地獄に落ちた気分 2
氷が解けた水の上を進む一行、洞窟で一晩を過ごす。朝旅立つ一行は地獄のようなフロアを見て足が竦んだ。
「ドドドド・・ドドドド!!」
「フンフンフーッ!ドスドスドスン!!」
尖った鼻から息を出し脚を荒げる、余程俺たちを潰したかったみたいだ。残念、俺も仲間を救いたいから仲間にタックルした。
「いたったたた」
モニカさんが起き上がっている。
「あ!」
ベヒモスはこちらを見たかと思うと自分が先に見つけたと言わんばかりドドドドと走ってくる!
「サンダーボルト!」
動くが、かわしきれない・・。いち早く詠唱に入っていたモニカさんは魔術を唱える。時間を稼げればそれでいい。
「パッ、ズドォオオオン!!」
音が鳴り響く、空から一本の木が落下したような雷が当たった。しかしそれでベヒモスの動きは止まらない。一瞬ビクッとなって止まったかと思うと、また動き始める。
「シュ――――」
「キュ――――」
そこにシャティとフィアが射った矢がベヒモス目がけて飛んできた。光りながら風を切り音を立てた矢はベヒモスの体に刺さったが、体の大きさに対してその矢はあまりに小さすぎた。
「ガスッ」
「ズリッ・・・」
スカルベさんとエルドラが翼を地面すれすれで羽ばたかせ高速移動、背後から攻撃する、スカルベさんが足蹴りを出すとベヒモスは体がよろけた。
ずっと武器を構えたまま、俺とアッキーは様子を伺っていた。チャンス!!後ろ脚が浮いたので俺は横から剣を振り下ろした。
「うぉおおおおっ!」
「はぁっ!」
「ズッ・」
「ガッ・」
攻撃で傷つくのは表面だけ、アッキーも斧を振り下ろす俺と同じだった。
こちらを睨むベヒモス、この距離で突進されたら流石にかわせない。
ベヒモスが揺れる!?
「効いてる!」
「本当」
手を取り合うエルフ二人、矢の効果が現れたようだ、動いた分効果が早まったのだろう。アポロンの弓は疫病を発生させベヒモスを弱らせる、さらにアルテミスの弓は傷口を悪化させる。
ステータスの履歴から、その確認が取れた。俺は昨晩二人に弓の効果について聞いた。
敵が弱ったのに合わせスカルベは左から、エルドラは右から走る。
ベヒモスの目が充血している!!まるで目が傷つくように赤い線が走り血管が浮き出ていた。相当なダメージだが、それでも腰を使いこちら二人を体で弾き飛ばした。
「うわ~っ、いったぁ!」
「ぐぉおおっ!!」
シャティとフィアが再び矢を射る!
残念、今度は矢が刺さらず下に落ちる、ベヒモスは当たる寸前に体を動かし軌道を反らした。俺はカタリナに回復魔術を唱えてもらい、カタリナはスカルベさんとエルドラの方へ向かった。
ベヒモスが走る、突進がくるぞ!
「魔力消費が大きいけど、やるしかない!」
モニカさんが何かを決意したように頷く。
「さけろ、空を破る無数の石!」
「メテオライト!!」
「ズバババッ!!」
体を引き裂く摩擦熱が火を吹き体を破る、それでもベヒモスの勢いは衰えない、突っ込んできた!
「きゃあっ!効いていないっ」
「むっ」
確かベヒモスは伝説の生き物だったか、その肉質は強靱で摩擦熱でも歯が立たない。
仕方なくスカルベとエルドラはベヒモスに向かい走りだす、武器を出す。攻撃の手は止めず攻めきる作戦のようだ。俺とアッキーは二人を助けるため走った。
!!
