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弁明は求められていない

翌朝、セラフィーナが机の上へ用意した書類は三枚だけだった。


エステルの席が変更された理由を記した王妃宮の儀礼記録。


高額な外国贈答品を正式な手続きへ戻したことが分かる受領記録。


そして園遊会で薬入りのグラスが見つかった際、エステル自身が署名した証言書の写し。


どれも新しく集めたものではない。


すでに存在していた記録を、エルンストに頼んで確認させただけだった。


「これだけでよろしいのですか」


書類用の薄い革鞄を閉じながら、エルンストが尋ねた。


「今のところは」


「薬物の鑑定書もございますが」


「必要になれば王宮に原本がございますでしょう?」


「はい」


「でしたら、わたくしが持っていく必要はありませんわ」


自分が無実であることを証明するために、屋敷中の記録を掻き集めて王宮へ持ち込む気にはなれなかった。


席次を変えたのは王妃宮。


香水を返したのも宮廷規則。


薬を飲ませようとしたどころか、エステルがグラスへ口を付けることを止めたのも、複数の人間が見ている。


まともに確認すれば分かる。


それ以上に何が必要なのかは、王宮で聞けばよかった。


「それより、昨日わたくしが北方情勢の会議へ出席していなかったことが分かる記録だけ、こちらで控えておいてください」


「出席者名簿ですな」


「ええ。わたくし自身が外されたことまで、後から曖昧になるのは困りますもの」


「承知いたしました」


エルンストが一礼する。


その直後、廊下から控えめな足音が聞こえた。


侍女が入室し、王家の紋章が入った封書を差し出す。


「王宮より、至急とのことでございます」


開けば、正午の召喚だった。


国王の名による正式な呼び出し。


目的は、


『近時の対ノルディア関係及び王太子妃予定者としての立場について確認すべき事項があるため』


とだけ書かれている。


「随分と広いですわね」


「旦那様へお知らせいたしますか」


「もちろん」


セラフィーナは召喚状をエルンストへ渡した。


「ただし、お父様に王宮へ来ていただく必要があるかは、先方へ確認してくださいませ。正式な審問なら代理人や家長が必要になる場合もあるでしょうから」


エルンストの顔が僅かに固くなる。


「審問だとお考えで?」


「分かりません」


召喚状からは判断できない。


だから、まだ決めなかった。


「分からないものを、悪い方へ決めつけても仕方ありませんわ」


そう答えてから、セラフィーナは朝の予定へ戻った。


正午まで三時間ある。


救護院から届いた月次報告の確認を途中で止める理由にはならなかった。


王宮から返答が来たのは、一時間ほど後だった。


アルディエール公爵の同席は不要。


法務官や代理人も必要ない。


『司法上の審問ではないため』


その一文が添えられていた。


セラフィーナは返書を二度読んだ。


「では、何を確認するのでしょうね」


答えは来なかった。


正午前。


王宮へ着いたセラフィーナを迎えたのは、普段の王太子妃教育で使う区画の女官ではなかった。


国王付きの官吏だった。


案内された部屋も、謁見の間や評議室ではない。


王の私的な執務区画に近い、小さな会談室だった。


中には国王。


王妃。


外務大臣。


そしてアドリアンがいた。


法務官はいない。


ノルディア側の人間もいない。


アルディエール家からは、セラフィーナ一人だけ。


「お呼びとのことでしたので参りました」


礼をする。


「座ってくれ」


国王の声音は平静だった。


セラフィーナは指定された席へ座り、膝の上へ革鞄を置いた。


アドリアンと目が合う。


昨日より疲れていた。


先に何かを聞いている顔だった。


「セラフィーナ」


国王が口を開く。


「まず確認しておきたい。今日そなたを呼んだのは、園遊会の薬物事件について罪を問うためではない」


予想していなかった始まりだった。


「そうなのですか」


「ああ」


「では、席次や贈答品についても?」


「それらの事実関係を改めて審理する場でもない」


セラフィーナは膝の上の革鞄を見る。


三枚の書類は、どうやら必要ないらしい。


「承知いたしました。では、今日は何について説明すればよろしいのでしょう」


国王の視線が一瞬だけ外務大臣へ向く。


大臣が引き取った。


「ご説明を求めるためにお呼びしたわけではございません」


少し間があった。


セラフィーナは聞き間違えたとは思わなかった。


「では、わたくしは何を弁明すれば?」


外務大臣は表情を変えなかった。


「弁明は求めておりません」


部屋が静かだった。


王妃も。


国王も。


アドリアンも。


その言葉を否定しない。


セラフィーナは革鞄から手を離した。


「なるほど」


それ以外に、すぐ出てくる言葉がなかった。


まず聞く。


「では、続きをお願いいたします」


外務大臣が一枚の文書を開いた。


「現在、ノルディアとの間では国境付近の軍事演習、鉄材取引、軍馬納入の遅延、その他複数の案件について協議が行われております」


