# 第二部 第二十一話 未来のるな 光の向こう。
# 第二部 第二十一話 未来のるな
光の向こう。
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そこにいた。
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未来のるな。
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十年後の姿。
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長い黒髪。
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少し大人びた表情。
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でも。
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笑顔は同じだった。
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今のるなと。
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全く同じ。
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「……私?」
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るなが呟く。
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未来のるなは微笑んだ。
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「久しぶり」
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静かな声。
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「私」
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「ちゃんと生きてたよ」
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るなの目から涙が溢れる。
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ずっと怖かった。
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未来で死ぬ。
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消える。
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存在できなくなる。
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そう思っていた。
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未来のるなは近づく。
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そして。
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優しく抱きしめた。
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「大丈夫」
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「あなたは消えない」
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静寂。
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みんな泣きそうだった。
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ひまり。
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「ずるい」
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「泣くじゃん」
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かなめも目を押さえる。
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「それ反則です」
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その時。
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修司が聞く。
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「未来で何があった」
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未来のるなの表情が変わる。
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真剣になる。
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「火事の日の話だね」
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全員が息を呑む。
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ついに。
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真実。
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未来のるなは頷く。
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「火事を起こしたのは」
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静寂。
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「人間じゃない」
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全員。
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「……」
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未来のるなは続ける。
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「願いだよ」
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誰も理解できない。
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願い?
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未来のるなは願いの部屋を見る。
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「春風マンションは優しい場所だった」
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「だからたくさんの人を救った」
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結衣。
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蓮。
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美咲。
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みんなを。
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「でも」
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「救われた人の中には」
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「救われたことに気づかなかった人もいた」
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静寂。
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「ありがとうを言えなかった人」
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「自分には価値がないと思った人」
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「一人だと思い込んだ人」
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願いの部屋が揺れる。
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赤い光。
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少し強くなる。
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未来のるなは悲しそうに笑った。
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「その寂しさが積み重なった」
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「悲しみが溜まった」
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「孤独が溜まった」
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そして。
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「願いが怪物になった」
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全員凍る。
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願いが。
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怪物。
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その瞬間。
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ドォォォォン!!
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願いの部屋が激しく揺れる。
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中央の巨大な扉。
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そこに。
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黒い影が現れる。
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人の形。
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なのに。
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顔がない。
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真っ黒。
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そして。
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泣いていた。
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『帰りたい』
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静寂。
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『誰か』
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『見つけて』
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声が響く。
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苦しい。
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寂しい。
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そんな声。
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かなめが震える。
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「この声……」
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聞いたことがある。
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結衣も。
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るなも。
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蓮も。
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気づいてしまう。
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その声。
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昔の自分たちに似ていた。
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孤独だった頃の。
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自分自身。
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影は叫ぶ。
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『一人だ』
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『誰もいない』
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『助けて』
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願いの部屋が赤く染まる。
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創設者が前へ出る。
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「だから私は失敗した」
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全員が見る。
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創設者は苦笑した。
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「人を救う場所を作った」
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「でも」
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「救われた後の孤独まで救えなかった」
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静寂。
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そして。
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黒い影は巨大化していく。
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火事の原因。
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未来の悲劇。
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全ての正体。
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『孤独の願い』
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だった。
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修司は前へ出る。
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未来の修司の言葉を思い出す。
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【一人で背負うな】
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【仲間を頼れ】
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修司は振り返る。
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みんなを見る。
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結衣。
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かなめ。
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ひまり。
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怜司。
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るな。
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ルナ。
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蓮。
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美咲。
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全員。
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そして笑う。
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「みんな」
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静かな声。
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「手を貸してくれ」
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結衣が頷く。
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「大丈夫ですよ」
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かなめ。
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「それ絶対やります」
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ひまり。
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「面白そう!」
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怜司。
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「まあ何とかなるだろ」
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るな。
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「……怖いです」
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「でも逃げません」
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ルナ。
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「知ってるよ」
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「この未来は初めてだ」
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光が広がる。
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春風マンション全員が。
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同じ方向を見る。
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そして。
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最後の戦いが始まった。
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## 次回
### 第二十二話
**「君は一人じゃない」**
孤独の願いとの最終決戦。
春風マンション最大の危機。
そして――
修司たちが選ぶ答えは戦うことではなかった。
**「帰っておいで」**
その一言が、
世界を変え始める。