鋼鉄のような体だ!そして体に傷がない。
切れなくなくなったばかりか傷跡がない。どうやらベヒモスが技を使ったようだ。まるで冒険者がその場で防具を作り出したかのように黒く光沢のある皮と強靱な筋肉が体を包んでいる。防御力を高めているということは、その前の攻撃が効いたようだ。
ベヒモスがその高速を活かし、こちらに跳んできた。
おや?止まった。
その隙を逃さない、エルドラが攻撃する。それがわざとだと知ったのは脚から突き出た爪がエルドラを引き裂いた後の事。
「ぐぁっあぁ!!」
エルドラが真正面で攻撃を受けた。腹からこぼれる血がエルドラの死を暗示させる、大量の出血、スカルベは肌で直感し危機を感じた。そしてエルドラを抱え後ろに飛んだ、緊急回避だ。ベヒモスは追って来ないのですぐにカタリナに回復を頼んだ。
「シュッ、ビュッ、シィッ」
「ビン、シュッ、ビシュッ」
次々と矢を射るシャティとフィア。仲間を助けるために攻撃したいが魔術である水、風、氷は火力激減で使えないと判断、その代用として矢を射っている。
「ュパ!」
「ザン!」
「これが最後の矢!」
「お願い倒れて!」
ベヒモスの体に当たった矢は突き刺さらず空しく落ちた。本当に矢の効果はあったのだろうか、平気そうに動くベヒモスに自信がなくなる。そして、ただ祈るばかりのエルフ二人。
「ダメェ・・」
「もう何もできない」
前にとび出たモニカは、
「ライティング」
どれを使用するか迷った挙句、それを目の前まで来ていたベヒモスに浴びせた。ベヒモスは目を焼かれ視界を奪われた!
「はぁっ!たあっ!とおっ!りゃっ!せいっ!」
「ぬんっ!あぁ!っ!たっ!あっ!おっ!」
「ツー、ツー、ッツ、ツッ、ッツッ、ツー、ツー」
「カッ、カシャン!カッ!カララン!コッ、カッ」
俺は、左斜め、右斜め、前、左から横に、右から横に剣を入れたがとおらない。そればかりか傷もつかない。もう何でも投げてしまえ。石を投げたり、ポーションの空き瓶を射ったり、松明用の棒を射ったり出来うる限り事をした。
なんて陳腐な攻撃だ、意味のない攻撃なんて・・。全て鋼鉄の体の前では上を滑るだけ、もしくは跳ね返るだけ。
「ウグッググァァ!!」
投げた一つがベヒモスの目に当たったようだ、呻き声を上げる。結果、ますます敵に拍車をかけてしまう結果となった。ベヒモスの目の高さまで攻撃出来るスキルなんて俺たちは持ち合わせていない。それにあの速度だ、簡単に逃げられてしまうか返り討ちにされるだけだ。
「これで!バースト!!」
モニカが魔術で爆炎を起こす、黒煙が立ちこめた雲から顔を出すベヒモス!!なんて凶暴な顔つきをしているんだ。怖い、震えが来るほど。
「5ダメージ」
ステータスの履歴にそうある。ほぼ0に近いダメージ。
「ドドドド!」
前方から突進が来る!誰も止めれず中央突破され・・・。
「危ない!!」
これまで遠方にいたカタリナに攻撃を仕掛けるベヒモス!
前衛たちは最大限の素早さで走る、が届かない!
「ザザッ」
スカルベが身代わりとして間に入る。
スカルベさん?犠牲になるつもりだ!無防備な一人のドラゴン族が無謀にもその巨体に曝け出される。
「逃げてスカルベ、あなたまで!!」
「なんでもいいから誰か!!」
「どうしよう!!」
モニカが叫び慌てる。
「ああっ!!」
カタリナが逃げるがベヒモスに距離を詰められていく、間にはスカルベ、かわせそうにない。
「何か・・」
!!必死な顔と真剣な目で悲観するフィアを見たアッキーがとっさに思いつく。懐に忍ばせた一枚の羽を手にとるとフィアに渡した。
「これ」
「!?」
羽を持ったフィアの手が光りに包まれる。光は羽から矢じりへとのびていった。
「ああっ、スカルベ!!」
「!」
遅い!カタリナの目の前のスカルベに跳びかかるベヒモスはかぶりついた!
