『監察官ヒナ 登場人物紹介』#1
物語開始時点での登場人物紹介です
■ヒナ・カイラニ(18)
モーリオン・ギルド所属 特命監察官/専属秘書官(アリサ・シノノメ二等管理官付)
Bランクシンガー能力保有 色:蒼碧
リゾート惑星ミラジェミナβ出身。褐色の肌にブラウンの髪、切れ長でヘイゼルの瞳を持つエキゾチックな美女。
高位シンガーの父と観光地で働く母の間に生まれた私生児であり、母の死後にギルド入りした変わり種であることから、ギルドでは外様扱いされていた。
故郷の惑星でギルド支部が関わる不正の告発に関与し、その過程でギルドの高位幹部である二等管理官アリサ・シノノメという知己を得た。その際に不正をただす手段としてアリサから監察官補の資格を与えられたヒナは、協力者であるジャーナリスト、メナ・クロウリーと共闘してギルド支部長の不正を断つ事に成功した。
その後、正式な監察官になるため故郷を離れ、1年の訓練を経て新設されたばかりの「特命監察官」に任命された。
ヒナの装備:
・レゾナンスブレード
C3の共鳴波を刃に変えるエネルギーブレードの一種であり、シンガー能力の無いものには扱えない強力な武器。
元はアリサ・シノノメが自身の専用武器として開発させたものが量産され、現在では隠密行動を行う監察官に支給されている。
ブレードの色は本人が歌うC3の色に対応しており、ヒナの場合は蒼碧の輝きを持つブレードが生成される。
・ギルド章
SSランクのC3を用いたギルドの身分証。
三等管理監以上の役職者、もしくは監察官等の特別な立場の人間にしか与えられないものであり、これを掲げることはギルドを代表して発言することを意味する。
そのためギルド関係者に対する影響はもちろんのこと、ギルドと取り引きのある惑星……すなわちほぼ全ての惑星において、極めて有効な身分証となりうるものである。
・超光速艇「オンブル」
物語開始の6年前にギルドが極秘裏に開発したとされる、「影」の名を持つ一人乗りの黒い小型航宙艇。
亜光速航行しかできない標準的な航宙船とは異なり、超光速航行を可能とする特殊機関「レゾナンス・ジャンプドライブ」を搭載している。
極めて高価な機体であるため、銀河規模の組織であるギルドをもってしても多数は配備できず、現在は特命監察官や高位幹部に優先的に配備されている。
特命監察官制度が設立される契機となった機体であり、ヒナ達特命監察官はこの小型艇を駆り、惑星を巡りギルドが関わる不正や犯罪に立ち向かうことになる。
なおオンブルの航行能力は「1度の出航につき1度だけ5パーセク(約15光年)までの距離を跳躍可能」というもので、さらにはDランク以上のシンガー能力を持たない者には操縦が出来ない性質から運用面での難点を抱えている。
■マリエッタ・ブースタリア(14)
モーリオン・ギルド所属 専属秘書官(アイリス・ブースタリア二等管理官付)
Eランクシンガー能力保有 色:黄色
丸眼鏡が特徴的な小柄で華奢な少女。
ギルド高位幹部であるアイリス・ブースタリアの専属秘書官であると同時に養女でもある。
若干14歳にして複数の学位を持つ才女であり、極めて高い情報処理能力や作戦立案能力を持つ。
マリエッタの装備:
・エクソギア「ブリギッタ」
古代文明由来のロストテクノロジーで建造された戦闘用ドローン。
横幅3m程度の人間型上半身が浮遊しているという奇妙な外見だが、遺失技術である完全な重力制御が可能である上に、この時代の兵器を軽く凌駕する極めて強力な機体。
普段は小型航宙艇リュミエールの船底に懸架されており、マリエッタのコマンド「ブリギッタ・オンステージ」によりグラビティスリングによって射出される。
・超光速艇「リュミエール」
ブリギッタと同じく古代文明の産物である「光」の名を与えられた白い小型航宙艇。
