第23話 一狩り行こうぜ!! 魔法特化と物理特化のタッグ
私はさらなる速度で成長していたらしいまぁ考えてみれば割と自然なんだよね。
いや。自然では無いか。
貪欲と慢心の二つのチート、特に貪欲の能力、殺した相手のステータスの一部を奪って自分のスキルに加算する権能のおかげで、普段のご飯調達ですら私の修行場となっていたっぽいし、慢心の権能でスキルもレベル上がりやすいからね。
私いつの間にこんなインフレし始めちゃったんだろ。
まぁ良いわ。
おかげであそこにいる地竜相手でも戦闘が成立するし、某モンスターハントゲームの感覚で狩りをする事にしますか。
〘戦闘前にバフを使用しますね。〙
気が効くじゃないのチエ。
最近だと魔法のレベル上げであんまり会話してなかったなぁ。
〘「多重結界」「攻撃上昇魔法」「防御上昇魔法」「反応向上魔法」「多重防御壁魔法」「思考超加速」「気闘法」「魔闘法」を重複発動します。〙
とんでもない数のバフをかけてくれましたぁ〜。
まぁ地竜のスキルレベル高いしこんなぐらいが丁度良いか。
それじゃあ。行くか。
フッ
シュタ!!
地竜の目の前に私は降り立った。地竜も待っていたかのように私が降り立つ瞬間を目で追って来ていた。
コイツ改めて見てもデカいな。この地竜の肩までだいたい私の背丈の3倍ぐらいありそうだ。
そして見た目は、アンキロサウルスみたいだな。翼は無いけど四肢はゲームで出てくるドラゴンのそれだね。尻尾は長く先には岩の様な器官がある。そして私を見つめる鋭い2対の目。
間違い無く私が戦ってきた相手とは比べ物にならない強敵だろうね。
防御力特化みたいな相手だけど、その硬さはときとして武器ともなり得る。
そしてまぁコレマジでダメージ通るかな?硬すぎでは?
グルァァァァ!!!
地竜の咆哮。
この洞窟の広場が大きく振動するほどの大声量だ。
おかげ様で、頭が若干痛くなったよ。
地竜が動いた。
その見た目に似合わないほどの速度での突進、私はそれを難なく躱す。
概ね躱す事は予測していたのだろう。
すれ違いざまに尾で私を殴ろうと振るがそれも難なく私は躱す。
当然だ。チエの権能の中に未来視認があるのだから。
確かあらゆる敵の行動を予測出来る権能だったっけ?
それをチエの演算能力で運用しているんだからそうそう当たらないよ?
私は尾の一撃を躱した直後に鎌を叩き込むが、、、ダメージ無しか、、、、、。
〘対象の防御能力から鱗のある部位では無く関節や腱などであればダメージが通ると思われます。〙
関節か腱、、、、ね。
なるほど、、、、、
っ!!
地竜の大地魔法、〔岩槍〕が眼前に迫った
多重防御壁魔法をチエが発動、その防御も数秒と持たなかったが私はすぐに態勢を立て直し低姿勢で地竜の右前脚の肘関節に鎌を叩き込む。
ダメージは通った。
しかし私の鎌も刃毀れを起こした。
チエが回復魔法で回復させてくれているがダメージ効率が悪いな。
接近戦だとダメージ少ないけど、私は接近戦がしたい
と言う訳で(魔法は任せた!チエ!!)
地竜の周囲に魔法陣が瞬時に展開される。
氷雨。
直径10cm程の氷を何十発と高速で叩き込む氷魔法。
それが地竜の鱗のつなぎ目目掛けて無数に撃ち込まれる。
そして私も地竜に向けて鎌を振り上げるも地竜の尾が尾が真上から振り落とされ私は鎌で防ぐ。
おっもい、、、な!!
潰れる潰れる!!
地裂魔法:地岳群槍
先程の岩槍より遥かに巨大かつ高密度の槍を無数に地面から私目掛けて突き出した。
ゴフッ
ハッハ!
カマキリになってから始めてここまでダメージを負ったぞ!!
私の腹を2本の地槍がぶち抜いていた。
痛いけど、痛覚大耐性のおかげでそこまでって感じ?
暴風魔法:風裂林裂
風の斬撃を超高速で無数に飛ばす魔法
チエの制御下で放たれた魔法は百発百中で、関節や目など鱗の薄い部位を撃ち抜いていく。
すると鱗の薄い部位の鱗に少し亀裂が入った。
更に痛覚魔法で、地竜に痛みを味あわせる。
暴風魔法のダメージと偽物の痛みで一瞬、地竜が怯んだ。
その瞬間に私は腹が引きちぎれるのを承知で地竜の後ろ脚のアキレス腱目掛けて鎌を叩き込む。
案の定、腹は引きちぎれたが
内側のノコギリ状なっている鎌の内側の部位で叩き込んだ。
鱗の亀裂に合わせて鎌を叩き込んだ為、ようやく鱗を超えて肉に鎌が入った。
そして私は鎌を勢いよく引き抜く。
地竜のアキレス腱が鎌を引き抜くと同時に引き裂かれる。
そして私の鎌には、地竜の肉片がくっついている。
あと近くで見て分かった事がある。
地竜の鱗は確かに強固だけど魚の鱗みたいに尻尾の方向に流れてる。
つまり尻尾の方向から暴風魔法で攻撃してその後に鎌で攻撃すれば鱗が剥げる。
いけそ?
〘遅れずに付いてきてくださいよ?〙
はいよ~。
魔法特化と物理特化のチーム戦と行きますか!!