「ガブッ、カブッガブッ、ギギギギ、ョン!!」
肉を裂き、骨まで軋むほどの音がして噛み砕かれた・・・。
スカルベさんが・・・。次の瞬間、スカルベがいた場所は跡形もなくなりベヒモスの黒い体だけになった。
「スカルベさんは!どこだカタリナ!!」
エルドラはカタリナを掴み飛んでこちらに連れ戻した。子供でもカタリナを支えられるのか、もっと早く行動をしていればこうも・・。
「スカルベ~!」
「食べ・・られた」
最悪な状況、ベヒモスがこちらを見る。油断するなライム、敵は一瞬で目の前に跳んできた。だから対応出来ずに・・。
例えぇ、スカルベさんがいなくなっても・ぐし・・俺たちだけでぇ・・倒すっ!
「ドス、ドスッ」
「グォオオオオーッ!!」
「ベヒモス!!!」
どこからから声!声がする方向を見るベヒモス。
「―――」
空に無音、無機質な線が引かれる。それは普通のものと変わらず光も発せず、ただ風を切っている。
メニューの履歴にこうある。スカルベはスキルの画竜点睛を使ったと。
スカルベさんがいた場所にスカルベさんはいなかった、残像のような影法師が見えたかと思ったら、無の残骸と残影だけ。
「あっ」
今気づいたアッキー。
スカルベさん!!
「スカルベが生きてるっ!」
その声は聞き覚えがあった。声の主に注意をとられていたベヒモスは、その線に気づくのが遅れた。線のような矢が目に的中か!
しかし、巨体で動きの速いベヒモスは目を閉じる。鋼鉄のような皮膚で目が覆われ矢から目を守る。
「ああっ」
「惜しい!!」
最後の一本が、これで終わった。
俺は覚悟を決めた・・・。
「ジュッ、グシュッ!!」
目を守るまではよかった、目を閉じたベヒモスの瞼ごと突き破りその矢は瞳を突き刺した!!
刺さった部分から熱と煙が出たかと思うと、急にベヒモスが跳び上がる。暴れ回り体を震わせ、転がったり足掻いている。ジャンプしたり岩地に打ちつけたり、矢をとろうと暴れ回る。
ベヒモスは体がふらつきながらも、こちらに向かってきた。
「ドシッ・」
そして俺たちの前で顔を沈め倒れ込んだ、ベヒモスは朽ち果てていた。たった小さな一本の矢で、一匹の巨体がまるごと制されてしまったのだ、相当強力な攻撃だったようだ。
そしてこれがケイロンの矢だと判明。そう履歴に載っている。
フィアはベヒモスの右目をケイロンの矢で射ぬいたようだ、結果的には瞼事になるけどそれでも瞼を貫く威力を持つ強力な矢だ。さらに矢は効果を合わせ持っていた、それが全身を駆け巡りベヒモスは息絶えた。そう結論づけたが合っていると思う。
「ケイロンって神話になかった?」
博学なカタリナが語る。
「神話?」
「ケイロンは射手座の形をとったとか言われているの」
その神話の武器で射ったんだ。通じたのが理解できた。
「よかったぁ、またミノタウロスの時のように・・」
もう心臓が鳴ったまま止まらないぞ。
「俺も思い出した」
嫌な記憶だ、覚えている。あの獰猛さと迫力に負けていない。神話の武器がなかったら修業したスカルベさんたちがいても勝ち目はなかったと思う。
さて、見ると先に続く岩地は光球の赤黒い光を反射している。
一つの大きな影が消えたことで、俺たちは別の存在に気づくことになろうとは思わなかった。とことこと歩く、体がバテて原始人になって歩くライムたちは嫌な影が差してきた。
「疲れたな」
「うん」
「これからもこんなのだったり」
嫌な事を言ったのはそれが当たってるからで、自分も皆も覚悟してほしい気持ちからだ。
「モニカさんも回復しましたよ」
「精神がズタボロよ」
「ヒーラーとしてはこれ以上やれません」
限界のカタリナ。
そう、体力や精神力といったステータスに表示されないものは一日寝るか何日か経つまで回復しない。実際はその回復を待つことも必要である。
モンスターが空に見当たらない、キメラ関係のモンスターがパタリと姿を消した。歩いていると風を感じた。俺だけではない、シャティさんたちの髪が揺れ顔にかかっている。
「何か今ふわっとした風がありませんでした?」
「涼しくない風」
「こんな所でそんなの吹くのか」
「自然とは違う」
急に真っ暗になった、光球が消えた!!?光球のあった空を見る、光球が揺れている?空が揺れる現象は日が落ちる時くらいしか考えられない、でもそれは有り得ない!