そこまでは知っている。


「その中で、アルディエール公爵令嬢のお名前が繰り返し挙げられるようになりました」


「誰から?」


「ノルディア側です」


「具体的には?」


大臣は一度国王を見る。


許可を得てから続けた。


「ノルディア国内において、令嬢が対ノルディア強硬派の象徴として認識されつつある、と」


「わたくしが強硬策を主張した記録はございますか」


「問題はそこではございません」


早かった。


予想していた答えとは違った。


「では、どこに?」


「そのように認識されていること自体です」


セラフィーナは大臣を見る。


「事実であるかどうかではなく?」


「外交においては、相手国の認識そのものが現実の行動へ影響する場合がございます」


理屈としては正しい。


人間は事実だけで動かない。


噂。


恐怖。


偏見。


期待。


それらが市場や軍隊を動かすことはある。


セラフィーナ自身、誰よりよく知っている。


だからこそ、その説明だけでは足りなかった。


「つまり、ノルディア側がわたくしを嫌っているので、わたくしの行動とは無関係に政治上の問題になると?」


外務大臣は言葉を選んだ。


「嫌悪という表現が正確かは分かりません。ただ、両国関係を安定させるうえで、令嬢のお立場が一つの争点になっていることは事実です」


「わたくしのお立場」


「将来の王太子妃であることです」


その言葉で、ようやく話の輪郭が見えた。


セラフィーナはアドリアンを見る。


彼は黙ったままこちらを見ている。


「昨日、わたくしを北方情勢の会議から外したことと関係がありますの?」


国王が答えた。


「ああ」


「では、昨日の会議では、わたくし自身について話したのですね」


「一部はそうだ」


「その場から本人だけを外して?」


王妃が僅かに眉を寄せた。


国王は黙らない。


「そなたがいる場では話しにくい内容があった」


「それは分かります」


実際、自分の処遇をどうするかという会議へ本人が常に同席する必要はない。


人事も外交も、そういうことはある。


「それで、何が決まりましたの?」


「まだ最終決定ではない」


「では、何を検討しているのですか」


今度は沈黙が少し長かった。


外務大臣が答える。


「当面、令嬢には王宮における公的な活動から距離を置いていただきたいと考えております」


セラフィーナは瞬きをした。


「どの程度?」


「まず、王太子妃教育を一時停止します」


「期間は?」


「未定です」


「他には?」


「ノルディア使節団が滞在している間、使節団関係者との私的接触を避けていただきます」


それ自体は構わない。


「社交行事への出席も?」


「王宮主催のものについては、当面お控えください」


「理由は?」


「これ以上、不要な憶測を生じさせないためです」


セラフィーナは少し考える。


「噂について、わたくしから事実を説明することは?」


「今は控えていただきたい」


「なぜ?」


「令嬢ご本人から大々的な反論が出れば、ノルディアに対する非難と受け取られる可能性があります」


「わたくし自身の名誉より、ノルディア側の受け取り方を優先するのですか」


外務大臣が答えるまで、一拍あった。


「今は、両国関係をこれ以上悪化させないことを優先したいと考えております」


言葉は丁寧だった。


意味は簡単だった。


黙っていろ。


事実がどうであれ。


セラフィーナは革鞄を膝から隣の椅子へ移した。


もう必要ない。


「陛下」


「何だ」


「確認してもよろしいでしょうか」


「ああ」


「王家は、わたくしがエステル様へ薬を飲ませようとしたとは考えていない」


「現時点で、そのように認定する根拠はない」


「席次についても、わたくしが王妃陛下へ変更を求めた事実はない」


王妃が答えた。


「ありません」


「香水も、規定に従っただけ」


「ええ」


「それでも、わたくしは何も説明せず、公の場から退く」


誰もすぐには答えなかった。


答えが必要な問いでもなかった。


「分かりました」


セラフィーナが言う。


アドリアンの表情が僅かに緩む。


その変化が、妙に目についた。


まるで、


理解してくれた。


と安心したように見えた。


腹が立つには、まだ早い。


少なくともセラフィーナはそう思った。


だから聞く。


「ただし、一つだけ教えてくださいませ。この措置は、ノルディア側から要求されたものですか?」


外務大臣が答えた。


「具体的に『王太子妃教育を止めろ』と要求されたわけではございません」


「では、レグリエ側の判断?」


「はい」


「ノルディアがわたくしを問題視しているので、こちらから先にわたくしを王太子殿下の政治的な活動から外すことにした」


「一時的な措置です」


「期間は決まっていないのでしょう?」


大臣が止まる。


「……現時点では」


一時的。


便利な言葉だった。


終わりを決めなくても使える。


セラフィーナは次にアドリアンを見る。


