第71話 魔王軍【魔多竜連合軍】編成
「それじぁ始めようか、魔王軍会議。」
魔王アリシアの一言によって会議が始まった。
参加者は"三魔ノ王"からグウルさんを入れた"四天星王"である。
戦闘能力は一切加味せず、他総合評価で選ばれたが多いという魔王幹部の中でも異端であった。
まず行われるのは人間に対する対応だがコレは簡単であった。
人間は皆殺し。
以上である。
難しい事を考える暇なんてコチラにはないのだ、軍事編制の方がむしろ時間が掛かる訳だし。
その筈だったのだが
「その虫女が下手に人間を刺激したからであろう?何故、妾等まで戦争に参加せねばならん?
しかもそのザマ!実に滑稽じゃの〜?」
…マジこいつ殺して良い?
空気最悪よ?
「ソレ、お前が言うの?」
最悪の空気間の中で声を出したのはラリアナさんであった。実は最古参の魔王らしい。やばくね?
「なんじゃラリアナ?事実を言ったまでだ、ッ。」
ゴシャリ!
という音と共に酒呑童子の頭が吹き飛んでいた。
「テメェ…。呼び捨てを許した覚えはねぇぞ?」
ドスのきいた低い声で酒呑童子に歩み寄るラリアナが指を鳴らすと同時に酒呑童子が蘇生した。
「何を言っておる!妾は元魔オッ」
「元がどうした魔王の面汚しが!
ここ何千年と入れ替わりなんぞ起きて無かったというのに貴様が入った途端に即入れ替わったではないか!」
酒呑童子の腕を足で踏み潰しながら声を荒げるラリアナさん…かなりブチ切れていらっしゃる。
「わ、妾はあの、」
「言い訳か?
そもそも軍も禄に編制しておらず?
部下の話も聞かず己のやりたい事をやろうとするから人間の勇者如きにボコされたんじゃなぁい?」
「アレは、そこの蜂が悪いのであって妾が負けた訳では!」
「ワタシの種族…分かって言ってる?
精霊族と妖精族の始祖なんで世界中の情報なんて筒抜けなんですわ〜残念〜。
そもそも碌な準備もせず自分の実力過信して突っ込んで行ったからそうなったんじゃない?
てか、そもそも勇者にボロ負けしてたんだしヴァルアちゃんが来ても来なくてもお前の負け!完・敗!」
―お、おぉ…。意地の悪い酒呑童子が精神をへし折られている…。流石は魔王…。_
とメルシアさんが小声で言ってくる。
私は無言で頷く。
メルシアさんからの思念伝達で聞いた事によると魔王への呼び捨ては完全に自殺行為らしい。
酒呑童子に関しては魔王同士だったときの癖で呼び捨てを行ったようである。
要は完全に地雷を踏んだらしい。
私の副官達がビビり散らかしてんですけど?
茨木童子ちゃん?
腕離して?
痛くはないけども!
サラシを巻いているけども!
お胸が当たっております。
あとギメル君?
漏らすなよ?
絶対に漏らすなよ?
不利じゃないぞ?
大もだぞ?
会議前にトイレ行って無かったって思念伝達使ってでも説明しなくていいぞ?
ドジ?
ドジっ子属性でも身に着けようとしてんのか?
やめろよ?
大も小も出すなよ?
かく言う私もだいぶ怖い。
なんたって初対面の時はめっちゃ下から接して来たんだもん。
それがあそこまで豹変するとは思っていなかったわ〜。
「アリシア?コイツ幹部に相応しいくなくね?」
あ、…酒呑童子終わったわ。コレ。
「ん〜。確かに他の子達とも仲良く出来てないし…」
「統率力も劣る。
おまけに実力もないのに自己中心的。
もう良いでしょ。」
「でも他の幹部候補いないしなぁ〜。」
確かに。
幹部が折角4人になった訳だし減らすのもアレか…。
「そうであろう!?妾はまだ幹部として−−−−」
「まぁでも他の子に迷惑かけるなら…いっか♪」
「へ?」
「私はね?自分の領地ではみんなが互いに支え合えるようにしたいんだ〜!!
