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立て直しの計算

こんにちはだにこです


二作目なんで書くことないっすね

俺達は退却したあと立て直すのに要する時間などを計算して絶望した。


なんとそもそも兵力の立て直しに200日、そこから朝廷に許可を取り陳州までの道を突破していくのに100日、合計なんと300日以上かかるというのだ。


李克用や朱温はそのことに頭を悩ませている。立て直すとはいえど奴らは腹いせに民を多く殺すであろう。


かといって焦ってでてはそれこそ奴らの思う壺だ。俺は撤退を進めたが李克用は迷っている。


民だけじゃなくて全体の戦局を考えるべきだ。あとからでもどうにでもなる。


戦争をしているんだ。民が多少死のうが生きようが俺達はそれを戦局として冷静に見ねばならぬ。


だが李克用は情に厚い男だ。無駄とわかっていても目の前で人が死のうとしていては黙っていられない。


その意見の一点張りであった。


そうこう俺達の間でも揉めているときであった。陳州から手紙が届いた。


それは陳州一体を仕切っている役人からであった。そこには力強い字で一文だけ書いていた。



貴殿らが来るまで我々はいくらでも持ちこたえる故必ず憎き敵を討ち果たしてくだされ



彼らは300日以上かかること知っているのか。いや知っていたらこんな無謀な手紙はないだろう。


だが李克用はその瞬間机を強く叩いた。


「必ずや陳州を解放してやる。恩に着る陳州の強き民よ。不甲斐ない仲間ですまぬ。」


そのとき李克用の目からは血が流れ今までにない鬼の形相を見せていた。


「皆のもの!これより長安に退却し立て直す!


そして我が仲間が脅かされている陳州を必ず黄巣の魔の手から解放する!故に皆のもの退却だ!」


李克用はいつもヘラヘラしている。だがこのときの誓はまさに鬼であった。


俺のついてきた男は誰よりも情に厚くそして誰よりも男である。それが証明された。

どうでしたか?


切りよく終わりたかったので近年稀に見る短さとなってしまいましたが面白かったら良いです


気に入っていただけたらブックマークと評価、宣伝のほうおねがいします

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