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やっぱり強かったです(•ω• )

レッスル編終了

キリのいい第20話〜

リングに上がったレイナとカムイはお互いを見つめながら笑顔を見せている。スパーリングといえど俺達は介入する事は出来ないしそれをする事もない

「準備はいいかな?」

「ああ。問題ない」

レフェリーもリングインし準備は出来た。俺はレフェリーとアイコンタクトで開始の合図を送る

「行くぞ………ボックス!!」

俺の開始の掛け声で2人のスパーリングが始まった


最初は睨み合いから始まり相手の動きを見る。プロレスではよく見る光景だ

その後2人は組み合い力量を測る。やはり分があるのはレイラの方だ

「くっ…重い…!!」

始まったばかりだがカムイも表情が苦しくなってくる

レイラが組み合いを解きカムイの腕を引っ張りエルボーを繰り出す。だがカムイもエルボーをやり返し撃ち合いに発展する

撃ち合いをやめレイラがエルボーの後ラリアットを繰り出す。倒れたカムイの足を上げそれを見たレフェリーがカウントを取る。だがカムイは2カウントで返し立ち上がる

「流石だな」

「カムイもね!!」

2人は楽しそうだ

リング端に寄りカムイがレイラに走りながら蹴る。だがレイラもその蹴りを避けラリアットを繰り出す。カムイもそれを避け再度レイラのお腹を蹴る。受けたレイラがお腹を押さえて前かがみになっているところをカムイがかがんだ状態のまま前から後ろに投げる

「ブレーンバスター!!」

「カムイもあの動きが出来るのか!!」

カムイが足を上げホールドに行く。しかしこれも2カウントで返される。カムイは再度ブレーンバスターへ行こうとレイラを担ぎあげる。だがレイラも足をバタつかせ投げられないように妨害する。カムイはブレーンバスターに行けずレイラを降ろす。レイラが降りた瞬間にカムイの頭目掛けて飛びかかりカムイを脳天から叩き落とす

「DDT…!!」

「あのカムイが1回転したぞ!?」

カムイも何とか立ち上がるがレイラはそれを読んでいたかのようにセカンドロープに飛び乗り逆回転で飛ぶ

「あの位置からもムーンサルトプレス…」

身軽さにも驚かされるが、立ち上がるカムイの打たれ強さにも驚かされる

「カムイの武器はあれだな」

アリエスがスパーリングを見ながら呟く

「あの打たれ強さか?」

「ああ。私と戦った時も立ち上がってきた。何度打たれようと何度ぶつかろうと、カムイは立ち上がってきた。いつでも限界を超えているようにな」

俺はアリエスの言葉を聞いて、改めてカムイの強さを目の当たりにした気がした


「すごいね…あれだけ食らって立つなんて…」

「模擬戦とはいえ…まだ楽しんで…いたいんだ…」

2人は笑いながら言葉を交わす。まさにこの戦いを子供のように無邪気に楽しんでいるのだ

「でも…そろそろ…」

「ああ…終わろうか…」

2人が一斉に走り出す。ラリアットでぶつかり合い、お互いの攻撃を避けながら、受けても立ち上がりながら戦いを進めていく。見ているこっちもハラハラしてくる

「カムイ…1つ教えてあげるよ…レッスルの技にはね…相手の技を利用する技があるんだよ…」

「なら…その技を…見せてもらおうか!!」

カムイがレイラに向かって走り出す。ジャンピングエルボーを食らわせローリングソバット、その後カムイが飛びつき両足でレイラの首を挟み込んだまま後ろへ足の力で投げる

「なんだあの技は…!?」

「フランケンシュタイナー…!!」

しかし脳天から落としてもレイラは2カウントで返す。カムイはレイラが立ち上がるのを見てからリングの端からレイラに向かって走り出す

「これで終わらせる…!!」

「ここだね…!!」

走り出したカムイがラリアットを繰り出す……だがそのカムイの手を掴みそのまま後ろに回りカムイを倒す

「これが…相手の技を利用するやり方だよ」

「…負けたよ」

スパニッシュフライ…最後にこんな大技を隠し持っていたとは…


カムイがリングを降りてくる

「お疲れ様」

「主…すごいな…勝てなかったよ」

「相手はチャンピオンだ。それでもあれだけ戦えるお前は凄いよ」

「胸を張るのだカムイよ。お前は十分強くなっている」

ミリアスも言葉はなくともカムイの頭を撫でる。みんなカムイの強さをこの目で見たからだ

「カムイ!!!今日はありがとう!!」

「こちらこそだ。色々勉強させてもらった」

「何かを知るには実践が1番!!私はそうやって来たからね!!」

「また会おう。師匠」

「うん!!」

2人は握手をし再会を約束する。その後街に戻りレイラと別れを告げるが、なぜだか近いうちにまたレイラには会える予感がしてきた

この時期はプロレス界も面白くなってきた…

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