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第11話 神童先生、屋上で死亡フラグ
昼の授業をなんとかやり遂げ、保健室で休んでいたルー。
夕暮れが近づき、生徒たちが帰るころ。一枚の手紙が机の上に置かれているのを見つけた。
【放課後、屋上で待っています。クラスの者より】
紙を握りしめた瞬間、ルーの背筋に冷たいものが走った。
「ま、まさか……これって……」
屋上告白イベント。
学園テンプレ界隈でも最上級の吐血トリガーだ。
「くそっ、俺は教師だぞ!? 対象外だろ!!」
必死に抵抗するも、足はなぜか屋上へと向かってしまう。
そこには、一人の女子生徒が夕日を背に立っていた。
「先生……私、先生のこと……」
瞬間。
「ぐはぁあああああッ!!」
ルーは鮮血の噴水となり、床に崩れ落ちた。
「せ、先生ぇぇぇぇ!!?」
悲鳴が校舎に響き渡る。
その後。
ルーは保健室では処置できず、担架に乗せられてそのまま神殿の治療施設へ直送された。
高位神官が慌てて回復魔法を施し、ようやく命を取り留める。
ベッドの上で、蒼白な顔をしたルーは虚ろな目を天井に向けてつぶやいた。
「……学園、マジで……殺す気か……」