なんと赤黒い空のフレームの一部が切り取られたかのように動いた。
夕日が沈む、一日の最後の光のような赤々と揺れる空。
見つめていると、その揺れが一匹の鳥に変わった。
「新たな敵がいます!」
「まだ、あんなの!」
「空をとんでる」
「マジか」
俺の頭の中まで含めてぶっ飛んでいる。急に速度を上げて理解しようとしたから状況が飲みこめない。立て続けに戦闘かよ、疲れを休める暇もないな。
急いで手の甲を三回タッチ、何ものか探る、探す。
≪ジズ フロアボスの一匹≫
この距離でモンスターの存在が認知される、それ程大きい。しかし説明は一切なかった。
この名前と説明では情報不足で対策がとれない、なんだジズって酒みたいな名前だな。目視で敵の分析をする。空を飛ぶ、色は赤黒い、嘴に翼に体に羽根が生えている、まさしく鳥。
地上に下り立つが空に続く頭が目立つ。それは光球をも隠すほどの巨体な胸を張るモンスターである。鳩胸とはまさにこれ、盛り上がる胸はその筋力を表す。
翼を羽ばたかせ風をお越したジズ、
「ズザザッ、ザザザッ!!」
何にも掴まるものがない、その強風で体が強制的に退けられた!
「こういうのは風とは言わないって」
「良い風ではない」
「って痛いっ!」
これがさっき吹いた風の正体か!?石が飛んできたぞっ!
「ばきゃーっ」
ローブが風に靡く。風による空気抵抗が大きくなりとばされている。
「クァアーーーーッ!!」
ジズが鳴き炎を吐いた、灼熱の炎が空を焦がす。、空間が歪んで見えるほど高温の炎、空気がチリチリと震えている。
「ク、クァアーーーーッ!!」
「あっ・・」
声を出すことを止めた、喉が焼けそうだから。
「やゃ」
エルフの存在を否定する炎に言葉を失う。
「ぎゃぁ」
熱を感じ言葉を止めるモニカ。
炎に弱いエルフ二人は酷い汗をかいた。炎は見えるが熱は見えない、せいぜい歪みだけ。熱気自体が炎と言える、その火力に後ずさりする。
不運にもこの地は岩だ、俺も少し肌に火傷を負った。
空と陸では空に分がある。より高い位置から攻撃したほうが有利に立てる。そこで戦場を変えたモニカさん、
「アポカリファス!!」
詠唱した魔術が効果的であったのが幸いする。隆起した岩地が炎を遮る壁をつくる。地形の変化が有利に働いている。
アポカリファスに隆起した岩地に上ったアッキーはトマホークを出した。両方の翼を羽ばたかせ、風を起こすジズ、トマホークは空しく地面に落ちた。
ジズが襲い掛かってきた!急降下である。あの大きさで潰されたらペチャンコだぞ、俺はすぐに隆起した岩地の下に潜った、そして隆起した岩地にぶつかったジズの体を剣でぶっ刺した。硬い羽根が体から生えていて剣はほとんど通らない。
飛びあがるジズは俺のいる方へ急降下、俺は岩の壁を背にして剣をかまえた、見抜きを使い見据える。もうこうなってしまったら最後の賭けに出るしかない。絶対、目をぶっ刺してやる。
エルフ二人がメニューを開く、使えそうな手が見つからない。前の戦闘で既に手は出し尽くした、残っていない。
スカルベさんとエルドラは隆起した岩地の後ろに立つ、俺がそこにとびあがることは3m位あるので無理、アッキーもそこにいた。丸腰のまま立っている。
ジズと対峙する皆、
さあ来い、運命が大凶に傾いても最悪刺し違えてやる!!
