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ナーロッパはシェアワールドなのか?  作者: みちのあかり


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8/10

スタート視点を決めよう

 最初の小さなやるべきことが見えました。

 では、始まりの舞台を決めましょう。


 ナーロッパは広い世界。ですが、主人公は小さな世界で生きています。


 農民なら、田舎暮らし。商人の子供なら家と商店街。貴族なら貴族街。

 住むところは決まっていますし、貴族が平民の暮らしがわからないように、平民が貴族街に入るのは、よほどの事情や立場がないと無理。


 交通が発達していない時代の大体の人間は、半径500メートル以内の場所しか認知していないのです。


 それに平民であれば、国の歴史も、他の領地も、自分が住んでいる領地の、立ち入ることのない場所すら、知らなくて当然なのです。


 だから、難しい設定はひとまず置いておきましょう。

 主人公も読者も、世界全てを知らなくても、物語を楽しめるのですから。


 主人公と一緒に、少しずつ世界が広がって行けば十分なのです。


 特に、一人称で書くなら、主人公が見て、聞いて、知っていることしか書けないのです。


 まずは半径500メートル。その世界をしっかりとイメージしましょう。


 農村? 貴族街? 下町? 荒野? 海沿い? 山の中?

 お話が始まる舞台によって、全く違うナーロッパが見えてきます。


 それによって、出会う人々も変わるのです。


 リアリティは、複雑な設定より、身近な風景の方に宿る。

 書き始めはそういうものだと思ってください。


(設定好きで世界観作るのが苦にならない人は、ご自由にどうぞ。今回は書き始めるのが難しい人向けでした)

 



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