だからその邪魔になる人間は殲滅するし私の部下を傷付ける奴にも容赦はしない。」
アリシアが一瞬私の事を見た気がした。
「けど私の夢?目標?を邪魔するなら君も敵って訳何だよね?」
「ま、待て待っ」
「ごめん待たない。では、酒呑童子とその配下は根絶やしにします。異論ある子は?」
全員が何も反応しない。
別に良くね?という感じである。
「貴様等!薄情なックソ、メルシア!妾とは古い仲であろう!?助けよ!」
「ヴァイシアちゃ〜ん。傷大丈夫?」
「あぁ、問題ないですね。この形が元の形だと決められちゃったので回復能力高くても治らないんですよ〜。」
「どんな攻撃よ。」
「一応防御の仕様はあるのであとで教えておきますね!」
「ありがとありがと助かるよ〜。」
「そ、そんな、。」
「能力だけは有能だしソイツの貰っていいか?」
ヴァルアお姉ちゃんがそう言うと全員良いよという感じの反応をする。
酒呑童子が咄嗟に攻撃しようとするが、無駄である。
そもそもの身体性能に差があり過ぎるのだ。
攻撃を繰り返す前に絶命させてしまえば能力の差などどうとでもなる。
結局はフィジカルである。
とりあえず酒呑童子は死に所有していた特有能力「陽炎王」は、茨木童子ちゃんに渡された。
端的に言えば戦力強化である。
魔境たる私の軍勢ならば直ぐ様使いこなせるし性格的にも問題無いと私が保証しようじゃないか!
ついでに鬼族の民衆から選抜メンバーを集め茨木童子の緑鬼軍団に組み込めば…一大勢力待ったなし…。
唆るぜぇ。
という訳で幹部が一人減ったがそんなの関係無ぇ!とばかりに軍事編成の話に移る。
今回ばかりは魔王軍総出で狩りに行くのでガチである。
「それじぁまずは私からいきますね。」
ラリアナさんからスタートである。
軍名/森人騎魔総軍
第一軍/森人族騎士団・総勢5000名
包んだ約1000名がA級上位の猛者揃いのエグい戦力であり森人族の上位種である聖森人族が大半らしい。
聖森人族は魔法攻撃が効きづらいらしく普通に強いね。
しかも他4000名は成長の途上ながらもB級程度の実力は併せ持っているのだとか。
エッグ!
第二軍/森人魔法師団・総勢1万名
身体性能のMPが8000を超えている者が大半であり全員がB級中位程度の実力
魔導書なるMPを注ぎ込めばその魔法が扱える便利グッズを全員が支給されているらしい。
まぁその分下位の魔法が大半のようだが…。
それでもやはり強いね。数の暴力って感じ?
第三軍/森人弓師団・総勢600名
数は少ないながらも魔法よりも広い射程を射抜く事が可能であり全員C級程度。
支給されている弓は希少級らしいので10発でB級の魔物が狩れるようだ。
矢に改良を施せばさらに強そうである。
第四軍/森人呪術師団・総勢300名
森人魔法師団と対を成す軍勢で主に呪い付与やバフなんかが出来るようだ。
かなりレアな魔法術式の為数が少ないらしく怪しげな術を使う訳ではないらしい。
ちょっと残念。
ちなみに全員C級である。
第五軍/闇森人狂豪団・総数9万名
森人族軍勢の圧倒的主力部隊とされる魔法関連は通常の森人族より劣るもののそれを遥かに上回る圧倒的近接戦闘能力を持っており全員がA級中位相当の実力を持つ。
さらに森人族特有の長命により技術力もある為普通に強いらしい。
そして!
