掃討準備
あぁ…私はダメだ……
どうも、binnです。
前回ショウコを撃破したエヴァル、残る敵はオルギリウスのみ、
エヴァルたちはオルギリウスを倒すことができるのか?
それでは第2章第45話お楽しみください!
「なるほど、つまり後はオルギリウスっていう聖騎士だけという事ですね」
「まぁ、そういう事だな」
小屋に戻りリンネに傷を治してもらった後、先程まで自分がしていた死闘を話し、
ターゲットをどう追い返すか、または倒すかで話し合っていた。
「その聖騎士は至近距離で衝撃波を喰らっても無事なんですよね?」
「うーん…なんか聖骸の天衣とかいってたしスキルで守っていたんだと思う……」
「聖骸の天衣っていったら上位聖騎士が使うスキルじゃ無いですか!?
上位聖騎士がこんなところに来るなんて……ただの聖騎士かと思ってましたよ…」
「そういや、あいつも上位聖騎士って名乗ってたな、でも上位聖騎士って聖騎士と何が違うんだ?」
「上位聖騎士は聖騎士の中で優秀な戦績を残した者が上位聖騎士になれます、さらに信能もただの聖騎士より強力なものを持っている場合が多いですね」
「なるほどなぁ………」
「あれ?ってことはつまりあの聖騎士は………」
「かなりの実力者なんじゃ無いでしょうか」
「やっぱりそうなのか……うぅむ…どうしたものか……」
『やはりラストに行かせた方が良いのではないでしょうか』
「でもラストはなぁ…あいつはとんでもない速さで攻撃して来るし結構キツイと思うんだよなぁ…」
「とんでもない速さですかぁ……うーん…瞬歩ですかねぇ…?」
「いや…確かあいつは一線撃葬ってスキルだったかな…」
『一線撃葬と言えばアレですね、ブラハ流派の特有スキルですね、少数流派なのでなかなか見ないスキルですよ』
「特有スキルかぁ…そういうのって強いんだよなぁ……」
『一線撃葬は簡単に言えば筋力一時的強化を足だけに集中させ、一点に強力な一撃を叩き込むスキルです、しかもどういうわけなのか離れれば離れるほど威力が上がります』
「離れれば離れるほどねぇ、アレだろ、離れるほど避けられやすくなるとかだろ」
『えぇ、そのとうりです、離れた位置から狙うほど相手に謎の悪寒が出ます、それが合図です』
「あぁ…アレか」
『そこでです、ラストに行かせることにより離れながらにして攻撃し、相手の攻撃は避けられるというわけです』
「ウゥム……大丈夫かなぁ…?」
「うぅん……私はなんとも言えないですねぇ…」
『まぁとりあえず戦わせてピンチになりそうだったら助けてあげましょう』
「そんなもんでいいのかなぁ…?」
「というよりその聖騎士はどこにいるんですか?」
『聖騎士の場所はどこ把握しているので気にしないで大丈夫です』
「あぁ、なるほど、わかりました」
「てかラストは?」
『ラストはいま私が保管しています』
「えっ?保管?」
『ダンジョンコアのスキルである空間歪で別空間に入れてます』
「マジかよ…グリードさんすげぇ」
「つまりグリードさんのスキルでラストは別のところにいるって訳ですね」
『そうです、ダンジョン内ならどこに出すかも決められるので今からでも聖騎士の元に送り込めますよ』
「あ、そうだ魔封玉ってもう無いの?」
『実は魔封玉はもう無いんですよ……あの時渡したのが最後の魔封玉なんです……』
「そっか…」
「あ!そうだ、俺も一緒に行って速攻で終わらせちまおう!」
『本気ですか⁉︎』
「まぁ勢いが大事なんだ、多分いける」
「私も行った方がいいのでしょうか…?」
『あなたも行くとするならなるべく援護に回った方がいいでしょう、ちまちま主やラストも回復させるようにしてください』
「そうですか…では私も行きます!」
『わかりました、それではこの中に入ってください』
グリードがそう言うと、グリードの横の空間が裂けて人が入れそうな入り口が出来た。
「……入れんの?」
『入れます、入っても問題ありません、さぁ、早く入ってください』
「うぅむ……んじゃぁ…入るか」
「そうですねぇ」
『お二人が入ったら聖騎士の後ろあたりに出口を作りますのでそこから突撃でもなんでもしてください』
「わかった、それじゃあグリード、頼んだぞ」
『任せてください』




