海へ行きましょうε( ε ˘ω˘)
暑くなってきましたねぇ…
34話です
夏。太陽が激しく輝き、熱き光を放つ季節。そんな季節に俺達は今、海に来ていた
「主も早く来るといい」
「水が冷たくて気持ち良いぞ!!」
「アリエス様お気をつけください!!」
なぜここにいるかと言うと…
2日前
「暑い…」
「この日差しでは…足も火傷してしまうぞ…」
俺達は暑さでダウンしていた。この世界にも夏というのは存在しており、街から出れば辺りに草原はあれどここは街中…東京と同じコンクリートジャングル……とまでは行かずとも暑い事に変わりはない
「こういう時は海にでも行きてぇよなぁ…」
「しかしそんな依頼は…」
1階から扉の開く音がした。お客さんだ
「こんにちは。少々依頼をしたいのですが…」
「こちらへどうぞ」
中に通し依頼を確認する
「店主のホークです。しかし暑いですなぁ」
「そうですねぇ…あっ申し遅れました。私はガンスミスのブレイと申します。以後お見知り置きを」
ガンスミス…銃の製造やカスタム専門の職人の事か。この街にもそんな人が居たんだな
「それで、依頼というのは?」
「ある素材を取ってきて欲しいのです。今頼まれて作っている銃があるのですが、代用品を使用してもダメ…その素材でないと完成しない事が分かりまして…私では取りに行けないため依頼したのです」
「そのある素材とは?」
「ウンディーネの水晶と呼ばれる素材です。海中で取れるレアな素材なのですが、この近くの海岸で取れると聞いたのでそれをお願いいたします」
ウンディーネ……確か水の精霊だったな。この世界にも俺達が知っている名前で神や精霊の概念があったんだな。まぁ女神が居るくらいだからそれもそうか。あれはポンコツだが
しかし海か…この暑さにはピッタリだな…
「おいお前ら…どうす……」
「海!!行くぞご主人!!」
「パーッと水浴びしたいですわ!!」
「主!!今から水着を買いに行ってくる!!」
わ〜話が早くて助かる…
「という事ですので、ぜひ受けさせて頂きます」
という事で俺達は海に来ている。モクローにも伝えたのだが……
「悪いな旦那。俺はカナヅチだから海はダメなんだ。旦那達が楽しんでる間に、ターゲットの動向でも探っておくよ」
ということで断られてしまった
しかし海はいい…やっぱ暑い時はこういう水遊びに限るが今は仕事。だが息抜きも必要だ。以前までの事を考えると、皆でこうして楽しく過ごせているのが嬉しく思う
皆が遊んでいるのを見ていると、いつの間にか隣で女の子が三角座りをしていた。背丈は神化の前のカムイと同じくらいだろうか
「ど…どうした?」
俺の呼び掛けに女の子が反応しこちらを見るが、すぐに海の方を見てしまった。一体何なのだろうか
「迷子……ではなさそうだけどなぁ」
俺は一瞬海を見た後に再び女の子の方を向いたが、女の子は居なくなっていた。その間わずか2〜3秒ほどである
「まさか……幽霊……?」
水辺には幽霊が集まりやすいと言うが、まだ昼間だぞ…
俺は忘れることにした
「主よ。泳いでいたら何か光るものを見つけたぞ」
戻ってきたカムイが俺に声を掛ける。光るもの……まさか……
「それがウンディーネの結晶か?」
「分からない。だが宝石っぽい感じはしたぞ」
「可能性はあるな…」
「私が行きますわ」
俺はミリアスに水中でも動ける魔法を掛けミリアスに任せる。俺は陸からのサポート、カムイは海上からのサポート、アリエスには上空からのサポートをしてもらい警備する事にした
依頼が早めに終わってくれればいいのだが……
次回新キャラ登場!?