総勢105900名の軍勢を束ねているのがS級相当の二人エルーとムルである。
いやはや、強いね。
けど数では異禍群が圧倒的に上である。
まぁ10万の軍勢より数段数が多いのはどうかと思うけど…。
コレばっかりは虫の繁殖能力が尋常じゃ無いだけだから仕方ないね。
ちなみに森人族の亜種である闇森人族と聞くと通常の森人族とは対立していたり差別的な関係だとファンタジー物で思われがちだが別にそんな事はないらしい。
むしろ逆で通常の森人族は農業や魔法関連、政治関連の仕事が得意であり。
闇森人族は戦闘特化型の傾向にあるらしい。あと子育ても得意なのだとか。
両種族ともめっちゃ仲が良いようで結婚する者もいるのだとか、やはり決めつけは良くないわ。
そしてメルシアさんの妹さんも闇森人族らしい。
名前はダナシアさんというようである。
次は確か…。
あ、あった事は無いけど鉱山人族の幹部のグランって人だね。
ギメル君が配下集めに領土に行ったらしいけど快く色々準備してくれたらしい。
幹部の中ではまとも枠なのだとか。
「俺等んとこは兵力は持ってねぇが色々準備は出来るでな、遠慮なぐ言ってぐれたらいいべし。」
…めっちゃなまっていやがる。
んまぁドワーフってそんなに戦闘向きな種族じゃ無いらしいからね。
…けど鍛冶は出来るってことでしょ?
「あ、それなら私から良いですか?」
私は手を挙げてグランさんに頼み事を言う。
頼みごとはコレ
①空海母艦の修復
私の魔法で穴だらけだからね〜。まぁ穴は小さいしいけるでしょ!
②小型双剣の大量生産
今回私の部隊で分かったのが全軍の攻撃力の低さなのよ。
通常の奴等でも腕力だけで人間を引き裂けるけど秒殺しまくらないと追いつかないからね。
なんせ数が多いし。
③鬼族用の太刀生産
私の軍では一番小規模の【緑鬼軍団】の攻撃力強化目的である。
何気に人間共の経験値がエグかったようでかなり強化はされていたが全力でいきたいので攻撃力強化目的である。
「なるほど…。一の空海母艦の修理復元が実物次第だが一つ5日は掛かるでな。
ニは問題ねぇ。クオリティは低くなるだが一万でも十万でも量産いけるだね。
三は元々造っていたから心配すんな。爆速で仕上げてやんよ!」
なんて頼もしい。
てか①に関しては一ヶ月は掛かると思ってたんだけどなぁ。
「あ、あの元帥?我等、龍人族と蜥蜴人族用の武器の…支給は…。」
「え?」
「忘れてたの?流石に可哀想。」
「まぁしたかないな!俺も軍事に関してはヴァイシア殿に丸投げだし…ハッハッハ!」
グウルさん。
まぁ確かにね!
ハッハッハ!
私とグウルさんは軽く笑う。
「我はともかく部下の物達用で頼みます!」
「いや〜。しくじったわ。ごめんごめん。グランさんお願い何だけど蜥蜴人族用と龍人族用の武器も作れる?」
「いけるだよ。どんな形状が良いだ?」
「薙刀型と槍型かな?刀とかより扱いやすそうだし!」
「任せるだ!」
「頼んだグランさん!」
こうして軽いノリで武器支給が決定した。
何気に森人族用の矢の生産も行うらしいので負担がエグそうだが…。
ドワーフには固有能力で希有能力「鍛冶Lv1」と「鍛冶魔法Lv1」があるらしく普通なら1週間掛かる仕事が一時間で終わるらしい。
能力すげぇ。
さて、お次は私達、異禍群の投入する戦力を…
「ちょっと待つだ。」
「どしたの?」
ホントにどうしたの?何事かね?
「幹部候補、推薦しようかと思ってな。」
今?!え〜、
「何?!幹部候補だと!どんな奴だ!」
アリシアが食い付いたな。仕方ない。優先は幹部候補の話で〜。
「んじゃま俺等ドワーフが保護していた豚人族もそろそろ領土運営や色々出来ると思ってな?
その長を幹部候補に推薦するだ。」
オークかぁ〜。
ファンタジーだと結構序盤の敵で弱いイメージだけど大丈夫なのだろうか?