「殿下も、この措置に賛成なさったの?」


昨日と同じ質問だった。


アドリアンは少しだけ目を伏せ、それから答えた。


「ああ」


「理由を伺っても?」


「今は、君が表に出ない方が交渉しやすい」


率直だった。


「君が何かしたと思ってるわけじゃない。でもノルディア側が君の名前を出すたびに、こっちはその説明から始めることになる」


「面倒だから?」


「そういう言い方をするな」


初めて、少しだけ強い声になった。


「じゃあ、どう言えばいい?」


セラフィーナの声は変わらなかった。


アドリアンが詰まる。


「君を守るためでもある」


ようやく出た言葉だった。


「今、王宮へ出続ければ噂が増える。ノルディア側がさらに態度を硬くするかもしれない。少し離れていれば、その間に僕たちが収められる」


僕たち。


その中に自分は入っていないらしい。


「なるほど」


セラフィーナは頷いた。


「では、収まるまで待っていればよろしいのね」


「ああ」


「どのくらい?」


「まだ分からない」


「その間、わたくしは自分について流れている噂へ反論しない」


「今は、その方がいい」


「ノルディアとの交渉内容も知らされない」


「全部は話せない」


「わたくし自身が交渉材料になっている可能性についても?」


アドリアンの顔から、僅かに表情が消えた。


答えなかった。


それで十分だった。


「分かりました」


今度の言葉には、先ほどとは違う意味があった。


何が決まったかではない。


何が決まっていないのか。


何を教える気がないのか。


そこが分かった。


国王が口を開く。


「セラフィーナ。この措置はそなたを処罰するためではない」


「承知しております」


「王国とノルディアの関係が落ち着けば、状況も変わる」


「そうなることを願っておりますわ」


礼儀として答えた。


嘘ではない。


両国関係が落ち着くこと自体は悪いことではない。


そのために自分が何を失うのかは、別の話だった。


「それから」


外務大臣が新しい書類を差し出した。


「こちらを」


受け取る。


『王太子妃教育一時停止通知』


発効日は本日。


王宮主催の儀礼、王太子に付随する公的行事、外交関連行事への出席も、別命あるまで停止。


セラフィーナは最初から最後まで読んだ。


「随分早く用意なさったのですね」


誰も答えない。


紙にはすでに王家の印がある。


担当官の署名もある。


日付も入っている。


自分がこの部屋へ入った後に作ったものではない。


少なくとも、先ほどの会話を受けて決めたものではなかった。


「こちらは、いつ作成されたのでしょう?」


外務大臣が答える。


「今朝です」


「わたくしが呼ばれる前に?」


少しの沈黙。


「はい」


セラフィーナは通知を見る。


つまり。


今日の自分が何を言うかは、決定条件に入っていなかった。


薬物事件について説明する必要もない。


席次の記録も。


香水も。


何も。


最初から、王宮での活動停止は決まっていた。


「わたくしが本日、何を申し上げても?」


セラフィーナが尋ねる。


国王が静かに答えた。


「この措置については変わらない」


「そうですか」


何かがとても冷たくなった。


「では、本日は決定を伝えるために呼ばれたのですね」


「そなたにも事情を説明する必要があると考えた」


「確認すべき事項がある、と召喚状にはございましたけれど」


誰も答えなかった。


言葉の選び方など、今さら責める価値もない。


セラフィーナは革鞄を取った。


「この三枚は必要なかったようですわね」


アドリアンが見る。


「何を持ってきたんだ?」


「席次と贈答品と園遊会の記録です」


「だから、僕たちは君を疑ってない」


「ええ」


セラフィーナは微笑んだ。


「それはよく分かりました」


疑っていない。


信じている。


それでも外す。


どうやら、この二つは同時に成立するらしい。


昨日初めて知ったことを、今日はもう一度教えられた。


「失礼しても?」


国王が頷く。


「構わない」


立ち上がる。


礼をする。


扉へ向かう途中で、アドリアンが呼んだ。


「セラフィーナ」


振り返る。


「何かしら?」


「少しだけ待ってくれ」


「何を?」


アドリアンが答えに詰まる。


「僕が何とかする」


セラフィーナは彼を見た。


昔なら、その言葉を聞けば少し安心したかもしれない。


今も、彼が何もしないとは思っていない。


アドリアンは責任から逃げる男ではない。


きっと本当に何とかしようとする。


だからこそ尋ねた。


「殿下が何とかする間、わたくしは何をしていれば?」


「今は、何もしないでいてほしい」


その答えだった。


セラフィーナは数秒だけ黙った。


「承知いたしました」


礼をして、部屋を出た。


廊下へ出ると、国王付きの官吏が待っていた。


王太子妃教育に使っていた部屋へ私物があるなら、今日中に返却するという。


セラフィーナは、


「急ぎませんので、確認してから送ってくださいませ」


とだけ頼んだ。


