呪い147-教会へGO
代は宿題を終えて外に出ようとは思っていなかった。
何故なら外に出て酷い目に遭ったからそこからは何も生まれず、何も成し得ないと判断したからであった。
だから代はネット情報を漁った。
都合の良い事が起きて欲しいという浅はかな理由でネット情報を片っ端から見た。
時にウイルスに引っ掛かり、パソコンを強制終了させることもあったが、それでもようやく有益な情報を得た。
「なるほど……これかあああ!」
そこにはアニメが映っており
『ほら……舐めなさい』
『え? でも……』
『神様が見ていますよ? あなたの信仰心が試されます……』
『……はい……』
そう言って信者が教祖のアレを舐めた後、行為を数時間に渡って行っているシーンであった。
「俺も教祖になれば神様を出汁にエロい事が出来る! うんできる!」
代はそう考えると近場の新興宗教団体の施設をググった。
「ほほう、駅から3駅のところに本部があるのか……教祖はアバベブバ教のアバラ・ミミエか……フーン……教から四二杉代になるからよろしく」
自分は直ぐに教祖になれるという根拠のない自信がありすぐさま用意をした。
そして
「彩夢! ちょっと新興宗教団体の教祖になるから数日帰らない!」
「は? はあ……そう……頑張ってね」
「彩夢ッチ? いいの?」
「良いんじゃない? 色々と経験経験」
雛子と佐那の会話を無視して代は外に飛び出した。
「出て来たな! 糞野郎が! お前のせいでどれだけの人が」
「ちょっとごめん! 今急いでるから!」
そう言って代は目の前にいた老人を乱暴に押し退けた。
「ヒギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
お爺さんは全治3か月の骨折を負った。
しかし、その罪は代の血によってすぐさま治されて無意味の者とされた。
証拠がなければ代をも罪に問えないのはよく代が行う常套手段である。
何時もしないのは面倒くさいからである。
だから黙って殺されてからやんごとなく消える。
だが今は急いでいるのでよっぽどの事が無い限り代はそんな事をするつもりはなかった。




