表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/53

第45話 うわぁ!!!!!もうダメだぁおしまいだぁ…。

メルシア

「そ、そんな…。馬鹿な…。」


膝と手のひらをつき絶望した様子のエルフの女王フリーネ、明らかに同様しているし絶望している。

なんでこうなったのかって?話は数日前にさかのぼる。



…………………………数日前…


 エルフ領の門前に集まったのは女王メルシアと側近2名で名前がエルーとムルって女性で魔法と剣術を合わせた剣魔法が得意らしく存在値は軽く300万以上。

次に森人族騎士団エルフナイター約1000名、全員がA級の猛者揃いである。

 更に森人魔法師団エルフマジッカー約150名、

身体性能ステータス内の特にMPが8000を超え中位から上位の属性魔法や回復魔法を得意としている魔法師集団

 最後に森人弓士団エルフアーチャー約100名と森人呪術師エルフシャーマー約250名である。

更に追加として俺、快晴カカオとシュンもいる。


合計約1500名の大編成である。

 一応だが森人魔法師団エルフマジッカー森人呪術師エルフシャーマーは結界関連で連れてこられている。

 対魔蟲族結界の補強の為である。この結界は通常ならば破られることはないし弱体化することもない。

しかし100年という期間で弱体化する。

コレは単純な話で地下迷宮・禍蟲迷落の大洞窟が拡張されているのだ。

そもそもの結界の効果範囲は地表付近で魔蟲族インセクタントの地上進出を阻んでいる。

 地下迷宮は、大陸3つを地下で繋げる程の大きさを誇っているが一つの大陸は"怪獣種タイタヌス"と竜種ドラゴン、更には魔王の一角たる破滅の龍神の住む大陸であり9つある大陸の中でも魔境も魔境、魔蟲族インセクタントといえどあの地には迂闊に進出出来ない。

 もう一つの大陸には精神生命体である悪魔族デーモンの出てくる門、冥界門ヘイディーズゲートとそれを守護する番犬にしてSランクオーバーという噂まである狼系ウルフの魔獣のNo.2三頭牙狼竜ケルベロスが生息しているのでコレまた魔蟲族インセクタントといえど進出はしない。

 更に仮に海に繋げての脱出を試みれば虫という身体構造状水面まで急浮上するし戦闘行為が難しくなる。

更に海には海龍種、海獣種、海滅種リヴァイアサンが大陸に生息しているので不可能。

 故に一番安全なこの大陸から突破を試みているらしいのだが、流石に大陸全土に結界は張ることが出来なかった為。結界の効果範囲も魔蟲族インセクタントの日々の迷宮拡張に合わせて範囲を自動で拡張し続けた結果、結界全体の強度が弱くなっているのだ。

 百年に一度というのは目安であり結界の弱体化に合わせて強化に向かう事がほとんどだ。


メルシア

「では行くぞ。目的地まではおよそ600km弱である。出撃じゃい!!」


という女王メルシアの号令の後に1500名が大穴つまり結界の中心に向けて旅立った。

しかしその僅か数時間後に事態は急変した。


 それに気づいたのは他でもなくメルシアである。結界に何者かが"干渉"を始めたのだ。

 しかも恐らく4人である。何故干渉し始めた?いやコレは干渉ではなく・・・解析か!!

 最も代表的であり唯一確認されている魔蟲族インセクタントのあの"虐殺蜂"は恐らく特有能力ユニークスキルを保有しているということは魔王アリシア様より聞いてはいた、が?しかし4人だと?確認されている魔蟲族インセクタントは五系統程でありそのうち一つは最近誕生した系統の魔蟲族インセクタントしかしいずれの魔蟲族インセクタントも虐殺蜂以外は確認出来ていない。

4人…つまり蜂ともう三系統の魔蟲族インセクタントが協力し始めたとでもいうのか?!

 だとすれば・・・特有能力ユニークスキルを各自、しかも解析系を保有していたならば結界の封印を多少の時間は掛かっても破られる可能性が高い。


メルシア

「皆の者!!結界に何者かが干渉を始めた!!恐らくは解析であり数は4名!!解析系の特有能力ユニークスキルを保有していたならば結界を破られる可能性が高い!!急ぐぞ!!」



「「「「「はい!!」」」」」「「「「「応!!!」」」」」


緊急事態ではあるが流石に百層の呪詛と結界を重ねた結界だし破られない…よね?




…………………現在



破られたぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁ!!!!!

うわぁあ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!!!

 魔蟲族インセクタントが出てきてんじゃねぇかよ!!