「オンブル」の原型機でもある。
同型機が3機現存しているが、マリエッタが乗る機体は2号機にあたる。
3号機はテロマー「ヨーコ・ハヤマ」が所有、1号機はギルドが回収しリバースエンジニアリングによってオンブルの開発に用いられた。
元々は超光速船アルカンシェルの艦載艇として開発されたものであり、普段はアルカンシェルの艦首にドッキングしているが単艦での運用も可能。
なおリュミエールの航行能力は「1度の跳躍で3パーセク(約9光年)まで跳躍可能」かつ「2度までの連続で跳躍が可能」。
また自力でフォトンエネルギーを充填することが可能で、時間を掛ければ単艦で遠方まで移動することもできるためオンブルよりも汎用性が高い。
■アリサ・シノノメ(143)
モーリオン・ギルド所属 二等管理官
Eランクシンガー能力保有 色:蒼
惑星ペレジス出身、ヒナの主にあたるギルドの高位幹部。
長命種「テロマー」であり、外見は17歳前後の金髪碧眼美少女。
人類を超越した種であるテロマーの種族特性から常人離れした治癒能力と身体能力を誇り、ブレード使いとしても銀河で五指に入ると評される。
かつてギルド支部長と惑星の指導者を兼務していた才媛であり、故郷の惑星では「永遠の女帝 (エターナル・エンプレス)」、他惑星では「ギルドの女神」と称される有名人。
スターゲートを巡る出来事の責任を問われ、現在惑星ペレジスにて無期限謹慎中。
本編である「少女は大宇宙で虹と歌う」の主要登場人物であり、ヒナの物語には直接登場しない。
■メナ・クロウリー(49)
フリージャーナリスト
惑星ヴェリザン出身のジャーナリスト。
故郷の惑星を滅亡の淵へ追い込んだ元扇動者であったが、アイリス達との出会いを通じて悔い改め、罪を償い惑星復興に尽力した過去を持つ。
現在は娘である銀河的オルガニスト、レイラ・クロウリーのコンサートツアーに同行し、星々を巡りながら自らの罪を語る講演活動を行っている。
惑星ミラジェミナβでヒナと出会い、ギルドの不正と惑星の搾取構造を打破した「英雄」であり、ヒナにとっては「師匠」でもある。
■アイリス・ブースタリア(16)
モーリオン・ギルド所属 二等管理官
Cランクシンガー能力保有 色:朱
惑星CM41F3C出身、マリエッタの主にあたるギルドの高位幹部。
元は人間だったが一度死亡し、人造の存在である「セレスティエル」として再生された。
ライトブラウンの髪と赤い瞳を持ち、小柄だがメリハリの効いたプロポーションを持つ快活な美少女。
多くの惑星を救った伝説的な「英雄」として知られているが、本人は英雄と呼ばれることを好まない。
スターゲートを巡る出来事の責任を問われ、現在惑星ヴェルデナにて無期限謹慎中。
本編である「少女は大宇宙で虹と歌う」のメインヒロインであり、ヒナの物語には直接登場しない。
■トワ・エンライト(16)
モーリオン・ギルド所属 クリスタルシンガー
Sランクシンガー能力保有 色:碧(全色調律可)
惑星CM41F3C出身、銀髪に虹色の瞳を持つ小柄で華奢な少女で、アイリスの義妹。
人造の存在「セレスティエル」であり、「歌」のエレメントから生み出された「エトワール」。
表向きはSランクシンガーということになっているが、実際はSSランクに相当する歌の申し子。
歌から生み出された存在だけあって、やや浮世離れした感性的な言動が目立つが、心優しい少女。
物語の舞台であるペルセウス腕で唯一無二の「本物の超光速船」であるアルカンシェルのオーナーでもある。
現在、謹慎中のアイリスに付き従い惑星ヴェルデナに滞在中。
本編である「少女は大宇宙で虹と歌う」のメインヒロインであり、ヒナの物語には直接登場しない。
※キャラクターの画像はStable Diffusionで生成したものです




