誕生!太陽神ソルテ
今回も短めです
完成した聖地カガミに降り立って歩いてみると大変美しい造形だ、澄んだ泉と草花、神々しい神殿、まさに聖地と呼ぶに相応しい場所だ。
「大地君、聖地の案内と機能を説明する前にソルテ様の身体を作ろうと思うんだけどいいかな?」
「そうですね、どうやるんですか?」
「今、ソルテ様はどこにいる?」
「ソルテクターに憑依していますよね」
「じゃあソルテクターは何で出来てるでしょう?」
「えっと・・・細かい設定は覚えてないや何だっけ?」
「設定上の話じゃ無くて今、大地君が身につけているヤツの事だよ」
そう言えばパンゲルアに来てから普通に変身して戦っていたけど、これって何で出来てるんだ。
「圧縮された神気で形成されているんだよ。大地君に自覚は無いと思うけど万物に影響を与える神気を全部ソルテクターに注ぎ込んでるんだよね」
全く自覚無かったけど俺自身がソルテクター作りだしてるの?じゃあ一番最初のソルコマンダーは?と疑問に思っていると、ソルテ様が答えてくれた。
「あれは、精一杯やったのですが形を作っただけで、力は全て大地さんの神気が作り出したモノなんです」
「つまりソルテクターは物質化した神気ってことか」
「正解!そんでソルテ様は今、物質化した神気に憑依しているの。いつもは変身解除の時、ソルテクター消しているけどパージ出来るよね?」
そういえばパージした後のソルテクターがどうなるか分からなかったから解除する時は消していたな。
「さて、ソルテ様が憑依した状態のソルテクターをパージした場合、物質化した神気にソルテ様が宿っている状態になります。そしてパージした時点で、大地君からのコントロールからは外れています」
ということはソルテさまの意思が憑依したソルテクターが俺の管理下から外れるんだな・・・あっ!
「つまり俺のコントロールを外れた物質化した神気でソルテ様の身体を作るって事ですか?」
「もちろん、パージした後も大地君には神気を送ってもらうし、ソルテ様にもフルパワーを出してもらいます。そしてこちらからも干渉するから、息を合わせてガンバロー」
「「オーー!!」」
俺とソルテ様もノリノリで答える。こういった事はノリと勢いが大事だ。
「それじゃ大地君はソルテクターをパージした瞬間に気合いをソルテクターに送り込む、ソルテ様はそのタイミングで全神気を解放して下さい。その時に肉体構成プログラムを実行します」
打ち合わせは終わった、あとは実行するだけだ。
「それでは行きます、ソルテ様用意はいいですか?」
「いつでもどうぞ!」
よし!いくぞ!
「ソルテクター!陽着解除!パァァァァァジッ!」
「えぇぇぇぇい!」
「はあぁぁぁぁぁぁぁ〜!」
俺の身体を離れたソルテクターにソルコマンダーを通してありったけの気合いを注ぎ込む!ソルテ様も神気を解放しているので、パージしたソルテクターの輝きが物凄いことになっている。
「今だ!認証コード、クリエイトゴッデス!女神実体化プログラム・・・ドラァァァァイブ!!」
ケーコさんの気合いの入った叫びと共に輝きは中心に集結して光の玉になった。
そして光の玉を中心に光の粒子が集まっていく。
「仕上げよ!2人とも気合い入れて神気出して!」
光の粒子が人型に集まっていき、やがて女性のシルエットを形成していく。
「ソルテ様身体を強くイメージして下さい」
「はい!」
徐々に光の粒子が離れだすと、その下から美しい肌と髪が現れる。黄金色のワンピースを身にまとい、輝く金色の髪と瞳、透きとおるような白い肌をした美しい女性が現れた。
神像に憑依した姿とは比べ物にならない程の愛らしさと神々しさを持つ太陽神ソルテ様が誕生したのだ。
「ヨッシャー!成功だぁぁぁぁ!」
「ヤッター!計算通りぃぃぃぃ!」
俺とケーコさんがガッツポーズで喜んでいる中、ソルテ様は手をニギニギしたりジャンプしたり顔を触ったりしてる。そして笑いながら聖地を走り出した。
「アハハ!ちゃんと体がある!自分の足で立っている!空気や音を感じられる!」
とっても嬉しそうに駆け回るソルテ様は神々しいオーラを身にまとっているがとても可愛らしい。
泉に反射する自分の姿を見て感動している所に近づいていくと突然抱きついてきた。
「ケーコさん、大地さんありがとうございます。身体を得ることが出来るなんて思ってもみませんでした」
「意識体から身体を持つ存在になって出来ることが増えますよ。それに神殿やソルテ様の自宅には様々な機能があってソルテ様を助けてくれますよ」
「私の神殿だけでは無く、お家まであるんですか!?」
そりゃあ身体があるんだから住む所は必要だろう。食事とかはどうなるのかな?あとできいてみよう。
ちょっと行き詰まって執筆遅くなってます。
ちゃんと完結はさせるつもりなので付き合っていただけると幸いです。




