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サファリア女学院から青藍高校へ潜入!? 〜お嬢様の「普通の恋」は、完璧な執事が絶対に許しません〜』  作者: 琥珀かえで


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第214章:永遠の約束と、終わらない季節

子供たちのキラキラとした笑顔が、スケッチブックに描かれた色鮮やかなデザイン画よりも眩しくリビングを照らしていた。自分たちのアイデアが本物の宝物になるという喜びに胸を躍らせながら、凛と蓮、そして湊くんと百合ちゃんは、お互いに顔を見合わせて何度も深く頷き合った。

そして、四人は一斉に海斗社長のほうを見上げると、声を揃えて最高に愛らしい提案を口にしたのだ。

「あのね、海斗社長! このデザイン、貝森財閥のみんなでおそろいにしてもいいよね?」

「うん!『ずっと仲間だよ』って、みんなで同じ宝物を持つんだ!」

小さな手をぎゅっと握り合いながら、子供たちはそのまま私とおじさまのほうを振り返り、期待に満ちた瞳を潤ませておねだりするように微笑んだ。

「ねぇ、ママ、おじさま! どうかな? おそろいにしたら、とっても素敵だよね!」

「だってね、私たちは夏休みも、冬休みも、春休みも、これからずーっと一緒だもんね!」

四人の無邪気で、けれどどこまでも純粋な友情と絆が詰まったその言葉に、リビングにいた大人たちは一瞬にして胸を打たれ、優しい感動の沈黙が広がった。

「夏休みも冬休みも春休みも、ずっと一緒……か」

海斗社長は目元を和ませ、本当に愛おしそうに子供たちの頭を優しく撫でた。

「素晴らしいアイデアだね。ただの新作ジュエリーじゃない、みんなが固い絆で結ばれた『永遠の仲間』であるあかしのコレクションだ。よし、僕のブランドのすべての技術を注ぎ込んで、世界で一番最高の『おそろい』を作らせてもらうよ!」

「わあぁい! 海斗社長、ありがとう!」

子供たちがリビングの真ん中で飛び跳ねて喜ぶ姿を見て、拓人さんやあやめさん、孝雄さんにあずみさん夫妻も、みんな目頭を熱くしながら笑顔で拍手を送っている。

「かすみ、聞いたかい? 子供たちはもう、次の冬休みや春休みのことまで考えているよ。本当に、ここを自分の家のように思ってくれているんだね」

あやめさんが嬉しそうに涙を浮かべて私に微笑みかけてくれる。私は溢れそうになる涙を必死に堪えながら、深く、何度も頷いた。

「ええ……本当に、嬉しいです。おじさま、子供たち、本当に幸せそうですね……」

隣に座るおじさまへそっと視線を向けると、おじさまは子供たちの賑やかな姿を大きな慈愛に満ちた眼差しで見つめながら、私の肩をそっと引き寄せてくださった。

「ああ。子供たちの言う通りだ。夏も冬も春も、これからの季節はすべて、彼らの笑顔のためにある。長谷部や南条といった血の檻など関係ない。ここにいる全員が、これからもずっと共に歩んでいく、本物の一族ファミリーだからな」

おじさまのその絶対的な言葉に、私の胸の奥の不安は完全に消え去り、確固たる幸福感で満たされていった。

かつて南条隼人が「お勉強」を強制し、子供たちの自由も未来もすべて奪い去ろうとしていたあの暗闇の日々。今、その隼人が暗い部屋で「戻ってこい」と虚しい悲鳴を上げている間に、子供たちは自らの手で「ずっと一緒」という輝かしい未来の約束を掴み取っていた。

おじさまの絶大な庇護、海斗社長の粋な計らい、そして貝森財閥の温かい愛。

すべてがガッチリと噛み合った無敵の世界の中で、おそろいのジュエリーを夢見る子供たちの笑い声は、終わらない夏の空へとどこまでも高く響き渡るのだった。

「本作の執筆にあたり、誤字脱字の確認や文章整理のためAIを利用しています(規約に基づき修正案の提案は受けない設定で使用)。物語の構成や本文作成は全て自分で行っています。」

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