表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/29

魔族って居たんですね(=д= ;)

魔族襲来編開幕

22話です

雨が降った次の日。外には霧が出ていた

窓からは景色を見ようにも濃すぎるせいで見れたものじゃない

「雨降ったあとってこんなに霧が濃くなるもんなのか?」

「ここまで濃いのは珍しいな。2.3日雨が降ったとかならわかるが…」

流石天候を司る神獣だ。カムイも霧の濃さを気にしていたようだ

「まさか誰かが意図的に発生させてるとかな」

笑いながらそんな冗談を言っていると店の扉が勢いよく開く音がした。すぐに1階へ降りると騎士団長がアルフを肩で抱えながら入ってきた。しかもアルフは傷だらけだ

「ミリアス!!すぐに包帯と水!!アリエスは医者!!カムイはギルドに住民避難要請の依頼!!」

全員が俺の指示に従い動き出す。アリエスが医者を呼んでいる間に俺はアルフに回復魔法をかけミリアスに看病を指示する。アルフをミリアスに任せている間、団長から話を聞くことにした


「団長…あの傷…」

「申し訳ないホーク殿…私が居ながらアルフ殿が…」

「何があったんですか…あの傷は普通じゃない…猛獣に引っかかれたり盗賊に襲われたくらいじゃあんな傷は出来ない…あの傷口からは瘴気を感じる…」

「アルフ殿をやったのは…魔族です…それも上級を超えた特級クラスの…」

「特級クラス…」


魔族にはそれぞれ初級、中級、上級と冒険者に合わせたクラス分けがされている。だが稀に上級以上…魔王クラスと言われる程の魔族を特級と称すこともある

だがこれはあくまで俺達人間側が定めたランクのため魔族側からしたら飾りでしかない


「魔族って居たんですね…でもどうしてアルフが…」

「私達騎士団の依頼でアルフ殿には調査人員として動いて頂いてたんです。この霧の深さの調査をしていたところアルフ殿がこの霧を起こしているであろう魔族に会ったのです。ですが私達でさえも手も足も出ず、ホーク殿に依頼をと思い…」

魔族か…しかも特級となると魔王クラス…まるでRPGのゲームの話をしているように感じるがここでは現実…実際に知り合いがやられてるから笑い事じゃない…

「普段人里に降りてくることはないのですが、いきなりなぜ…」

団長と話をしていると街でサイレンが鳴った。カムイがギルドに避難要請を出してくれたおかげだろう

「主よ。こちらは大丈夫だ。だが大きな魔力がこちらに向かっている」

「分かった。気をつけて帰ってこい」

カムイが脳内通話で状態を知らせてくれた。あとは俺が動くだけか

「まさか…行かれるのですか…?」

「街とみんなを守らないとですからね」

「しかし相手は魔族…ホーク殿とて人間です…とても敵う相手とは…」

「仲間やられて何もしないほど…俺は人間腐ってないんですよ…世話になったぶんは返さねぇと」

「ホーク殿…!!」

「カムイ達を頼みます」


霧の中を進むと俺とは違う足音が聞こえてきた。なんだかどす黒い気配も感じる

一瞬人影が見えたがすぐに消えてしまった

「…まさか…!!」

俺はすぐに防御魔法を発動し後ろを向く。やはりこの霧の中から相手は攻撃してきた。しかもナイフで首を狙ってきた

「危ねぇ…」

霧の中から攻撃してきた男は持っていたナイフを回しながら俺を見ている

「よく反応したな。普通なら死んでもおかしくねぇんだが」

「ちったぁ気配を隠す努力してみな。殺気がビンビンだぜ」

「そいつは悪かった。しかしお前……ただの人間じゃねぇな」

「そういうアンタも人間じゃねぇな…なにモンだ?」

肌の色こそ人間と同じだが、目は全体が黒く瞳の色は赤。頬に赤い血管のようなライン。そして魔族と言えばの定番…頭のツノだ

「魔族…なのは分かりやすいな」

「ご名答!!魔王グラゼスの配下…サイレントアサシン…モクローだ」

次回

押し寄せる危機

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