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グル廃坑の戦い[グレイ]

グル廃坑はグル低山にある廃坑。

その廃坑がダンジョン化した上に活性化している。


部隊は警備隊から第1〜4隊、騎士隊から第3〜6隊、ダンジョンコアを鎮静化する封印隊がきている。

冒険者からは突入隊として2〜6級冒険者、後方支援として7〜9級冒険者を集められるだけ集めた。

陣形はグル低山を囲むように配置している。

俺達の部隊はグル廃坑入口まで戦線を押し進める事が役目だ。

グル廃坑入口はここから100mくらい先、森と坂道を登った所に存在する。


「グレイ隊長!第一波の魔物達が来ます!数は40前後!第8、7位の魔物群です!」

来たか!第一波!

部隊の指揮は各隊長に任されている。

「まずは弓だ!放て!」

他の隊からも矢が放たれ、押し寄せる魔物群に突き刺さる。

「残りは歩兵部隊で狩る!その後から盾隊が戦線を上げろ」

「おらっスよ!」

「はぁっ!」

部下のヘクトとユウもこの位の魔物には遅れを取らない

ずっとこの位の魔物なら問題なくグル廃坑入口まで戦線を上げられるんだがな。

盾隊も後から大盾を構え戦線を上げてくる。

その後を、弓隊、魔法隊、冒険者達がついてきていた。

「第ニ波が来ます!数30!第7〜5位の魔物群!中にクロウベアがいます!」

もう第ニ波か!

しかも第5位魔物のクロウベアがいるとは、クロウベアは前脚の爪が鋭く、その爪と体重を使った力任せの攻撃をしてくる熊だ。

近づかせたら駄目だ!

「魔法隊!クロウベアを優先撃破だ!弓隊はその回りの魔物を攻撃!」

魔法隊がクロウベアに魔法を一斉に発動。

火や風などの魔法がクロウベアに炸裂する。

「よし!前進!前進だ!」

歩兵部隊と魔物達の戦闘が始まる。

俺も加勢し魔物を倒していく

「怯むなよ!戦線を上げろ!」

グル廃坑入口が見えてきた。

だが…

「第三波きます!数30!全部が第五位の魔物です!」

最悪だ!これでは第三波に対応している内に第四波が来てしまう!

「なら!」

俺は腰に下げた革袋に手を入れ、モミジから買った使い捨ての魔導具を取り出す。

「今から[雷光球]を使う!使った後に冒険者達と封印隊はグル廃坑に突撃しろ!」

俺は[雷光球]という名の球をグル廃坑から出てきたばかりの第三波に投げつける。

[雷光球]

野球ボールサイズのガラス玉の構造は三層にわかれている。

一層目は[ピリリ草]の雷成分を30本分濃縮した液体。

ニ層目は[ビリッホッパー]10匹から取り出した雷を増幅する成分の濃縮体液。

三層目は増幅の刻印を刻んだ[魔石[極小]。

その[雷光球]が割れた時に一つになると…


バチィィィン!!


と割れた地点から半径20mに強烈な電撃を発生させる。

電撃を受けて痙攣する魔物、絶命する魔物の二つしか存在しない。

雷に耐性が無ければひとたまりもないようだ。

「突撃しろ!」

動揺する冒険者達もいたが俺の声で正気に戻るとグル廃坑に突撃していく

「よし!少し戦線を下げて出てくる魔物に対応するぞ!」

ダンジョンの中では冒険者の方が専門だ、任せるしかない。

「冒険者達と封印隊が鎮静化させるまで魔物を倒せ!王都の方に行かせるな!」

「「「おぅっ!!」」」

[雷光球]は冒険者にも持たせた。

上手く使ってくれるだろう…


モミジには感謝だな…無事帰れたなら何か礼をしないとな。










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