そして数分後オークの長が入って来た。
緊張した顔である。
「は、はじめまして。私は豚人族の長を務めさせて貰っている者です。
此度はグラン殿より幹部推薦という−−−−」
「んじゃ〜。そこのオークの子を幹部に決定するよ〜。異論ある子いる?」
…………………………早くね?
「早すぎじゃねアリシア?!」
「私難しい話好きじゃないも〜ん。」
「だとしても早すぎんだろうが!なんかやれることとか特技とか聞いてからじゃね?!」
普通に私の口からド正論が出るとは思わなかった。
なにせ即断即決だったからだ。
しかしチエさんからの説明で納得せざるを得なかった。
『主もギメルを即、副官に任命しましたよね?それと同じです。』
はい。
私の負けですごめんなさい。
という事で爆速で幹部が4人となった。
ちなみこの長は魔猪族という上位種らしくA級上位ある。
アリシアからの名付けで"トリュフ"の名を与えられ厄災猪族と成っていた。
厄災って、
厄災て!
そしてトリュフは食べ物の名前!!
食うつもりか?!
ちなみにウネヴァお姉ちゃんや鋼魔蟲族同様防御能力に特化している種族のようだが結構違いがいるらしく
鋼魔蟲族は個々の防御能力が高く一度腕を失うと再生しづらい、飛べる、という特徴があり
豚人族は、種全体でダメージを分散し再生能力も高効率なのだとか。飛べないのと起動力がないのが難点。
けどダメージ分散ってやばくね?
100人いて100HP減らされる攻撃受けたとしても1で各自済むわけでしょ?
無敵じゃん。
魔王軍全体のタンク役みたいなポジションになりそうだね。
鋼魔蟲族はタンクアタッカーって感じに収まりそうだし。
ちなみに正式な軍はまだ作れそうにないので私の所で臨時的に雇う形で運用する事にした。
それでは異禍群の投入する戦力紹介いってみよう!
「頼むぞ!ヴァイシア殿!」
「情け容赦無しで行くんでご安心を〜。」
第一軍/龍蒼軍団・総数5万名!
陸を海を空を全制覇可能な遊戯軍!
ギメルをトップに副官として教官《》を据えた完全新体制!
なんで新体制にしたのかって?なんで増えまくっているかって?
グランさんのところから…大量に…志願兵が…来ちゃった♪
ちなみに新規入軍者達は全員Bランク下位の実力でめちゃんこ強い。
怖いよ。増えすぎだよ。
ついでのように飛竜達も懐いており飛竜兵も誕生したよ?
怖いねぇ。
なんかもうギメル君もいきなり過ぎて困ってたよ?
そんなギメル君も人間経験値で進化していた。
種族名は蒼龍人族、カッコよ。
鱗は蒼色である。
第二軍/緑鬼軍団・総数14000?!
どうしてこうなった?
酒呑童子が処刑された訳だが緑系統の鬼族だけは殺さないでくれという茨木童子の頼みを聞いたのだが志願者が続出したようで増えたんですけど?数が!
空母が足りねぇよ!
あとから聞いた話だが酒呑童子になんか緑系統の志願兵は上限が決められていたらしい。
元々人望があったようだね茨木童子。
ちなみに全員C級相当であり種族的には人鬼・雌人鬼の上位個体である。
全員が大鬼に進化したら恐ろしいことになりそうだね。
ちなみに茨木童子は人間経験値と酒呑童子の所有していた経験値の半分を吸収した結果進化。
種族は妖緑鬼と成っていた。
なんか可愛い響きである。
第三軍/蟲人軍団総数150万。
ヴァイアちゃんをトップに据え知型を副官にしました。
マザーは全軍の管理担当に就任して貰った。つまり私の一個したの階級である。
はい、増えました。
元々人間因子で人型化した彼等だがそこから産まれてきた子供達もまた人型なのである。
繁殖能力は魔蟲族よりも落ちているが普通でも子が産める強みが軍勢拡大の要因となった。
ちなみに半分程は子供である。
酷い?
なんか子供個体の方が起動力が高いらしいのよね。
それに子供だからこそあらゆる面での学習能力が高いらしい。
ちなみに小型双剣の製作を頼んだ理由がコレ。
子供だとパワーが足りん。
ナイフ戦闘を覚えなさい、大人個体は現地調達でいけ!
