2話 ダメダメ令嬢
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?「お待ちくださいお母様!」
そこに現れたのはカレンの執事。お母様に対抗するなど許されるのか。
カレン「執事!」
お母様「は?なにか文句かしら?」
執事「手袋をつけ忘れた程度。誰にでもあるものです。叱らないでやっていただけませんか。」
お母様「無礼者!お黙りなさい!」
パチン!
執事までビンタされる。
カレン「執事…」
執事は過保護だ。お嬢様、カレンを、必要以上に守りたがる。
お母様「手袋は外したわね?」
カレン「ええ!」
カレンは執事とお母様の会話の間に手袋を外していた。
カレン「外しておりますわ。」
お母様「では頂きましょう。全ての生き物に感謝アーメン。」
カレン「アーメン。」
皆「アーメン。」
礼と共に皆がお食事を開始する。手掴みで食べるため、手は清潔ではないとならないのだ。
カレン「お母様…美味しいわね」
お母様「なぜこちらを見ていますの?お食事中に正面を向くのはマナー違反でしょう。」
カレン「失礼致しましたわ…!」
カレンは視線を下に向ける
お母様が、右をむく、それに従い、皆が、右を向いた。会話を始める。
カレン「…お母様が右を向いたからわたくしも右であってるわよね。」
カレンは右を向く、そして、右隣の方と会話をする
セレナ「カレンちゃん逆ですわよ!」
セレナさんが、左を向き、カレンにアドバイスする。
カレン「失礼致しましたわ。」
カレンは即座に左を向く
カリン「間違えるとは不躾ですわね。」
カレン「失礼致しましたわ…!」
カレンはいつも、ミスばっかりだ
カリン「お食事のシチューはどうかしら?」
カレン「とても上品でクリーミーですわ。」
カリン「あら…不躾な感想…香りと食感と味覚で表現するのよ。」
カリン「とろける口どけに甘いミルクの香りそれから甘みが調和する…わたくしなんて上出来ですの!オーッホッホッホ!」
カリンが高飛車にレビューを決める
カレン「上出来ですわね」
カリン「当たり前よ。」
カレンにとってはこの会話も苦痛でしかなかった。
カレン「手が汚れてしまいましたわ」
カレンの手にシチューが着いてしまう。
カレン「大変ですわ!」
カレンはフィンガーボウルに手を突っ込む
バシャ!
水が飛び散る
カリン「なになさってますの!?」
お母様「は?馬鹿じゃないの!?」
今日も怒られてばかりのカレンだった。
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