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第42話 転生蟲生の中で一番の美食だぁ!!!

釣れた魚はサケみたいな見た目をしていたし鎌でスパッと斬ってみてもやはりサケだった。

しかしデカくね?実際のサケがどんな大きさかは知らないけど2mぐらいの大きさのサケぞ?

正直元の世界のサケよりかはデカいと思うし何気にコイツの存在値は9600とまぁ魚にしてはイカれた存在値だ。

『魚竜族:鮭竜サーモラゴンで、基本的には川で産卵してから海へと下っていき10年で成長してから孵化した川に戻り産卵期を迎える下級竜ドラゴンの一種で、ようは鮭です。』


マジでサケじゃん!!ならばさぞかし美味に違いない。

てか今産卵期って事はまだまだ上がってくるんじゃない?下流にいるアラクネお姉ちゃんの釣果が楽しみだね。


エイルメント

「うぉっしゃぁあ!!やっときたぁ!!!!」


となりですっごく大はしゃぎで魚釣りをしているお姉ちゃんどうやら掛かったようだ。

ホントに全身で喜びを体現するんだよなぁエイルメントお姉ちゃんは、かなりの元気っぷりだね。


ネメシス

「ふぁ〜。まだ?愚姉ちゃん。あとうるさい。」


辛辣だな私の姉は、でも私の足の間と胸元にすっぽり収まっているせいで可愛さが勝つ!

ホントに私とネメシスお姉ちゃんのどっちが姉なんだろう?


エイルメント

「ちょこまかと動くなぁ!!ほい!」


エイルメントお姉ちゃんが竿を思いっきり振り上げて掛かった魚を引っ張り上げる。

しかしただの竹でエイルメントお姉ちゃんの身体性能ステータスに耐えられるのかな?普通。

てか私の場合は木を握り潰して竿の形状まで圧縮して使っていたけど・・・それでも折れるよね?なんで折れなかったんだろ?


『丁度いい解説役みたいに振らないでくださいよマスター?』


ごめんてごめんてでも気になってさぁ〜。


『はぁ。単純な話ですよ?MPつまり魔力を流し込みつつ希有能力エクストラスキル「多重結界」を纏わせればバカみたいなステータスでも使い捨て程度には耐えられます。』


なるほどねぇ〜。多重結界便利だなぁ。


ちなみに私とチエさんの会話は僅か一万分の一秒程度でしかないので場面は次にかわります。


エイルメントお姉ちゃんの釣り上げた魚が宙を舞う。

魚じゃなくて鰻だったねコレ。


地上に打ちつけられる鰻、10m前後の大きさでめっちゃのた打ち回って暴れているがここにいる三人は化物しかいないので逃げられない。

尻尾がエイルメントお姉ちゃんに打ちつけられるも当たることはなく鰻の頭は斬り落とされていた。

恐ろしく速い手刀…私でも見逃しかけたね。


実際問題、身体性能ステータスが高すぎて通常じゃ有り得ない攻撃方法でも楽に命を奪えるもん。

私でもデコピンでこの鰻殺れるしねぇ。転生直後のクソ雑魚状態からよくもまぁこんなに強くなったもんだね私。

しかしこんな急成長を遂げても尚、本気でもない姉の攻撃が視えないレベルとか〜上には上がいるよね〜。

てか鰻とサケか。美味いぞぉ!コレは普通に美味い食材が揃ってきたぞぉ!!

……………………………………………


さてさてまずは第の三腕を鎌状にしまして〜。

3枚にぶった斬ります。

更に埋まっている骨を抜く。

抜き終わり次第速攻で皮引きをして刺身にしてと。


完成。

鮭竜サーモラゴンの御造り!!


エイルメント・ネメシス

「「おぉ〜!!」」


軽く一秒程度で鮭竜サーモラゴンを刺し盛りにする。

久しぶりに美味しそうだな!

キラキラだぁ!!


アラクネ

「コチラも終わりましたよ?」


大量の刺し盛りを持って来たアラクネお姉ちゃん・・・何匹分なの?コレ?

あとは鰻の刺身も作ったのだが鰻の刺身なんてあるんだろうか?まぁ小骨多そうだけど問題ないでしょ

それでは!


アラクネ・エイルメント・ネメシス・シヴァ

「「「「いただきます」」」」


まずは鮭竜サーモラゴンの刺身から食べると・・・。

美味しい!!

今までのクソ固いゴムみたいな肉ではないし少し固い事は固いんだけど全然食えるし臭味も無い。

旨味も強いし転生から今までで一番美味しいわ〜!!

ネメシス

「美味しい〜。地上の生き物はコレだから美味いんだよね〜。」

アラクネ

「地下特有の固い肉でも臭味が強い訳でもありませんからね。更に産卵期だからか脂も乗っていて美味しいです。」

エイルメント

「あぁ〜!!美っ味い!!とにかく美っ味い!!地上最高!!」


性格出るなぁ食べ方に


しかし美味しい〜。めっちゃ進む〜。


『喋らずにめっちゃ食うことに専念するタイプなんですねマスター?四姉妹全員、食事の時の反応がキレイにズレていて面白いです。』


なんかチエさんが言ってる気がするんだけどまぁ良いや。美味しぃ〜!!

さて次は鰻の刺身いってみようか?


モグモグモグっ…。


脂の甘みが噛むほどに口の中に広がるし歯応えも丁度いい。

うん、美味い!!


私達は地上の生物を堪能していたが、この時何者かが急接近していることをまだ知らなかった…。

と訳でもなく普通に気づいているので迎え撃ちます。

私の万能感知を舐めんなよ?





………………………………………………………………

作者メモ 魚竜族ぎょりゅうについて


竜族ドラゴンに近い進化を遂げている種族の魚版である。

鮫とイルカの見た目が近いのと同じ様な進化であり竜族ドラゴン魔魚族フィッシャーが近い性質に進化したもの。


主に川に生息する第一タイプ、海に生息する第二タイプ、川と海を行き来する第三タイプの魚竜族ぎょりゅうがいる。

第一タイプ代表例:鮎竜アーユモゴン平均存在値150と第一タイプの魚竜ぎょりゅうは基本的に弱い。


第二タイプ代表例:下位竜鮫レッサーシャーク平均存在値100000とB級の中でも上位の存在。

発見されている魚竜ぎょりゅうの中では最上位なの魚。


第三タイプ代表例:鮭竜サーモラゴン平均存在値5000・鰻竜ドライール平均存在値10000と何気に"B級の魚"である。



ちなみにこの世界の人類は川の近くに村や町を造りません。

というか作れません。第三タイプに関しては入れ替わりで年一で産卵に遡上してくるのでシンプルにヤバいからです。

魔法もあるから水に関してはなんとかなるのかも?

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