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名も無い物語  作者: 天駆真龍
第四章 閑話 『星継』
36/47

先語り 姉妹



 そんな幸せな日々が、明日も明後日も──



   

 そこには少女が二人いた。

 どちらも琥珀色の目をしていた。

 きっと、未来のお話。

 本当に語られるかも分からない、ちょっとだけ騙られるお話。


   ☆


 少女は逃げ出した。己らの役目を捨て。

 そして、大樹がそびえる世界へとたどり着いた。

 少女はその世界の主に移住の許可を求めた。

 世界の主はその申し出を受け入れ、移住を認めた。

 少女二人は歓迎された。

 外の世界を知る少女は安堵を抱き、外の世界を知らぬ少女はただ驚愕した。

 少女二人の歓迎はいつしか飲めや歌えの宴会に変貌したり、己が武勇伝を語る場になったりした。

 外の世界を知らぬ少女は、こんなにも平穏な世界があるのかと、初めて見る光景に困惑するばかりだった。

 そして日が暮れ宴会はお開きになった。

 少女二人はそこで暮らし始めた。

 色々な困難がやってくるけど、その困難をはね除けて、きっとここで暮らし続ける。

 きっと、そんな話。

 真実は、誰も知らない。

 けど、そんな話になったら良いのにな。


   ☆


 今日も明日も明後日も、あんな幸せな未来になれば良いのにな。

 誰もが知っているのに誰も知らない場所で、幻想少女は呟いた

 

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