表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サファリア女学院から青藍高校へ潜入!? 〜お嬢様の「普通の恋」は、完璧な執事が絶対に許しません〜』  作者: 琥珀かえで


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
68/384

第50章:出生の秘密!ライバル財閥『マッツウィックス』の血脈

第51章:第2シリーズ本格始動!長谷部誠の狂おしきバックハグと暴走キス編へ続く

「ただの家」と化した露村邸の暗い自室で、引きこもりながら「全ては露村陣のせいだ」と泣き叫んでいた露村隼人。

だが、その日の夜、さらに彼の人生を根底から覆す、恐るべき『出生の秘密』が暴かれることとなった。

ジュエリー発表会での大爆死から、すっかり荒れ果てた陣と麗華が、「もうあの息子は青藍高校でも晒し者になって使い物にならない」「そもそも我が家の血を引いていない、どこぞの馬の骨とも知れぬ拾い子だったのだからな」と、リビングで醜い罵り合いを始めたのだ。

それを壁越しに聞いてしまった隼人は、激しい衝撃とともに冷酷な真実を悟った。

(俺は……あのストーカー大勘違い親父と、元クラブママの子供ですら、なかったというのか……!?)

だが、絶望に震える隼人の前に、突如として黒い高級セダンの列が「ただの家」を包囲するように現れた。

車から降りてきたのは、仕立ての良い漆黒のスーツに身を包んだ、圧倒的なオーラを放つ男女――。

それこそが、世界最強の『スーパールッツ』の唯一の対抗馬として、激安で庶民の味方の巨大スーパー『マッツウィックス』を全国展開する財閥の総帥、南条虎之介と、その妻・南条可憐であった。

二人は何年も前に行方不明になっていた「本物の御曹司」のDNAを追って、ついにこの成金の跡地に辿り着いたのだ。

部屋の扉が勢いよく開かれ、南条虎之介が鋭い眼光を隼人に向けた。

「見つけたぞ。我が南条一族の正統なる後継者よ。さぁ、偽りの『露村』という泥名を捨て、本物の血筋の城へ戻るのだ。お前は今日から、マッツウィックスの若き御曹司、南条隼人だ」

母親の可憐も優雅に微笑み、隼人の手を取る。

偽物の親のせいで人生をめちゃくちゃにされた泥沼から、まさかの「超巨大ライバル店の本物の御曹司」という最強のカードが明かされた瞬間だった。

隼人は床に転がっていたトゲトゲの指輪を容赦なく踏み潰すと、血の涙を流しながら、邪悪かつ完璧なエリートの笑みを浮かべた。

「フハハ……ハハハハ! 待っていろよ、貝森拓人、森野海斗。そして納屋かすみ……! 俺は『マッツウィックス』の本物の力で、お前たちのすべてを奪い尽くしてやるッ……!!」

◇ ◇ ◇

――それから、数年の月日が流れ、物語は【第2シリーズ】へと突入する。

私、納屋かすみはサファリア女学院を卒業し、最愛の彼氏である貝森拓人さんと共に、光に満ちた平穏で幸せな大学生活を送っていた。

あの森野海斗くんも、スーパールッツの傘下となったジュエリーブランドを世界規模へと成長させ、若き天才社長として上流階級のカリスマとなっていた。

すべてが平和に包まれていた、ある日のこと。

我が貝森財閥が誇る『スーパールッツ』の目と鼻の先に、激安と庶民の味方を武器に業界の勢力図をすべて塗り替えるほどの超巨大スーパー『マッツウィックス』が、突如として殴り込みをかけるようにオープンしたのだ。

そのマッツウィックスの若き総帥として、高級車の後部座席から優雅に降り立ったのは、ダサい腰パンもトゲトゲ指輪も完全に捨て去り、冷徹無比な本物の輝きをまとった超絶イケメンエリート――南条隼人。

出生の秘密を知り、本物のライバル財閥の血を覚醒させた男が、かすみお嬢様たちの前に、冷酷な復讐の微笑みを浮かべて立ちはだかるのだった――。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