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呪い151-うそつきだ

「何を言っているううううう! 私は生き返った! 神の使いなのです!」

「そっそうだよな!」

「だからこそこの人望!」

「ふふははは!」


皆が皆、人望だけで皆は讃えてるようだった。

代はその時点で何となく言った。


「じゃあ今ここで死んで生き返ってよ」

「え……」


すると代はポッケからナイフを出した。


「何でそこにある! ボディーチェックしたのか!」

「はい! しました!」

「さっき果物切ってた人のを勝手にパチリましたがあ?」


代は煽るように教祖にナイフを渡す。


「ほら……死んでよ……そして生き返って」

「は……」

「はじゃねえよ……とっとと死んで生き返れってことだよ」


その言葉を聞いて信者達も


「そうですね! 教祖様なら死んでも生き返れますし!」

「いやいや! そんなに奇跡は」

「神の使いなんでしょ? 生き返れるでしょ? こういう事を予想した神様が見ているんですから」


代は教祖の言葉を遮り、死ぬ事を強要する。

他の信者も震えながら


「まさか……嘘を」

「そんな……教祖様」


ドンドンと皆の人望が離れていく。

教祖は覚悟したのか


「分かりました! 死んで生き返りましょう!」


強がってナイフを持つ


「はあはあはあ」


教祖は震えながらナイフを首元に当てる。

血が垂れる中皆が唾を飲む。


「はあ! ああ! はあ! はあ! はあ!」


教祖は震えて失禁し始める。

そして


「出来るかあああああああああああ!」


そのままナイフを投げ捨てた。


「うそ」

「そんな……」

「生き返ったのは……嘘」


教祖はあまりの恐怖に言葉が出てしまった事に気付き


「違う! 皆騙されるな」


と言い訳を始めるが


「俺は出来るよ……偽物の神の使いめ!」


代はナイフを持つ。


「はあ? 偽物」

「確かに……死んで生き返えれれば」

「フン……そんな簡単に」


ブシャア!


代は容赦なく自分の首を斬った。


「え……」

「きゃあああああああああああああああああああ!!」


皆が悲鳴を上げていると代の首はすぐに再生した。


「すごい」

「神の使いだ」

「ああ! 神よ!」

「じゃあコイツ偽物?」


「違う! こいつは悪魔の使いで」

「え? でも死んでも生き返った、君は死ななかった生き返らなかった」


その言葉を聞いて信者は誰の言う事が本当か心の中で分かった。


「お前はうそつきだ……」

「うそつきだ」

「うそつきだ」

「うそつきだ」

「うそつきだ」

「うそつきだ」

「うそつきだ」

「うそつきだ」

「うそつきだ」

「うそつきだ」

「うそつきだ」


周りに集まり教祖は持ち上げられるとそのまま窓から捨てられた。


「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」


悲鳴と共に教祖は消えた。

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