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カミュ、室町幕府と秘密結社キルトロンの統治と義手。

 俺の前前世は室町幕府将軍足利義輝である。

 室町幕府の統治は論外だ。少なくとも俺が将軍だった時の統治は駄目だ。

 イナバーンの貴族が力を持ち王の言うことを聞かない・・・それが室町幕府の状態だ。


 秘密結社キルトロン、俺はここに木村武という名前で前世所属していたがここの組織もきつい。

 偉大なる首領の下に、改造機器人間である武官と科学者である文官が所属するという組織であったが、改造機器人間のトップアメザリンナと科学者のトップ、俺の直属上司であった唐島譲治さんが対立、アメザリンナの罠にはまり唐島さんが殺されそうになったが脱出、唐島さんはバイカーマンとなり、キルトロンに復讐、偉大なる首領を倒そうとしたので俺が身代わりとなり殺されるという典型的な派閥の対立があったしな。


 そんなことを考えているとククリコンが話があるという。何か聞くと

「おいらの鼻先のドリルの様に手を作り、ルオさんにひっつけることは可能かな。」

と言われた。

「カミュさんが手の構造を知っているならそれで手の構造を作り、おいらのドリルみたいに引っ付けて動かすことは可能ではないかな。ただし、以前カミュさんが言ってたように、手の構造も意思を持ちルオさんが2重人格みたいになってしまうのかな。」


 俺は、あっそうか、なんで今まで気づかなかったのだろう、と思った。

 俺がこの世で作る改造機器は、ククリコン、カ・チュー共に自我を持つようになってしまったが、もとから自我を持つ人間が素体であれば大丈夫かもしれないと思った。

「ククリコン、お前凄いよ。俺はお前に言われるまで全然気が付かなかった。」

と言った。

 素材は鉄にさび止めの魔法、劣化遅延の魔法をつければいけるかも、と思った。


 ククリコンに、鍛冶屋のラムザさんの所にいって、1cm厚の鉄板買っててきて、と言い、俺はその間図面を書くと言った。


 ざっと図面を引ていると、ククリコンが鉄板を買ってきてくれたので、その辺においてくれる様言った。


 図面を引き終え、部品図に展開すると夜になった。

 ククリコンにもうちょっとで図面が上がるから済まないが夕食作って、とお願いした。

 夕食をとってからも再度部品図を作成し終了した。


 ククリコンがもう寝ますと言って来た。

「申し訳ないがすこしうるさいかもしれない。我慢して。」

と言い、魔法を使い鉄板を図面通りに切断し研磨、部品を3組分作った。


これは筋肉や皮膚、肉に関する部分を

1.人肉の人工培養

2.シリコーン状のもので作成

3.予備のもの

のうちどうするかの検討の為だ。


 そのまま寝てしまったらしい。朝ククリコンに起こされて目が覚めた。剣の早朝訓練を一緒に行った後ククリコンと一緒に鍛冶屋のラムザさんの所に3組の部品を持っていき、より図面通りになるように研磨をお願いした。


 ラムザさんは

「カミュさん。今度は何を作ろうとするんだい? 」

と言って来たので、

「今のところは医学の発展のためのものとしか言えない。頼む、ラムザさん。特に精密に頼む。」

というと、

「わかったよカミュさん。上手くいったら教えろよ。明日まで、遅くとも明後日までにはやっておくからとりに来いよ」

と言ってくれた。


 俺は家に帰り、ククリコンは魔族の駐在者マナックさんに頼まれ旧セト領の土を掘り起こしに行った。

 俺は家で、最終的には人間の骨、人間の肉と同じ組成で義手を作れればいいと思いつつ、最初は骨は金属、肉はシリコン状のもので作れればいいと思った。


 これが上手くいけば、腕を切断されすぐにエリクサーを飲む及びパーフェクトヒールを唱えることが出来無い場合で、切断された腕が壊死した場合でも、人口の義手を付けることが出来る様になる、医学の発展につながると思った。


 色々錬金で組成し、ようやくシリコーンに近いものができる様になった。腕を構成する部位毎に硬度を設定し材料をそろえる。


 筋肉、肉、腱関係については完成した。後は明日鍛冶屋のラムザさんの所に部品を取りに行くだけだ。

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