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隣の天使様が今日も心の中で信じられないくらい毒吐いてて怖い  作者: 日暮キルハ


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「明日はいよいよ文化祭です。みんなのおかげでここまで大きなトラブルもなく進めることができました。この最高のメンバーだからこそここまでやってこれたと私は思っています。だから、明日からの二日間、絶対に最高の文化祭にしましょう!!」


 とは文化祭直前、文実としての最終調整の打ち合わせでの天羽さんの言葉。

 それに呼応するように拍手が会議室を包み、惜しみない賞賛がここまで文化祭を牽引した天羽さんに贈られる。

 淑やかに一礼し、打ち合わせの終わりを告げる彼女はたしかにそれだけの賞賛を送られるに相応しい。


◇◆◇◆◇


「(……ねぇ、なんであのバカ教師は今更になって書類の不備が見つかったなんて言い出したんだと思う? 愚図だから? 愚図だからかな?)」


 とは打ち合わせ終わりに文実を監督する教師に呼び止められて書類に軽微な不備が見つかったので今日中に修正が必要と言われ残業を余儀なくされた天羽さんの心の声。

 改めて様子を窺うまでもなくブチギレだった。


 いや、まぁ気持ちは分かるけどね。

 もっと早くに言うタイミングなんていくらでもあったろうに。

 最終確認を後回しにしていたんだろうなぁって感じだ。その尻拭いを生徒にさせるのはいかがなものかとは思うけど。


「……ま、いいんじゃないですか。これも思い出ってことで」


 当日分かるよりはよっぽどいい。

 クラス展示も文実も、知ってる人が頑張ったのを知っている。

 それが台無しになるのはちょっと寂しい。

 そうならないためなら多少の面倒くらい文実副委員長として対処するのもやぶさかではない。


「…………まぁ、それもそっか」


「………………ちょっと、恥ずかしいんで変なこと考えるのやめてくださいよ」

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