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意外な人物が来ました( '−' )

新章突入

27話です

魔王襲来から2日が経過した。グラゼスさんからの依頼を達成するためにまずは俺自身が強くならないといけない事にモクローとの戦いで気付かされた

俺は今まで女神の加護である全属性魔法単独に頼ってばかりで自分自身を高めることはしなかった。モクローとの戦いでそれを嫌という程思い知らされ右腕を失った

その後モクローから義手を貰ったのだが、これを機に魔法を使用せずとも戦えるようにする事にしたのだ

モクローも依頼達成までの間はうちに居る事になったため、今日はモクローとその武器を探しに来た

「武器ねぇ…しかし旦那なら、あの打たれ強さと魔法単独でも十分強いと思うんだがなぁ」

「肉体を強くするならボクシングやプロレスとか格闘技もありだが、俺はカムイ達と違って肉体のパワーは元からそんなに高いわけじゃない。だから武器を使うことを選んだんだ」

「ボク……シング……?プロ……レス……?よく分からんが、旦那がそれを決めたなら俺も協力するぜ」


武器屋を色々回ってみたが、槍、弓、剣とどれも自分がしっくり来るものはなく途方に暮れていた

「困ったなぁ…魔法使うならやっぱ杖とかの方がいいのか…?」

「まぁまだ時間はあるんだ。焦ることはないんじゃないか?」

正直ここまで着いてきてくれるモクローにも申し訳ない…だが早く見つけなければ太刀打ちすら出来ない…

「とりあえず今日は帰ろうぜ。使いの姉ちゃん(ミリアス)が飯作って待ってるはずだからよ」

「そうするか…すまない…」


次の日。ペット探しの依頼を解決し店へ戻り今後の動きを考える

「旦那的にはなにか考えがあるのか?」

「俺個人の憧れなんだが、やっぱり銃と剣が良いな。遠距離と近距離どっちにも対応が出来るようにしたいし」

「なるほどな…確かに戦った俺から見ると、旦那は基本装備無しの魔法に特化した戦術で戦ってるが、魔法ひとつにも発動に時間はかかる。魔族には俺以上に強い奴も居るからそこが隙になる事もあるな」

「だろ?カムイ達と戦うにはバランスがいいけど、個人だと相手が武器持ちなら、懐に潜られたりすればすぐに身体が真っ二つな事もありえる。だったら太刀打ち出来るものは必要だ」

みんなが俺の考えを聞いて頷いている。古来人間は戦う際に武器を使用してきた。これはこの世界でも同じなはずだ。だから冒険者達も自分の武器を持っている

「主の武器探し…私達も協力しよう」

「だな。私達もご主人を守るため強くなる必要もある」

「何なりとお申し付けください。出来ることはさせて頂きますわ」

「みんなありがとう」

「俺も変わらず協力するぜ。旦那」

「モクローもありがとな」

みんなで話をしていると、店の扉が開く音がした

入口まで行くと着物を着た男性が立っていた。この世界にも着物という物はあるんだなぁ

「遅くなってしまい申し訳ありません。店主のホークと申します」

「突然すまない。なんでも屋という屋号を見かけて来たのだが、依頼をしたい」

「お話を伺ってもよろしいでしょうか?どうぞこちらへ」

「うむ。かたじけない……んっ?」

中へ案内する前にお客様が階段を見ている。どうやらカムイと目が合ったようだ

「…ふん…どこかで野垂れ死んだと思っていたが、まだ生きていたとはな」

「…お久しぶりです…父上…」

おっとこれはなにか修羅場の予感…俺を含む全員がそう思った

まさかのカムイの親族登場です

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