そう魔蟲族インセクタントビーが上空をとんでいるのだ。

 しかも少なくともB級の蜂が10匹の群れを作って飛んでいる恐らくは獲物を探しているのだろうか?

それでもヤバい事には変わりはないが…。

 しかも結界は根本から消し去られているし既に出てきてしまっているので張り直しても意味はないだろう。

エルー

「どうしましょう姫様。結界が破られていますしまずくないですか?」

ムル

「しかも人間共が侵攻しているこの時に破られるとは…。マージーでーどうしましょう?」


どうすれば良いのかコッチが知りたいわ!!どうしよう本当にどうしよう。

とりあえず一旦、他の三魔ノ王の二人に報告でも…



キチチチチチチ・・・・


はい?

振り返ると木に白い生き物がくっついていた。

蜘蛛であるそれも10cm程の大きさの脚の太い蜘蛛である。

しかもコイツA級上位モンスターか?!

しかもコチラに解析鑑定を行っているな?ということはコイツ魔蟲族インセクタントそれも支配者階級の目の役割をしているのか!!


メルシア

「カカオ!!シュン!!そこの蜘蛛を狩れ!!森人族騎士団エルフナイターは周囲を警戒!!急げここは魔蟲族インセクタントの活動範囲内だぞ!!」


カカオ

「了解!!」

シュン

「はいよ!!」


カカオが斬り込みシュンが錫杖で突き刺すも蜘蛛はそれを軽々と躱す。

そして


キィキキキキキカキ!!!キィキキキキキカキ!!!


あの身体の大きさの蜘蛛とは思えない大声量で叫び始めた。それと同時に蜂共が反応しコチラヘ顎をガチガチと鳴らし威嚇をし始めた。

ヤバいな…感知内に蜘蛛系の魔物、しかもデカいのが5匹コチラに向けて走って来ている。

更にカブトムシか?アレは?


カカオ

「流石に数集まりすぎじゃね?!」

シュン

「この数相手にすんのはしんどすぎるし大勢死人が出るな。メルシアさん退却指示出した方が良いよ?!」


エルー

「姫様直ぐに撤退しましょう。少なくともB級以上の魔物がこれほどいるのはマズイです。この戦力ではしんどいです。てか無理だからさっさとしやがれ!!」


エルーの口調が壊れた!!まぁ実際まずいよねぇ!!皆は周囲の魔蟲族インセクタント達を警戒しているが問題はそこではない。

…来たか…。


ゴガァ!!ゴガァ!!ゴガァ!!!ゴガァ!!!バリバリバリバリ!!!


結界の大穴からそれは姿を現した。そう魔蟲族インセクタントの糸系統、女王蜘蛛クイーンスパイダーが現れたのだ。

確認されていない魔蟲族インセクタントの中でも恐らく最上位クラスの魔物だろう。


完全に腰を抜かしている者もいるがこのレベルがいるとなると逃げるか!!


メルシア

「皆の者!!逃げるぞ!!!ヤバいわ普通にヤバいしダメだ!あの魔物はS級!!しかも上位ランクの怪物だ逃げるぞ!撤退!!」


ムル

「最初っからそういえやぁ!!バカ女王!!」


あるぇ?私の側近が口調崩壊しているぞぉ〜?

まぁ普通はそう思うかも知れないけど私の狙いは別にあるんだよねぇ。だからその目やめてくれない?


メルシア

「フッ!私がバカだと?バカめ私の狙いは奴等の戦力確認だ!!千年の月日でどの程度、魔蟲族インセクタントが変わったのか調査せねばならないだろう?更に蜂以外は確認すらされていないのだから確認するのは当然なのだよ愚か者め!!」


メル・エルー

「「だとしても逃げながらでも確認出来たでしょうが!!このど阿呆ぅ!!」」


メルシア

「あ・・・。」

その手があったかぁ…。失敗失敗。誰にでも間違いはあるさ。

いや〜そんな目で見ないでよ。悪かったって。

とりあえず1km程は離れたけど追ってくる様子はない。というかあの女王クイーン私達には目もくれずにどこかに向かって歩いているな。


あの方向は確か…人竜族の里がある場所か?




………………………………………………………………

作者メモ  大陸と魔王の関係について


9つある大陸は現在それぞれ一人ずつ魔王が根城にしています。

魔王とは呼ばれていますが正式名称は大陸守護王でありS級の壁を突破したS級オーバーの存在達です。

当然のように究極能力アルティメットスキルを保有しているのでヤバい奴等という認識で構いません。

そろそろ一人目を出したいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