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呪い150-違和感

「何故昨日覚えなかったのですか! あおあばおhふぁおふぁあああああ! おふぁほあほふぁおhふぉあああああ ではなく! あぼっふぁじゃああああkだかかkAaaaaa! デス!」

「昨日は」

「昨日は昨日! 今日は今日!」


理解不能な事でブチギレされたが、代にとっていつもとあまり変わらなかったので別にストレスにはならなかった。

なので呪いは発動しなかった。


「一体何度言えば分かるのですか!」

「え? さっきが初めて」

「何度も言いました!」


代は世の中には何を言っても会話にならない存在がいるという事を日常的に知っていた。

だから別にこれぐらいでは気が変にはならなかった。

しかし


「きいいいやああああああ!」

「おえええええええええええええ!」

「ぐggggggggggg!!」


同じ日に信者になった者達は皆発狂していた。

恐らく、幻覚作用のある聖水を飲まされた挙句、日々のストレスによる精神崩壊で煩悩への解脱を目指しているのだろう。

代は取り敢えず他の皆と同じように


「ぐおおおおおおお! ぐおおおおおおお!」


唸ってみた。

しかし、ふざけていることが思いっきりバレて


「何ですか……皆……みんな真剣なのに……」


ととうとう教祖は泣いてしまった。

代は露骨な反抗はまだしていなかった。

徐々に、徐々に教祖とは違うという違和感を覚えさていく事により教祖と何かが違うという自覚を持たせていき、そして教祖との格の違いを見せつける事によりその違和感を確定させて教祖を否定させる事であった。


代には呪いがある。

それは時と場合によれば救いにも不幸にも信心にもなるのだ。


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数日後


「どうして……どうしてこうなのですか……貴方はここまで酷いのは初めてです」

「そーですか―……」

「何ですか! その態度! 信者の中で初めてですよ!」


疲れ切った教祖に信者達は


「教祖様……」

「どうして……貴方に出来ない事はないのでは……どうして」


どうやら信者達は神への信仰心が高すぎて教祖に相応しくないと思うや否や見下すような態度を取り始めた。


「本当に死んで生き返ったのかなあ?」


等という言葉まで出て来た。

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