閉幕
久しぶりに書いてる途中でアプリが動かなくなった。正直面倒くさくなって閉幕にしちまった。
楓「ちょっと待ってオリジナル!? なんでネタバレを作中堂々してんの!?」
良いんじゃないかな? もう趣味だし。心折れたし。趣味だし。
楓「何故二回趣味を入れた……? ネタバレのあれは大胆過ぎるよ」
何言ってんだ? あれがずれれば晴れてお前は作者代理から外れるんだぜ?
楓「むー……。恐らく管理不可になって手放す、ていう意味だろうけどどうだか。結局変更なしなんだよね?」
そうだな。変更なしだな。ま、雑談はこれぐらいにして本編ど~ぞ~。
楓「あ、ちょっと待って! ちゃんと反省してから────」
……精霊殺しは成されずに終わった。運命の通りに。
ああ、吐き気がする。どれもこれも筋書き通りで新鮮味がない。それがこの世界に関係がない者の筋書きだから尚更だ。
気分が悪い。私はこの光景を知っている。気味が悪い。私はこの先を知っている。
どうせなら、このまま何一つ変わることなく廃れゆくというならいっそ────
……まだ、早いはずだ。きっとそうだ。彼らは変わる。なら、まだ早い。
機械仕掛けの少年も、巻き戻る魔法使いも、虚無に彩られた造り物も、存在しない本から出でた偽典の神も、崩壊を引き起こす滅亡の概念も、この世界を偽りと語る幼子も、幸運が故に不幸に見入られた子どもも、夢と現の境に引き込まれた御子も、星に囚われ星の為に動く人間も、師を仰ぐばかりに人の道を外れかける研究者も、弱点を減らした反動で致命的な弱点を生んだ吸血鬼も、繁栄を願い自然の怒りをかった愚者も。
きっと全て変わる。変わってくれる。なら、私が動かずともこの世界は現実となる。
だけど、もし、終わった後でまだ筋書きから外れないのなら──
──世界を殺して、上位次元の何某など干渉出来ぬ世界を作ろう。
ツクリモノの少女は彼らを見る。天使達の話し合いはもう終わっている。別に聞いていないがどうせわかっている。
魔法使いがもう一度反乱しないかを疑い天界で立場が高い偽典の神を飾りっ気のない地上の家に連れて行くのだろう。
ああ、吐き気がする。既に体験した出来事を他者は初めての様に必死になっているのだ。その光景が異様に見えなくてどう見えるというのか。
それでもきっと変わるはず。そうなったとき、初めて私は────
☆
空は晴れ、日は沈み、月は照らす。
貴方の世界とは違う世界。故に世の理も一部違う。
この世界において空が晴れるということは凶兆の知らせを意味する。
日が沈めば否応なしに不気味さが増し、だが月明かりによってそれは花の風情を増す飾りに変貌する。
しかしてしばらくこの世界の月は紅く染まる。
さぁ、本番が始まる。月はまだ赤く染まったばかり。薄く薄くその色で照らす月は時がたつに連れ緋色へと染まる。
凶兆の紅い月、魅入って心を、命を奪われぬようお気をつけて下さい。




