表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
学園もので吐血する俺、だれか助けて。  作者: 山田 ソラ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5/24

第4話 神殿でスキル授与と学園地獄フラグ

 ルーファス・グレイ。通称ルーは10歳になり、王都の神殿を訪れていた。


 光の差し込む荘厳な空間で、神官が静かに待っていた。


「ルーファス・グレイよ、君の才能を祝福し、スキルを授ける」


 光がルーの手に触れ、全身に温かい力が駆け巡る。


 神官がスキルの一覧を告げる。


《魔法全属性》

《デバフ・学園もの》


 ルーの目が飛び出そうになる。


「……え? なにこの名前……《デバフ・学園もの》って……?」


 神官も困惑して顔をしかめた。


「……あ、あの……君は将来的に、学園的なテンプレ?シチュエーションを体験した場合……少量だが吐血するかもしれない……」


 ルーはその瞬間、泣き崩れた。


「な、なにそれぇぇぇぇぇっ!!」


 初めてスキル授与で喜びではなく恐怖のあまり号泣する体験だ。


 両親の前でルーは必死にひれ伏した。


「お願いです……お願いです! 学園だけは……許してください……!」


 母エリザも、父セドリックも唖然。神官も困惑したまま言葉を濁す。


 しかし、必死に土下座するルーの姿は、誰の心にも響くものがあった。


 神殿の光に包まれながら、ルーは心に誓った。


「……学園には絶対行かない……絶対だ……!」


 こうして、ルーファス・グレイの異世界生活に「学園で吐血フラグ」が立ち、ギャグと絶望の両方が混じった未来が幕を開けたのだった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