最強の盾の完成
「李克用!」
俺は李克用のもとへ走った。
「来るな!周徳威!片目失ったほうが集中できる。
この正面対決を避けた卑怯者は俺が狩る。」
李克用は俺を静止し黄巣に標準を合わせ始めた。
バカ野郎が周りに敵がうじょうじょいるぞ。だが、その李克用を邪魔はさせない。
「周りのやつを李克用に近づけるな。あいつなら乱戦の中でも黄巣を狙える!
いいか、ここを絶対に抜かすでないぞ!」
そういうと李克用兵は凄まじい勢いで李克用を囲っている黄巣兵に突っ込んでいった。
絶対に邪魔させないから失敗するんじゃねえぞ。
俺も突っ込んでいった。
しかし流石に黄巣直下の兵士だ。今まで戦ってきた黄巣の兵たちとははっきりいってレベルが違った。
くそ、俺はまだいいが李克用兵が続々と討たれている。
気づけば俺達が囲っていたはずの戦況は俺達が囲まれていた。
でも一向に李克用が黄巣を撃ち抜く気配はない。
あれほどの名手が撃ち抜けなくなるほど片目の代償は大きいのだろう。
でも早くしろ。じゃねえと俺達の敗北が近づいてくるんだよ。
その時だった。
「もらった!覚悟しろ!李克用!」
俺達の兵士たちがついに押し込まれ李克用に向かって強靭な黄巣兵が襲いかかった。
それから雪崩れるように全員が李克用をめがけて襲いかかった。
李克用ははっきり言って今は無防備そのものだ。弓を持ちすぐに剣に持ち替えることなどできない。
かといって他の兵士たちは黄巣軍に一方的にされていてあてにならない。
「仕方ねえな。報酬は弾ませろよ。」
覚悟なんかここに来る前に決まってるんだよ。俺は李克用に来る刃をすべて体で受け止めた。
その刃はすべて体を深くえぐった。
「こん…な。卑怯な手で…。俺が止まると思うなよ!」
俺は血反吐を吐きながらそう叫んだ。
鉄槌を深く握る。そして黄巣軍の頭を順に叩き潰していった。
でもやばい意識が朦朧としてきた。
俺死ぬのかな。まあ最後役に立てなら良かった。
ー李克用視点ー
「徳威!済まない僕のせいだ!」
僕がヘマしたせいでここでも優秀な部下を失うのかよ。僕は腹が立って仕方がなかった。
黄巣を討ち取ることができない自分に。
気づけば矢も一本になっている。これで射抜けなければ徳威の努力が無駄になってしまう。
俺はすべての思いを込めて矢を放った。
どうでしたか?
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