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隣の天使様が今日も心の中で信じられないくらい毒吐いてて怖い  作者: 日暮キルハ


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 まさに晴天と呼ぶに相応しい雲一つない綺麗な空だった。

 文化祭一日目、そのスタートダッシュとしてはこれ以上ない空模様と言えるだろう。


 ところで文実が当日も忙しいとか俺聞いてないんですけど?


「うんうん。今のところとくに問題はなさそうだね(うるさい。頼まれたんだからしょうがないでしょ)」


「……そうですねー」


 そうそう、頼まれてた。天羽さんだけ。生徒会長と先生に。

 どうしても人が足りないから午後だけでもいいから見廻り手伝ってくれって。


「(私が頼まれたってことはあんたも頼まれたってことだから。苦しむときは一緒よ)」


 それ普通苦しみを共有する側が言うセリフじゃないんだよなぁ……。

 しかも言い方からして喜びは共有する気なさそうだし。


 まぁ、どうせ午後からは空いていた。

 天羽さん一人に何でもかんでも任せていいものでもないと学んだのでこれくらいは別に問題でもない。

 問題というのであればこの期に及んで天羽さんに頼る気満々の周囲の人間の方だ。この人先週倒れたばっかりなんですけどね。


「(別にそれはいいよ。ずっとそうだったし。私がそう望んだのもあるから)」


「…………じゃあ、勝手に気にかけます」


 人の生き方に口出しする気はない。そんな権利もない。

 ただ、なんとなく俺が嫌なだけだ。

 だから、それだって他人にとやかく言われる筋合いはない。


「……ふーん」


「ちょっと、勝手にこっちの気持ち決めるのやめてくれます?」


「…………ねぇ、音無君。クラス展示でチェキ撮られたんだけどいる?」


「やったー。高値で売り飛ばしたら怒ります?」

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