第四軍/魔蟲軍団総数100万以上。
はい。
正確な数がもう分かんないから100万ぐらいにしているよ!
シルヴァお姉ちゃん、ヴァルアお姉ちゃん、ウネヴァお姉ちゃんとその配下たる女王各100匹が頂点となる異次元戦闘部隊です。
言わなくても分かる。
ふざけた戦力です。
ついでのように私の斬魔蟲族もとりあえず全員加わって貰ったよ。
ちなみに居残り魔蟲族達もいるけどそっちは魔王領土の守護を担当して貰います。
臨時軍/猪盾軍団総勢15万
トリュフ君をトップとして臨時軍として私の命令下で動いて貰う軍である。
この人魔大戦後は独立して貰います。
魔猪族が1000名で全員がA級下位相当
猪人族が9000名で全員B級前後の実力
豚人族が10万で全員C級下位の戦力となっている。
グランさんには全員分の全身鎧と円盾を頼んでいるので防御性能がイカれた事になりそうである。
ちなみにHPだけなら豚人族は3000はあるぞ!
以上。
異禍群の軍勢である。災禍軍の総勢264万以上の戦力である。
「多くない!」
メルシアさんが叫ぶ。
私もそう思う。
多い。
「そうなのか?」
グウルさん?
いくら軍事関連を私に押し付けてるからって二百万の軍勢のヤバさを理解しよう?
「まぁ、人間側は確か1千万なんだろう?ならこんぐらいでも足りなくないか?」
「え!そうなのか?!」
「私が人間潰した時に資料を"貰ってね?"その時に知ったのだと1千万はいるね。
空母もあと900隻はあるらしいし。」
静まりかえっちゃった。
「フフ、問題ないでしょう?私達とアリシア様も参戦するのですから。」
シルヴァお姉ちゃん…頼もしっカッコよ!
「意義なし!私等ならばその空母とやらも一撃だな!」
ヴァルアお姉ちゃんカッコよ!
「ボクも同意〜。まぁボク等が相手するのは"勇者"になりそうだし?速攻で殺して助けに行くから安心してね〜。」
ウネヴァお姉ちゃん…。最高かよ。
そうお姉ちゃん達には勇者討伐を各自頼んでいるのだ。
なんか明らかにヤバそうな戦力の情報を手に入れているからね。
「そしてアリシア!アリシアにも仕事があります!」
「なんだ?ヴァイシア!」
「人間国を囲んでいる防御結界を粉砕して本城の奴を潰したい。
だから防御結界およびその維持をしているエネルギー供給を壊して欲しい!」
「分かった任せるのだ!」
「よっしゃい!」
アリシア素直、いい子。
「だいたい決まった?んじゃワタシも行って上げようかな?」
「ラリアナさんも?」
「そそ、支配者階級が暴れまくるとなると魔力汚染が懸念されるじゃん?それに本気出すとなると敵味方関係なくなるし
ワタシの異空間内ならどんだけ暴れても良いし。」
「なるほど。」
「ならお願いします。ラリアナ様。」
シルヴァお姉ちゃんが承諾。
まぁ私も異論なし…。
あ、そうだ!
「ラリアナさ〜ん。魔王軍全軍を転移させることってできますか?」
人間国まで結構距離あるからね。出来ればお願いしたいところだけど…。
「余裕だよ?」
「なら全軍転移とお姉ちゃん達の戦場空間お願いできませんか?」
「了解!任された!」
移動問題もサラッと解決したな。
「では、決戦は七日後!各自準備するのだ!」
「「「了解!」」」
アリシアの号令で全員がやる気を出す。
魔王軍の編成はこうして完了した。
それから6日後。
グランさんから全軍用の防具、武具が届き猪盾軍団も到着した。
それから半日で全員に支給を行い。
遂にアリシアの魔王軍、【魔多竜連合軍】が完全に完成したのである。
いよいよ次回は人魔完全衝突です。気合を入れて書いていきます。