!!
目がピクリとしたかと思うと、空が窪んで一つ黒い穴が生まれた。そこに収まるようにジズは吸い込まれ消えていった。
全員、不気味な光景を目のあたりにして固まっている。
なんだったんだ?突然ジズが消えた。もしかしてダンジョンマスターの魔力が切れたとか。
「何が起きた?」
「終わっちゃった・・どうやって戦おうか悩んでいたのに、もしかしてスカルベおじさん先に倒しちゃったの?」
「俺も考えていた」
「あれー、おかしいなぁ」
「どうしたんでしょうか?」
「助かった・・」
「エリスさんかもね」
「どこかから魔術で消してくれたのかも」
「そんな」
神様じゃーあるまいし。
「エリス様」
そうだった、アッキーは女神信仰だった。腕を前で組むアッキー、今の姿はオタクだぞ。
岩地奥に海がある、深く底が見えない。海が一面に広がっていて他の空間とつながっているような気がした。それくらい広い海。
ここを通らなければ先へ進めないだろうか考える、こうやって調子よく着いたが、手がかりがなければ、次の階層へ行けない。
海に石を放り投げた、トラップは発動しない。どうやら大丈夫なようだ、上を渡るためフロートで上ると、水面が波打った。地響きかと思ったがその波が水飛沫を上げて海面を飛び跳ねたので皆がただ事じゃないのに気が付いた。
「何かあればいいんでしょうが」
カタリナが期待する。
俺たちはフロアボスを倒したんだ、もう出口に導かれてもいい頃だと思った。
水面が盛り上がってきた・・・。
「階段か」
「水が変よ」
「普通じゃない、普段はこんなに波打たないわ」
「お化けなの?」
エルドラ、どうしてお化けなんだ・・。ここに来てないだろ。
だが、現実はそんな甘くなかった。俺たちが期待した水の盛り上がりから出てきたものは紫の体(きらきらとした鱗付き、ひだひだとした毛のようなものが生える)、長い首には紫のエラ(羽のようなものが付いている)、頭に牙(口の)、瞳があって触覚が付いている。
敵と見つめ合うとは、思いもせず。
またしてもフロアボス、この畳み掛け三連続はまさにラスト目前!俺は最後の力を振り絞る。
「もうすぐマスターも近いぞ」
「そのようだな」
水龍のような怪物が水を吐く、その水噴射で、俺たちは岩肌に叩きつけられた。
「ドッ!」
「ぐふぁっ!!」
「ガッ!」
「きゃあっ!」
エルフは水に慣れている、上手く波に乗り凌ぐが足を打ちつけ触っていた。
「いたぁ」
メニュー、
≪レヴィアタン フロアボスの一匹≫
「フロアボスです!!」
俺がそういうと皆の目が変わった。
「まだいたのか」
「また」
「次のフロアへの道も見つかってないのに・・」
逃げられるものなら次のフロアへ俺も逃げたい。
あることに気づいた。水の場所に近寄らなければ戦わなくて済むことだ。そしてもう一つ気づいた、あそこに鍵がある事に。
水面の中央にゲームのように岩があり鍵があった。あの鍵が次のフロアへ繋がる扉の鍵だと思う。普通ならそんなのこれみよがしに置いてないので罠が張ってあるに違いない。しかし入手するという選択肢をとれず俺たちは迷ってしまった。
フロアボスが次々と出た。皆大活躍!!




