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早くもクレーマー出現です(-_-)

第8話でござる( ˙꒳˙ )

なんでも屋を始めて1週間。変わらずカムイと2人で街の依頼をこなしている。ただ1つ変わったのは、ギルドやアルフ達の宣伝のおかげで他の街から来た冒険者達にも名が知れ渡っていることだ

「今日も大盛況だな…」

あるじよ。疲れてはいないか?」

「ありがとうカムイ。残りあと2つだから、二手に分かれてこなしていこう」

「了解した。私はギルドの受付手伝いの依頼を受けよう」

「なら俺は、製薬場からの回復薬作製依頼を受けようかな」


依頼をこなし報酬を頂く。これこそが人間らしい生き方というものだ

「ありがとうなんでも屋さん。おかげで間に合ったよ」

「この回復薬どこに運ぶんだ?」

「ギルドとアイテムショップだよ。回復薬は冒険者達の必需品だからな。結構売れるんだぜ」

確かにRPGとかでも回復薬は必需品だ。俺もお世話になった…ゲームの話だけど

「ギルドに行くなら俺も行くよ。運ぶ人手も居るだろうし、ギルドで待ち合わせしてるんだ」

「そいつはありがてぇ!!追加報酬で支払うからお願いするぜ!!」


アイテムショップに回復薬を渡し、ギルドへ向かう。相変わらず街は冒険者で溢れている。最近は近くにダンジョンや魔獣が出現しているらしく、ギルドからのクエストも増え続けているのだそう。カイナさん達も忙しいからか、俺達なんでも屋に手伝いを依頼するようになった

ギルドに到着し、裏口に回復薬を置き製薬場の職員と別れる。正面口から入るとカムイが働いてるのが見えた

「いらっしゃ…あっホークさん!!」

「こんにちはカイナさん。カムイの様子はどうですか?」

「よく働いてくれてますよ〜冒険者ごとにクエストの振り分けもやってくれますし、本当に助かってます!」

「それは良かった」

「飲み物ご用意しますね!そこのテーブルで待っててください!」

相変わらず元気だなぁ


「すまない主。待たせたな」

「おお。お疲れ様」

仕事終わりのカムイの頭を撫でる。どうやらカムイはこの行動が嫌ではないようで、たまに「もっと」と要求してくる事もある。懐いてくれるのはありがたい限りだ

「飯食って店戻るか」

「うむ」


昼食を終わらせ店に戻ると、2人の男が店の前で待っていた。しかもどこかで見た事あるような2人組だ

「なにか御用ですか?」

「て…テメェは!!」

「あの時の!!」

「やっぱりお前らか。まだこの街に居たのな」

やはり…前にカムイをナンパしていた2人組だ


「で、ここ俺の店なんだけど。なんか用か?」

「ここが…?ふーん…なんでも屋…依頼をすれば引き受けてくれるのか?」

「可能な限りな」

「なら依頼だ。1日この白い姉ちゃんを貸してもらおう」

懲りんなぁコイツらも…頭の中に花が咲いてるようだ

「残念だがうちはそういうサービスをやっちゃいねぇんだ。お求めなら夜にそういう店に行きな」

「なんでも屋なのに依頼を放棄するのか…?」

「言ったろ?可能な限りと。当然依頼内容によれば俺は受けることも蹴ることもできる。今回の依頼は受けられないだけだ」

「金の問題か!?そうなんだろ!!」

「違う」

「じゃあなんでダメなんだ!!」

「お前らの人間性が気に入らない。カムイは従業員である前に俺の家族だ。それを貸して貰うだ金の問題だと…お前らは人を物のように扱うのか」

「えらそうに説教垂れやがって…!!」

「分かったら帰れ。そして二度と店には来るな」

「お客様は神様だろ!!」

「あいにく神は信用してない身でな」

特に草原に置き去りにするような駄女神は1番信用していない

「くっ…!!」

断られた男の1人が店を飛び出し店の前で叫び始める

「通行人の皆さん!!この店はなんでも屋と看板を出しながら我々の依頼を理由もなく断りました!!店主はとんでもない野蛮な男です!!こんな店を放置していていいのでしょうか!!」

「こっちは正当な報酬で依頼をしているのです!!しかし人を人とも思わない非人道的な振る舞い!!これを許して良いのでしょうか!!」

はぁ…めんどくせぇ…

どこの世界にも理不尽なクレーマーってのは存在するもんだなぁ。しかも自分に非がないと思ってやがる

「あいつら…!!末代まで呪ってやろうか…!!」

「カムイ。怒るのは分かるが乗るなよ」

「しかし主よ…!!あれだけ騒がれては客足が…」

「ちょっと来ただけの奴らと俺達とじゃ街の信頼度が違う。他の冒険者がどうであれ、街のみんなはわかってくれるさ」

「む……そういうものか…」

「そういうもんさ。お前も風呂でも入って落ち着いてこい」

「…分かった…」

俺も外を放っておき、防音魔法を展開してからソファで一眠りする事にした

あ〜今日も疲れたなぁ

「お客様は神様」って言葉を実際に言う人いるのかな……

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