俺と! くろの! 素人作家の夢物語コーナー
俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマは作者の願望です。
これお主よ、我はちと気付いてしまった。
なんです?とうとう自分の我侭加減が世間の常識に照らし合わせて酷過ぎる事に気付きましたか?
ぱこんっ!
そんな訳あるかっ!ここでは我が常識じゃ!但し、それは我だけに許されたものである。他人が真似する事はあいならんっ!
くろ様・・、それを世間では我侭と言うのでは?
聞く耳もたん。
ですよねぇ。で、今回は何を気付いたんです?
あーっ、それはこれじゃ。ここの投稿作品って、あらすじやタイトルを読んだ限りでは、作者と言うものは自分の好きなジャンルと言うか物語を嬉しそうに書いているやつと、まぁ好きではあるんだが、そこに物語を書くと言うこと以外の邪念が混じってしまっているやつが見受けられるのじゃ。
くろ様、それって邪念じゃありませんから。純粋な欲望ですから。決して邪ではありません。願望なくして能力の向上はありえませんから。
いや、きれい事を言う訳ではないが、この投稿サイトから書籍化の道が取り除かれたら、これ程の投稿はないと思うのじゃがな。ならばもっと効率的に運営されてもよいと思うのじゃよ。
と言いますと?
書籍化志望の作品と、それとは別に読んで貰って感想等のコミュニケーションを得たい作品に窓口を分ければいいのではないかと思ったのじゃ。そうすればランキング論争ももっと熱の入ったものになり、更なる切磋琢磨の方法が産み出されるのではないかのぉ。
それって、コミュニケーションサイト側は閑古鳥が鳴きませんか?
鳴くじゃろうか?確かに登録作品は激減するであろうが皆無ではあるまい。そもそもそう言った作品は今の状況下では閑古鳥以下の蓑虫の鳴き声程度しか聞こえんはずじゃ。
蓑虫って鳴くんですか?
なんじゃ、お主知らぬのか?ツクツクホーシと鳴くんじゃぞ。
くろ様、本気で言っているとしたら可哀想過ぎて言葉が見つかりません。せめてギギギとかならまだ突っ込めたんですけど・・。
あれ?クッツクホーシじゃったか?
くろ様、この話はもう止めましょう。涙が出てきそうです。
まぁ、虫の音色は地方によって聞こえ方が違うらしいからな。して話を戻すが、ここの異世界ファンタジーはいつから読者の現実逃避の為の小道具になったんじゃろうのぉ。
それはですねぇ、書籍化して本が売れ始めてからですよ。それまでは本と言えばプロが書くものだという概念がありましたからね。最初こそ、文学界に新星現るっ!なんて言われていたんでしょうけど、今じゃ普通になっちゃいましたもんね。しかも殆ど使い捨て。出版社も腹黒になりました。
そうじゃなぁ、なんかまた新しい投稿サイトも出来たみたいじゃし。いっその事、出版社は年がら年中公募を受け付けるサイトを開設した方がよいのではないか?
くろ様、そんなサイトを開設して書籍化させたら切り捨てられないじゃないですか。出版社は素人作家にそこまで責任を持ちたくないんですよ。自社で大切に育てる?冗談じゃない、そんなポリシーも体力も今の出版社にはありません。
ではいっその事、国家事業として出版を後押ししてはどうかのぉ。
民間企業がやっている業種に国がでしゃばっては駄目です。この国の国民って直ぐに官営に喰い付きますから。零細出版社が潰れます。
じゃからその零細出版社をまとめて大日本合同出版社とやらにすれば良いではないか。官営なら潰れる心配がないからじゃかすか書籍化されるのではないか?
仮にされても購入者の審判は厳しいですよ?千冊売れたらベストセラーなんて事になりかねません。
いっその事、官報として強制的に各家庭に配るか?
燃えるゴミの日に集積場がそれで山積みになりますよ。中古本屋も引き取らないでしょう。
内容が面白くてもか?
ほぼ100%面白くないはずです。
ぬーっ、結局競争という圧力に勝ち得たものだけが日の目を見るのか・・。まっ、当たり前か。
はい、当たり前です。でも昔と違って今は作品を取り合えず公表できる場があるんだから幸せだと思いますよ。ネットが普及する前なんて自主出版するしか手がなかったはずですから。
あーっ、同人か。漫画はともかく、小説の同人は売れぬであろうな。
売れないでしょうねぇ、特に今は。そして未来も。基本小説ってベースですから。娯楽ヒエラルギーの中では底辺ですもの。これはここで使われている底辺という言葉とは違います。基礎っていう意味ですけど。
しかし、産み出されはしたものの、人の目に付かずに埋もれている作品群は哀れである。なんとかならぬかのぉ
くろ様、大丈夫です。どんな作品でもひとりは読んで下さっているのです。
あーっ、なんかオチが読める。
はい、それは作者本人です。
その作者自身が自分の作品に思い入れが無い場合もあるがな。
そんな作者はゲームでもしていろ!
-お後がよろしいようで。-




