5話 邪魔
その娘が行動を起こした。
シュバルツとその配下が街へきたことで逃げ出した魔物が隣町を襲う、それを止めに行った。
速いな、身体強化倍率が高い
「シュバルツ」
『任せろ』
横に狼が出てくる。それに跨り後ろを追いかける。途中の魔物、モンスターも瞬殺している。
まずいな、もしあれで街でも救おうものなら、町民に賞賛されるだろう、そしてそのことに周りを完全に信用してしまいこの耳や尻尾のことがばらしたら、ほぼ確実に殺される。そうなっては遅い、早めに止めなければ。
ここは姿を見せ…
『やめなさい、まだ姿を見せてはなりません』
だけど
『それならば今後の協力は少し考えさせてもらいますよ』
仕方ない
『よろしい』
服などを掴み止めるのは無理だろう、力が違いすぎる。仕方ない武力行使とするか
ちょうど空中にいて狙いやすい、さらに近くに空刃鷹もいる、これで攻撃してもバレないだろう。
「聖具 嫉妬『起動』虚幻ノ大鎌『展開』」
周囲の魔力の動きを体表へ反映、溶け込む
エアホークの攻撃と共に足を切る。切断
娘の方を見る、完全に繋がっている。普通の治癒魔法なら傷を塞ぐ程度のはずだが、凄まじいな。なら、も一つの方で…
『少し様子を見ましょう』
…わかりました
この声の主(自称女神)は、どこに何がいるとかなどの、情報を提供してくれる。私のような人を見つける方法は現状地道な聞き込みか、この女神の言うことしかない。そして聞き込みの場合既に事が起こっている可能性が高くなると判断したため、あまりこの声に逆らえない。
この声の主は女神です。色々な助言をしてくれます。どっかの助言をする神と違いクソ野郎ではありません。




