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隣の天使様が今日も心の中で信じられないくらい毒吐いてて怖い  作者: 日暮キルハ


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「咲希が言ってたよ。相談乗ってもらったって。……頼れる奴だってさ」


「え……あぁ。いや、別にそんな大したことは何もしてないですけど」


「叶も言ってたよ。音無君が私の良いところ探してくれた。優しい人だねって」


「……いや、あれも別にそんな大したことは何もしてないんですけど」


「どういうつもりでやってるの? おかしくない?」


「この流れで責められるとは思わなかった」


「咲希とか、叶とか、居崎君とか。仲良くなるのはいいけど、そもそも何のために生徒会に入ったか忘れてない? 私のためだよね?」


「そうなんだけど改めて聞くと凄いこと言ってますよね」


 違和感とかない?ないですか。そうですか。


「茶化さないで。ふざけてんの?」


「…………ごめんなさい」


 怖すぎるって。人殺しの目じゃん。何がそこまで怒らせたんだよ。謝るから許してよ。


「私のために生徒会に入ったんだよね?」


「…………はい」


「なのに、他の三人とばっかり喋ってるのおかしいよね? 私が一番に優先されるべきだよね?」


「別に……なんか困ってるなら聞くけど……」


「そういうこと言ってるんじゃないんだけど。分かんない?」


「ごめんなさい」


 怖い。ずっと怖い。たまに声の温度がグッと下がるのが拍車をかけて怖い。

 なに?なんかメンタルやられるようなことがあったとかじゃないの?単純に俺への不満が溜まってただけ?


「一生私に尽くすって言ったくせに……」


「いや、それは…………ん? ……待って。言ってない言ってない。知らない思い出過ぎる」


「でも、言ったかもしれないって今思ったよね? そう思ったってことは言ったってことだよ」


「なに、俺洗脳されてるの?」


「そういうのいいから」


 よくないよ。一大事だよ。

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