カムイを助けます(๑•̀Δ•́)(後編)
後編32話!!
時は来た。カムイを助ける時だ。皆それぞれ臨戦態勢に入っている
「ついに来たか…」
「ホーク様こちらを…」
カムイのお母さんが渡してきたのは1本の刀だ。刀身は黒く斬れ味も鋭そうだ。だが見た目に反して軽く扱いやすい
「ありがとうございます」
こちらも準備は出来た。皆も覚悟が決まっている
「よし…行くぞ」
地下牢の薄暗さは変わらない。だがこの何日間カムイは1人で戦っていた
「カムイ…今日は1人じゃないからな…」
遠くからでもカムイの咆哮が聞こえる
「行くぞ」
牢屋の前で皆が戦闘態勢に入る。俺も刀を抜き構える
近づくとカムイが上から押し潰すように攻撃してきた。俺はそれを刀で受け止め押し返す。その後モクローが霧を発生させカムイを撹乱させる。四方八方に攻撃しているカムイは俺達の姿を捉えられずただ動き回っている
「カムイ…痛いけど耐えてくれよ…!!」
隙を見て俺が身体の右側に斬り傷をつける。正直カムイを傷つけるのはキツイが、カムイもずっと1人で戦い続けていた。だからこそ俺達もカムイを助けるために戦う
「白狼の嬢ちゃん…暴走しているとはいえ得意の雷を出してこねぇな…」
「カムイが戦い続けている証拠だ…私達を傷つけたくない一心なのだろう…」
「カムイ様…」
意識はないはず…だがカムイは心の中で自分と戦っている
だったら俺達がその戦いを終わらせなければならない
休みなく戦い続けて皆から疲れも見えてくる。正直俺も疲れてきた
「カムイも動きが鈍くなってきている…やるなら今か」
「こちらも準備は出来ております」
カムイのお母さんが準備をしてくれていた。アリエスが言っていた…カムイを助けるその方法は…
「同族の血で描かれた浄化の魔法陣に魔力を込め、対象にその魔法を放つ」
ただし使えるのは1回だけ……失敗は許されない…
「責任重大だな…」
「旦那!!援護は俺達に任せろ!!」
「カムイを助けるのだ!!」
「ホーク様…お願いします…」
皆傷だらけになりながらもこうしてカムイを助けるために身体を張ってくれている…俺もそれに応えなければなるまい…
「ご主人!!」
「ご主人様!!」
「旦那!!」
「ホーク様!!」
皆の呼び掛けに俺は拳を握りしめカムイに束縛魔法をかける
「カムイ…今助ける…!!」
魔法を放つため俺は詠唱を始める
「この血に誓うは救いの証…この手に宿すは安らぎの光…今ここに…汝を救う光を放つ…!!聖光魔法……救来光波!!」
魔法をカムイに放つ。動けない状態のカムイに当たりカムイが吠え、その場に伏せると光に包まれた
「やった…のか…」
「あとはカムイ次第だな…」
「嬢ちゃん…絶対戻ってこいよ…」
「カムイ様…」
「アカネ…」
皆がカムイを見守る中、俺はその場で倒れてしまった
次回!!それなりに長い白狼の里編最終回!!
あっ本編はまだ続きます




