十七話 ~レニアの家へレッツゴー!~
朝飯を食べてから取りあえず今後の予定を振り返ってみることにした
「え~っと、確か今日の予定はギルドでクルスさんにモンスター殺しの特訓に加えて宿屋代を稼ぐことだな」
確かゼティス様から1000マニス程貰ったが、この世界の価値感覚が分からないからな。果たしてこれは高いのか安いのか。
「ねぇリュートぶつぶつと何言ってるの?」
「今後の予定確認だよ」
確認は大事だからな。やるかやらないかならやった方が良いだろう
「・・・リュートは真面目だね」
「いや、そんなことはないぞ。俺も今初めてやったしな」
実際まとめようとしてみると結構難しいな
「ふ~ん。・・・じゃあその予定に追加して欲しいことがあるんだけど・・・」
「なんだ?」
「今日中にボクの家に来て欲しいの。ほら、昨日聞いてきたよね?家がどこにあるかって」
「確かに聞いたな。いいのか?」
「うん。・・・というより来てくれなきゃ困るっていうか・・・」
困る?なんでだ?
「そうなのか。じゃあそれを最初にした方がいいか?」
「いや、別にリュートが忙しいなら無理しなくてもいいんだよ?時間も掛かるかもしれないし」
「・・・やっぱり最初にレニアの家行くよ。どんなところか気になるし」
「ホントにいいの?多分長くなったら1時間は掛かると思うけど」
マジか。そんなに掛かるのか。まぁでもいいか
「オッケーオッケー。クルスさんは基本的にギルドにいるらしいし多分大丈夫」
「そ、それならいいけど・・・」
「なぁところでなんで俺が行かないと困るんだ?」
これは結構というか、かなり気になる
「ちょ、ちょっとそれは恥ずかしいから聞かないでくれると嬉しいかナ」
・・・恥ずかしいってなんでだろう?気になるが聞いて欲しくないなら流そうか。昨日も教会で何するかって話を流してもらったし
「了解、そういうことなら聞かないでおく」
「・・・ありがとう」
「じゃあ連れてってくれ。どこにあるかは当然分からないしな」
「うん!でもその前にエクスにお礼しよ?」
それもそうだな。なにからなにまで世話になったし
「エクスホントにありがとな!」
「気にするな、またなんかあったら来いよ」
「そうさせてもらうよ」
こうして俺達は教会を去った。・・・まあそのうちまた来るけどな
「ところでリュート、もしうちのお父さんが何か言っても別に気にしなくていいからね?」
いきなり何を言い出すんだ
「・・・それってどういう?」
「・・・さっきは話さなかったけど、昨日お父さんがリュートが私と付き合ってるって勘違いしちゃって」
・・・え?つまり俺はアレか?聞かされなかったとは言え自分で修羅場に飛び込むことを選んでしまった訳か
「それで思わずボクもヒートアップしちゃって・・・「そんなに疑うなら明日リュートを連れてくるからね!』って言っちゃったの」
・・・どうしよう既に逃げたくなってきた
「だから、ボクが悪いんだけど覚悟を・・・ねぇ逃げようとしないで!」
「怖いよおおおおおおお!」
今すぐ逃げたいんだけど!
「本当にごめんって!誤解を解きたいの!手伝って!・・・おねがい」
正直上目遣いは卑怯だと思う。こんなの覚悟決めるしかないじゃんか!
「・・・分かった、手伝う」
「ありがとう!」
・・・俺も案外チョロいのかもしれんな。でもレニアの笑顔が見れたのでプラスと言うことでいいかな?
そして二人で喋りながらレニアの家に着いた
「ここがボクの家だよ!」
「へぇ、ここが・・・」
上の方に窓があるし二階建てかな?
「呼び出しておいてだけどボクの部屋には入っちゃ駄目だよ?」
「・・・流石の俺も女の子の部屋にずかずかと入り込んだりはしないぞ?お前が許可くれれば別だけど」
「今日は絶対駄目」
多分だけど部屋が汚いのかな?
「了解した。理由は聞かないでおく」
「ありがとう。それじゃあ入るよ?」
もう入るのか、ヤバイ怖くなってきた
「・・・やっぱり逃げようかな?」
「逃げちゃだ~め。悪いのはボクだけど一回いいって言ったんだし責任とってね」
「じゃあせめてもう少しだけ覚悟を決める時間を下さい!」
「それくらいなら・・・」
よかった!時間くれた。やっぱりレニアは天使だね!・・・こうなった原因もこの子なんだけどね!
そして五分後
「よし!覚悟完了!いつでも来おおおおい!」
こうやって大声出して気合いも入れる
「うん、本当にごめんね?それじゃあ開けるよ」
そしてレニアが家の玄関を開けた瞬間
「死ねえええええええええ!」
レニアのお父さんと思わしき人が剣を持って俺に襲い掛かってきたのだ