王宮の長い廊下を歩く。


いつもなら顔を合わせる女官がいる。


何度も政策資料を届けてくれた官吏もいる。


今日はこちらを見て、すぐ視線を逸らす者が増えていた。


まだ正式発表などないはずだった。


それでも、王宮という場所では人の立場が変わったことだけは早く伝わる。


玄関へ着く直前、若い官吏が走ってきた。


「アルディエール公爵令嬢」


「はい?」


「こちらもお持ちください」


もう一枚の文書だった。


王宮内の入館許可の変更通知。


これまでセラフィーナは、王太子妃予定者として一部の執務区画へ直接入ることができた。


その権限が、本日付で停止されている。


今後、王宮へ来る場合は一般の高位貴族と同じく、訪問先ごとの許可が必要になる。


「分かりました」


受け取る。


紙は温かくも冷たくもない。


ただの紙だった。


それでも、昨日まで自分が立っていた場所が、一枚ずつ消えていく。


馬車へ乗る。


帰路の途中、セラフィーナは革鞄を開けた。


持ってきた三枚を見る。


証明する必要のなかった事実。


正確には。


証明したところで、何も変わらなかった事実。


それでも捨てる気にはならなかった。


「屋敷へ戻ったら、保管しておいてください」


向かいに座る侍女が頷く。


「承知いたしました」


それだけだった。


大げさな公証も要らない。


何十通もの証言も要らない。


ただ、事実は事実として残す。


後から誰かが、


セラフィーナが薬を盛ったから。


宮廷で問題を起こしたから。


王太子妃として不正を働いたから。


そう話を変えようとした時に、


違う。


と確認できる程度でいい。


公爵邸へ戻ると、父はすでに玄関近くまで出ていた。


王宮から先に連絡が届いたらしい。


「何を言われた」


挨拶より先だった。


「王太子妃教育を止められました」


父の顔が変わる。


「理由は」


「ノルディアとの交渉がしにくいので、しばらく表へ出ないでほしいそうです」


「それだけか」


「噂について公に反論することも控えてほしい、と」


父の表情が完全に消えた。


怒鳴るより怖い顔だった。


「お前は何と」


「分かりました、と」


「セラフィーナ」


「だって、決まっていたのですもの」


父が止まる。


「わたくしが王宮へ着く前に、停止通知には陛下の印がございました」


数秒。


父は何も言わなかった。


その後、静かに尋ねる。


「では、お前を何のために呼んだ」


セラフィーナは少し考えた。


「説明を聞かせるため、だそうです」


「弁明は?」


「求められておりません」


父の拳が握られた。


セラフィーナはそれを見て、初めて少しだけ息を吐いた。


自分より怒っている人間がいると、かえって冷静になるらしい。


「お父様」


「何だ」


「今は何もしないでくださいませ」


「お前までそれを言うのか」


「王宮に言われたからではありません」


ここで公爵家が騒げば、


やはりアルディエール家はノルディアとの融和を妨げている。


という材料を増やすだけだ。


それは得ではない。


「まず、何を決めようとしているのか知りたいのです」


父はすぐには頷かなかった。


「俺に黙って、お前の処遇を決めさせる気はない」


「それはわたくしも嫌ですわ」


「なら」


「でも、知らない相手を殴るより、先に相手の手を見た方が安いでしょう?」


父が黙る。


やがて深く息を吐いた。


「……分かった」


「ありがとうございます」


「ただし、何かあればすぐ言え」


「ええ」


今度は約束した。


その夜。


セラフィーナは王太子妃教育の予定表を開いた。


明日の欄。


外交史。


午後には王妃との儀礼確認。


明後日は王太子付き官僚との法制講義。


その先も予定が続いている。


全て、もう行かない。


線を引いて消す必要もなかった。


王宮側ですでに消しているだろう。


机の端には、今日持っていった三枚の記録が置いてある。


その隣には、王太子妃教育停止通知。


自分が何をしたかを示す紙より。


王家が自分をどう扱うと決めた紙の方が、今はずっと強い。


セラフィーナは二つを見比べた。


今日分かったことは、難しくなかった。


王家は、彼女が無実かどうかを調べる段階にはいない。


もう次の話をしている。


セラフィーナをどう扱えば、ノルディアとの交渉がしやすくなるか。


その計算の中へ、本人の意思はまだ入っていない。


怒るべきなのだろう。


実際、腹も立っている。


けれど今は、それ以上に知りたかった。


自分の知らないところで。


自分をいくらのものとして、誰と何を交換しようとしているのか。


それが分からないうちに怒りだけで動くのは、あまりに安かった。


セラフィーナは停止通知を閉じた。


弁明は求められていない。


なら次に必要なのは、弁明ではなかった。


誰が、自分を何に使おうとしているのか。


それを知ることだった。


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