私の所に流れてくるはず。
そうよ、そうだわ。あんな子よりも私のほうがずっと苦労してるもの。
ずっと耐えているもの。
もうそろそろ私の番よね。
あんな子がいなくなったとしても誰も悲しまないわ。
みんな本当は分かっているはず、あの嘘くさい笑顔が作り物だって。
中味はとんでもない性悪だって。
これは正義よ。
あの仮面を剥がしてやるの。
そして私があの座にすわるのよ。
そう、男なんて簡単で単純な生き物。どうとにでもなるわ。
さぁ、準備を始めましょう。
あの子に消えてもらう為に。
いつも読んで頂きありがとうございます。
???????さん。誰だか分かりましたか?




