対ショウコ戦
うでぁぁあぁぁぁ!
どうも!binnです。
遅れてしまい申し訳ありません!かなり深刻なスランプ気味に陥っておりかなり危険な状況であります……
それでは第2章第44話お楽しみください!
「エフフッ……あなた、魔術を封じた程度でこの私に勝ったつもりでいない?言っておくけど魔術がなくたってねぇ……私にはできる事ぐらいあんのよ」
「なるほどなぁ、んじゃあ早めに気絶してもらいたいもんだなぁ」
「やってみなさいよダンジョンマスタァァア!」
ショウコが叫び終わると小さな声でボソッと何かを呟き、常人には出せそうに無い速さで駆け始めた。
「くッ!【筋力一時的強化】!」
「無駄な行動はやめた方がいいわよッ!」
ショウコの声がしたと思った時には地面に叩きつけられ、拳を振り上げるショウコの姿が目に入った、
その拳が振り下ろされるのを見て、体をひねりすんでのところで回避する。
ショウコが手の痛みに固まっているうちに立ち上がり距離を取る。
「まさかあれを避けるなんて思わなかったわぁ……おかげで手が傷ついちゃったじゃ無いの」
「知るか!こっちは精一杯だっての!【火散弾】!」
「火散弾ねぇ……炎魔法最初期から使えるくせに牽制や攻撃にも使える万能なやつねぇ、でもね、そんなんじゃすぐ避けられちゃうのよ」
火散弾を余裕の表情で避けると次は私の番と言わんばかりにグッと力を込める。
しまった!奴の攻撃が来る!どうする……!
そうだ、防御の魔法があったじゃねぇか!
「【火の障壁】!」
「エフフフ……そんなんで守ったつもりなの?言っておくけど火の障壁は魔法とかにしかイマイチ効果を発しないのよッ!」
ショウコの発言とともに火の壁を突き抜けて無数の小石が飛んで来る、
油断していたせいか小石を顔面に受け怯んでしまった、気がついた時にはショウコの姿は目の前から消えていた。
「な…!どこに行った!?」
「後ろよマヌケェ!」
ドンッっと背中をすごい力で蹴られ前のめりに倒れこむ、
ショウコはそんな様子を見てとても喜んでいるように見えた。
「エフフフフフッ無様ねぇ?魔法を使えるのにその様なのかしら?えぇ?」
「くッ……!【風撃つ羽】!」
「くぅ…痛っつ……な、何してくれんのよクソやろぉおぉ!ふざけんじゃ無いわよ!」
「クソ野郎はお前だ!」
「こんのっ…!」
ショウコが胸倉を掴みこれでもかと言わんばかりに顔面を殴りつける、
更に畳み掛けるように顔を両手で抑えると、顔面に膝蹴りをする。
それでも気が済まないのか腹を思い切り蹴り飛ばし、仰向けに倒れ込んだ、
その上からグリグリと胸を圧迫する様に靴で何度も踏みつける。
「エフッエフフフ!どう?魔術も使えない相手にボコボコにされる気持ちはさぁ!教えて欲しいわぁ!」
「……自分を過信している奴は自分を追い込むことをしてしまう……知ってるか?」
「…はぁ?何言ってるのかしら?偉人の言葉って奴?」
「いいや、偉人じゃなくて俺の言葉だ」
「ふん、窮地に追い込まれた負け犬の遠吠えってやつねぇ、ほんっと無様だわぁ」
「残念ながら……窮地に追い込まれたのはお前の方みたいだな」
「は?」
ショウコが気づかなかったのを確信し、
両手でしっかりとショウコの足首を掴むと大声でこう叫んだ。
「【 風 撃 つ 羽 】!!!」
「しまっ…!」
ショウコがエヴァルの策略に気づいた時にはもう遅く、風の刃がショウコの足首を切断していた。
「ぁぁあぁぁぁぁぁぁぁああぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁああぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁッっッッっ!!!!!」
ショウコが足首を失う痛みに絶叫している間にエヴァルはヨロヨロと立ち上がりショウコの目の前に立った。
「クソォェォッッ!殺すゥゥゥウ!殺してヤルゥゥッゥッッ!絶対ぃ!絶対殺ズゥうぅ!ウグギィヤァぁあぁぁぁ!許さないぃ!絶対!絶対に後悔させて殺してやるゥッ!」
「いや、俺が殺される前にお前がさよならだ!【衝撃波】!」
ショウコの顔面に衝撃波が直撃し、ショウコは吹き飛ばされ崩れる様に倒れ込み、ピクリとも動かなくなった。
「……や、やったぞ!ついに奴を倒したんだ!やっと安心できる!」
『主、思い出してください、確かに一番の脅威であるそいつを倒しましたが、まだそいつの腰巾着の聖騎士がいます』
「あぁぁ…そうだった……クソゥ…一体どうすればいいんだ、俺はもう満身創痍だってのに……」
『まぁ大丈夫です、ラストあたりに任せてしまいましょう』
「ラストに任せるか……大丈夫かなぁ?」
『ラストですし大丈夫ですよ、そんな事より早くリンネに治してもらいましょう』
「あぁ…そうだな、とりあえずリンネに治してもらうとするか……」
グリードの言葉に従い、傷ついた体を無理やり動かしリンネのいる小屋へと向かった。




