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【初作】異世界に転移したらイケメン達に求愛されています!せっかくなのでモテスキルを身につけて元の世界に戻ることを目指します!  作者: 大井町 鶴(おおいまち つる)
◆第四章 恋に踊らされる編

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城下街に繰り出す

毎日、魔法の勉強に集中的に取り組んだ結果、成果は確実に出てきていた。


が、学園と家の往復で気力が持たなくなってきていた。そこで今日は、街に買い物に繰り出してみたいと思い、オランジェにお願いしてみたのだ。


するとすぐにオランジェは段どりをしてくれて、お母様にお伺いたてることから護衛騎士の手配や洋服の準備まで速やかにやってくれた。街にもついて来てくれるらしい。


(オランジェって絶対キャリアウーマンの才能あるわ!)


デキる女とは、オランジェみたいな人のことを指すのだろう。目的に向かって無駄なく合理的に動くところがスバラシイ。私も見習いたい。


「本日は、ご希望の魔法グッズ店に寄ってからスイーツ店でお茶ということで宜しいでしょうか?」

「スイーツ店がたくさんあると聞いてずっと行きたかったのよね。前回は王子様方がいてリラックスできなかったし。オランジェがスイーツ店にも詳しいなんて知らなかったわ」

「奥様の手土産に丁度良いスイーツ店を普段からチェックしておりますからね。お任せください」

「ホント優秀~!」


オランジェは頼れるお姉さんだし、密かにお兄様とお似合いなんじゃないかと考えたこともある。だけど、あの優しくてイケメンなお兄様が誰かのものになるなんて、ちょっとイヤだなと思ったりして。


オランジェと馬車に乗り込むとさっそく出発した。後ろには厳めしい顔をした護衛騎士が馬でついて来ている。町に溶け込める服装をしているが腰に剣を吊るしているのでちょっと物々しい。


しばらくすると王都のにぎやかな城下街に着いた。たくさんの人が行き交っていて活気がある。前回、街に来たのは王子様方とダブルデートした時以来なので、じっくりと街探索をする時間が無かった。


髪留めやリボンなどを売るアクセサリー店や、オレンジなどフルーツを扱う店などさまざまな専門店があり、見ごたえがありそうだ。馬車置き場に着いて馬車を降りると、オランジェと並んで歩く。護衛騎士さんもすぐ後ろについてくる。


当初の目的である魔法グッズ店に到着すると、歴史を感じるこじんまりした店内には、魔法の杖や魔法関連の本がたくさん並んでいた。どの本も屋敷にありそうなものではあるが、魔法使いのエッセイなども置かれており、なかなか興味深い。


しばし本の内容を確認していると、横にいたはずのオランジェがいない。


「女性のあなたが使うにはこちらの方がいいでしょう。手首に負担もかかりにくく、素早く剣を振るいやすい」

「そうね、持ってみた感じがしっくりくる気がします」


小規模な店舗にはお客は私達3人しかいないこともあり、オランジェと護衛騎士も剣などが置かれたコーナーで品定めをしていた。


護衛騎士の表情を見ると、オランジェと話すのが嬉しそうな表情だ。これはもしかしてオランジェに気がある?


オランジェは栗色の髪と瞳を持つ優し気な雰囲気が魅力の美人さんだ。屋敷内で働く使用人や騎士から見初められていてもおかしくはない。


護衛騎士の彼はオランジェとお似合いに見えた。オランジェがどう意識しているかは知らないが、彼らの邪魔をしないようにしばらく魔法グッズを見ていることにした。


再び気になったエッセイを再び読んでいると、オランジェから声をかけられた。


「お嬢様、気になるものは見つかりましたか?」

「ええ、このエッセイが面白いから買ってみるわ。あなた達はいいの?」

「......すみません。私もお嬢様をお守りするのに丁度良い武器があればと品定めしておりました」

「もし、気になるアイテムがあったのならばまとめて買いましょう。護衛騎士の方は気になる武器とかあったのかしら?」

「いえ、私はお給金もいただいており自分で購入できますので。オランジェ殿が持つのにちょうど良い短刀の方をぜひ」

「ブルクさん、いいのよ。私も自分で購入できるから。お嬢様におねだりするなんてとんでもないわ」

「す、すみません。セイリーンお嬢様を守るためならばと思い、申し上げてしまいました」

「私だけが買い物をしても楽しくないわ。お仕事に関係あるものなんだし、どちらも買いましょう!反論は無しね。これは命令ということならいいでしょ」

「お嬢様がそこまでおっしゃるならば......ありがとうございます!オランジェ、重ね重ねお嬢様のお気遣いに感激しております」

「ありがたき幸せ。より精進してお嬢様をお守りいたします」


2人から感謝されてちょっと気分がいい。私というよりフォルテ家のお金なので、あまり威張れないのだが。毎月、必要経費としてかなり余裕があるお金を頂いているということを最近知ったので、有効活用することにした。


3人でホクホクしてお店を出ると、オランジェおすすめのスイーツ店に向かうことにした。魔法グッズ店からは10分ほど歩くとのことで馬車に乗るかどうか聞かれたが、10分なんて歩く距離だろう。この世界の貴族はほとんど歩かないのか?


(天気もいいし歩いていて気持ちがいい。お買い物ってどの世界でも楽しいわね。)


町を闊歩していると、はるか前方に人だかりができているのが確認できた。女性の黄色い声も聞こえてくる。何が起きているのだろうか?

オランジェにいいところを見せたいブルクは、剣や戦い方について熱くレクチャーしてました。


もし、作品がいいなと思われましたらぜひブックマーク&評価をお願いします(o_ _)o

(☆☆☆☆☆→★★★★★なったら感涙!モチベーション爆up!皆さまに支えられております)


※投稿は毎日朝7時です。引き続きご高覧頂けるとウレシイです。

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