第31話 新たな転移者は元クラスメイトぉ!!
メルシア
「と言うことで準備お願いね。」
三魔ノ王会議後、そう言ってエルフの女王ことメルシアは遠征の為のメンバー集めに出かけて行った。
そして俺も"対魔蟲族結界強化"遠征に参加する事となった。
、、、、一応客人何だよな俺?まぁ別に良いか俺も了承したわけだし。
と言ってもほとんどの準備はあちらが行うらしくしばらく俺は暇な時間が増える訳だ。
ちなみにフリーネは会議後に帰っていった。まぁそれはそうとして、、、、、、、暇だな。
そう暇だ。だってコッチの世界に来てからはこの魔王領までずっと気を張って走っていたんだから暇では無かった。
しかし今は安全圏、気を張っている訳でもない。故に暇だ。
ん〜〜〜〜。
よし素振りでもするか。
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ということで、空き場所を借り大量の竹を斬ってきました。
なぜ竹を斬って来たかと言うと…。
ぬぅんッ!!!
掴んでいる。
その根本から竹が折れる。
素振りの稽古だ。
割と太めの竹だけど折れるのか。流石はハーフエルフの身体能力の高さ。つくづく俺が人間ではなくなたったと理解出来る。
その後も、
フン!!
フン!!
フン!!
先程まで山のように積み重なっていた竹がもう半分以上消費された。
そして俺は先程まで掴んでいる根本から折っていたが今は竹を"ささら"に変えれるようになった。
なんかずっとやってたらコツ掴んできたわ。
ついでに
《熟練度が一定に達しました。「剣の才能Lv7」が「剣の才能Lv8」になりました。》
こんな風にスキルを習得することができた。
多分あくまでこのスキルは補助的なものでしかないと思う。
主体となるのは自分の"技術"だろう。
でなきゃ前世の部活で散々竹刀振り回してたのが馬鹿らしくなる。
【スキル「剣の才能」:剣による攻撃の際の速度と威力が増加する。又本人の技術向上に補正。】
天眼にこんな効果があったのかァ!!
鑑定スキルも込みだったとは凄いなぁ。
まぁユニークスキルって書いてあったしオーバースペックなんだろうな。
良くわからんけど。
それでも俺のやることは変わらない。
このスキル確認の時も竹を降る。
振って振って振り続ける。
「よくやるなぁ〜。」
誰かの声がするがとりあえず今持っているこの竹が最後の一本。
全力で振り下ろす!!
ふぅん!!
竹が縦の繊維所に別れる。二や三以上の本数に両手に握られた竹は別れる。
「聞いてる?お〜い。」
さっきから誰だ鬱陶しぃ。
俺は振り向きざまに握られている竹の繊維を横薙ぎする。
しかしそれは止められる。錫杖、、、。
その突然現れた男は錫杖で俺の繊維と化した竹の横薙ぎを防いだ。
快晴カカオ
「誰だァ?お前。」
シュン
「カカオンと同じく異世界人の転移者件クラスメイトのシュン。まぁコッチの方が分かるかな?太田 俊二だよ。」
快晴カカオ
「…………。俊二ぃ!!」
シュン
「うぃ。」
びっくりだ。びっくりである。まさかの俺のクラスメイトが俺の目の前にいるのだ。
びっくりである。
俊二とはシンプルにカラオケに行ったりと仲が良かったからな。
いやぁ〜。混乱するわぁ〜。
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俺と俊二は場所を変えて話す事となった
快晴カカオ
「なんで俊二が此処にいるんだ?てか転移者って俺だけじゃなかったんだな。」
シュン
「今はシュンを名乗ってるから今後はシュンでよろ。んでコッチの世界にいる理由だけど…僕も分かんないんだよねぇ。気づいたら此処にいたって感じ?」
やっぱ転移者か。どうやら召喚で呼ばれた訳ではないらしい。
その後は、コッチの世界の情報をお互い交換し合った。まぁ俺の方がコッチに来てから日が長いっぽいけど。
快晴カカオ
「ところでシュンは種族なに?転移者は転移中に種族変わるらしいんだよ。ちなみに俺はハーフエルフ。」
シュン
「それがなんかステータスには《仏人》って書いてあんのよねぇ。鑑定スキル持ってたら確認してみ。凄いっけよ。」
なにその種族。俺知らない。"ぶっじん"ってなに?
天眼フル使用!!
【《仏人》:種族《人間》の亜種族、種族《人間》よりもステータスなどの成長速度が早い。】
なるほど。人間の亜種ですか。人間に亜種があるの?!
快晴カカオ
「人間に亜種があるのねこの世界。」
シュン
「ねぇ〜。俺も見た時びっくりしたわ。」
快晴カカオ
「鑑定スキルあんの?」
シュン
「あるある。エクストラスキル「仏眼」っていうんだけど割と便利よ?」
なるほど。俺の「天眼」よりワンランク下の鑑定スキルか…。いや、天眼は他にも権能があるし多分俺の「天眼」が多機能で便利なんだな。
シュン
「ところで"カカオン"は対魔蟲結界強化の遠征行くの?」
カカオ
「ん?行くけど。まさかシュンもか?」
シュン
「うぃ。お互い頑張ろぜ〜。」
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作者メモ 技術補助系スキルについて
この《底辺虫系JKの異世界冒険譚》世界において技術とはかなり重要ポジションです。
そんな技術を後押しするのが技術補助系スキルって訳です。
剣なら振り方や持ち方など細部に至る程の技術を総合して剣術とされるこの世界。
この技術補助系スキルは基本大まかな"型"の習得のしやすさを上げる。
身体に染み込む速度を飛躍させる。
新たな動きをイメージしやすくなるなどさまざまな補助効果を与えます。
そしてあくまでその技術補助系スキルは"補助"ですので実際に"真の技術"を手にする為には"努力"と"本人の技量向上"以外に道は無いです。
用はスキルに頼ってねぇでとっとと練習しろって事ですね。




